12回目はKOFシリーズのボスが一人にしてオロチ八傑集、吹き荒ぶ風のゲーニッツ。
黄
レベル:2 コスト:1 トリガー:1
パワー:10000 ソウル:1
特徴:《オロチ》・《神》
【永】相手の前列のキャラすべてに、パワーを+1000し、《オロチ》を与える。
【自】[⑥]相手のアタックフェイズの始めに、前列にこのカードがいるなら、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、相手の前列のキャラすべてに、そのターン中、次の能力を与える。『【自】このカードがアタックした時、あなたは他の自分の前列のキャラを1枚選び、控え室に置く。』
ボスらしくド派手な能力を持ったカード。
1コストでパワー10000という圧倒的パワーであるが、相手の前列の全てのキャラクターにパワー+1000を付与する(ついでに特徴オロチも付与する)ので見た目ほどパワーは高くない。のであるが、ゲーニッツに応援がつくとパワー10500でパワー9500のキャラクターと同値になるので、相手が相討ちを嫌がったりカウンターを警戒して場持ちする場面がしばしばある。
おまけに、6コスト払う高コストのテキストは使用できれば相手の場を決壊させる事ができる大技だ。
6コストを溜めるために専用の構築が必要になるが、このテキストは相手のアタックフェイズの始めに使用するので、自ターンに3コストある状態で三回殴れば6コスト溜められると考えれば意外と簡単に溜められる気がしてくる。
なので、試合のフィニッシュにだけ使うつもりの場合、プレイングにさえ注意すればそこまで構築に気を使う必要はなかったりする。
もっとも、二度も三度も使用するつもりならばその限りではないが。
特徴が神、オロチと他タイトルと被りづらい特徴なので、アッシュと併せやすいうえに、アッシュがストックブーストを持つのでゲーニッツの能力が使いやすくなる相性の良い組み合わせ。
庵ルガールデックにゲーニッツを入れ、ルガールのテキストかゲーニッツのテキストの二択を状況に応じて選べるようにしてみるのも悪くない。
また、コスト1なので、紫炎と緑炎で手札に戻しやすいのも好印象だ。
ここまで書いたが、筆者のKOF内評価百点満点採点では50点とさせて頂きたい。
やはり、せっかくのパワー10000も相手のパワーを1000上げるので無駄になりやすく、テキストも何だかんだ言うが結局、二回は殴られてしまうので微妙に感じる事が多い。
しかし、戦況を変えることが出来るスペックは十二分に持っているのは確かなので、相手の場を良く見て上手く使っていきたい所。
このカードは弱いと言えばやはり弱い。しかし、構築、プレイング、カードプールの把握。とプレイヤーとしてカードゲームに必要な技能を要求してくる代わりに、使いこなせた時の見返りは十分にあるうえ、環境に置いてかれているKOFの勝ち筋となりうるので、このカードの採用を考えるのは悪いことではないだろう。
ちなみに、筆者の好きな戦法は、ひたすらコストを貯めて、ゲーニッツの効果を使用後、カウンターで紫炎と緑炎を使用する戦法だ。
相手の場がスッカスカになるのはもとより、上手くいけばゲーニッツのパンプ能力が消えて相手のキャラクターを返り討ちにできたりするぞ。
H28年4月29日追記、再スタンド対策でゲーニッツの使用案を考えました。
アッシュデッキにピン差ししてどの程度使えるか確かめてみます。
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テーマ: | 投稿日時:2015/09/03 23:23 | |
TCGカテゴリ: ヴァイスシュヴァルツ | ||
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