この記事は、保険のようなものである。
というのも、年内であと何度更新出来るか分からず、あるいは更新が出来ない(する気が起きない)まま年を越してしまう可能性があるからだ。
つまり、私のガンダムウォーに対する熱意とはその程度のものであり、そんなやる気の無いプレイヤーの戯言だと見下すくらいの生温かい視線でこの記事を見ていただけると、幸いである。
さて、2009年の総括。
と言っても、例えば2009年で全国で話題になったデッキやカード、私自身が使っていたデッキやカードをいちいち挙げていたらキリが無いし、文章力に乏しい私がそれを書いたところで、難解な暗号文のような出来になるのは必至である。
そこで、「2009年ガンダムウォーで一番衝撃的だった出来事」という形で、一点に絞って今年の締めくくりとしたい。
今年なんといっても衝撃的だったのは、指定国力OOのルール改正ではないだろうか。
これまでは紫以外の色を組み合わせることで支払っていたOOの指定国力であるが、今回のルール改正では紫基本G+紫以外の色、あるいは紫以外の3色を組み合す必要が出てきた。
これまでのOO勢は「強烈な色拘束の代わりに優秀な戦闘力、テキストを有する」という立ち位置であった。
問題となったのは、やはり破格の能力である。
確かに色拘束は厳しかったのだが、その代わりとして得られるカードパワーはルール改正以前としては群を抜いており、結果として環境に大きな影響を与えた。
OO勢が環境に与えた影響の一例としては、カードパワーの底上げである。
メタの中心としてOOが存在していたため、これらのカードに対抗しうるテキストを持ったカードを入れざるを得なかった。
ガンダムヴァーチェの持つ範囲兵器(4)を避ける為に、耐久5未満のユニットの採用数が激減したのである。
これはあくまで環境変化の入り口であり、「相手が4国溜まるまでに試合を決めよう」という意図で作られたブースト謙信、あるいはブーストガンダムの登場によって、デッキパワーのインフレ、環境の高速化を引き起こした。
ここで意外なことに、(後手後手と言えるが)オフィシャルが動いた。
これが前述したルール改正である。
私は去年の10月下旬あたりからガンダムウォーを始めて、1年とちょっとオフィシャルを見てきたのだが、これほど潔い判断は初めてであった。
過去にもシャア・アズナブル(EB2)の制限をはじめとした禁止・制限の追加、エラッタ等が行われたようだが、私がOOのルール改正以前まで抱いていたオフィシャルのイメージとしては、「ユーザの声に耳を傾けない」というものであった。
私がこのカードゲームを始めてからこっち、大規模な整備が行われていなかったからでもある。
そんな悪いイメージが、今回のルール改正によって覆された。
相変わらずパワーのインフレも収まっておらず、様々な対応によってオフィシャルが迷走しているように感じているユーザも多いようであるが、良い意味でも悪い意味でも、オフィシャルは精力的に動き始めているのだ。
一ユーザとして私自身もオフィシャルに言いたいことは多々あるものの、しばらくは静観していく次第である。
手法こそやや迷走しているものの、企業として利益を追求する姿勢には素直に関心するし、その方向性は決して間違っているとは言えない。
あとは如何にして標的顧客のニーズに応えるか、これこそが最大の問題であると言える。
例えば公式サイトのコンテンツのひとつとして「お客様の声」などを設置するなど、ユーザに対する姿勢を示すことが、重要ではないだろうか。
来年は私も3回生となって就職活動をする必要が出てくるわけだが、それまではしばらくガンダムウォーを続けていこうと思う。
全く結果を出せなかった今年は「準備期間だった」と大声で言えるように、来年は結果を出せるようにしたい。
また、自分自身に最も適したオリジナルのデッキを開発することも、目標の一つとする。
環境を整備することはオフィシャルの仕事であるが、結果を残すこと、目標を達成出来るかどうかは、ユーザ一人ひとりの努力によるものである。
テーマ:雑談 | 投稿日時:2009/12/22 10:45 | |
TCGカテゴリ: ガンダムウォーNEX-A | ||
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