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小川集中って強い?

特にネタがないので適当な話を


スーパースタンが今年もあると信じていろいろ試しているのですが、小川集中は今でも強いのかと疑問に思いましたのでちょっと考察してみましょう


ここでの小川集中はセラシエまたは虚無ルイとします



※効果を知らない人のために追記

小川で遊ぼう! 青 1/0

あなたは2枚まで引き、自分の手札を2枚選び、山札の上に置く。


セーラー服のシエスタ 青 0/0 1000

【永】 他のあなたのカード名に「サイト」を含むキャラすべてに、パワーを+500。
【起】 集中 [(1) このカードを【レスト】する] あなたは自分の山札の上から2枚をめくり、控え室に置く。それらのカードのクライマックス1枚につき、あなたは2枚まで引く。


虚無のルイズ 赤 0\0 2000

【起】 集中 [(1) このカードを【レスト】する] あなたは自分の山札の上から2枚をめくり、控え室に置く。それらのカードのクライマックス1枚につき、あなたは自分の控え室のキャラを2枚まで選び、手札に戻す。




必要パーツが小川、CX2枚、集中キャラ、1コストで舞台の後列枠とレストを用いて4枚ドローまたは4枚回収なのですが


手札:小川、CX、CX、集中   から1コスレストで

手札:小川で引いた2枚+集中で引いたまたは回収した4枚  になります


4枚から6枚で+2枚ですね。ここでいくつか考えましょう


必要パーツのうち、小川とCX2枚は引くしかありません。一応回収やサーチするカードもありますがそれを入れると余分にコストや枠を消費し、CXシナジーなどが固定される恐れがあります。


そもそも『手札を増やすため、デッキをまわすためのエンジン』を動かすためのカードを入れるって何かおかしい気がしませんか?(AしやすくするためにBをいれて、BしやすくするためにCをいれるという感じですね。)

それによって欲しいカードを引く確率も下がるわけですし


つまり基本的に集中キャラ以外の3枚は引かなければならないということになります。


ここで問題になってくるのはCXを複数握っておく必要があるということです。そのまま小川を引けずにリフレッシュすると大変なことになりますし、事前に捨てようにもCXは1ターンに1枚しか打てず捨てるためのカードを別に必要とします。


つまり小川集中にはリスクが伴っているわけです



次は集中キャラについてですが、小川からつなげる以上前述の2枚がもっともよいと考えます。ふつうのレストタイプの4枚集中の場合


手札:4⇒小川で引いた2+集中で持ってきた2=4  

このように手札の枚数は変わりません。手札を増やすタイプでない集中に関してはそもそも論点が異なります。またセラシエで小川集中セットを引くこともありますが狙えるわけでもなく、高い確率で発生するわけでもないので議論しません。



さて、セラシエと虚無ルイのテキストをみるとどちらもほぼ集中バニラです。また、4枚集中と違い適当に発動しても成功する確率は低いです。(4枚集中が2ターンに1ヒットとすると4ターンに1ヒットぐらい?)

また、デッキ圧縮性能も4枚集中に劣ります


つまり集中単体でみると他の集中より弱いということになります


後列枠を圧迫してしまうのも問題です。常時パワー上昇系の後列キャラでないカードに枠を使うのがどういうことかネオスプレイヤーならわかるでしょう。


盤面を取れない⇒ダイレクト回数が減る⇒ソウル不足


トリガーによるソウル上昇を考えると、小川というイベントに枠を使う必要があるためどこまで信用できるか…といったところでしょうか

手札からCXを打つことを考えると、そもそも小川集中のために握る必要があるのであまりあてにできないでしょう


実際にスーパースタンではソウル不足解消のために全体ソウル+2のCXを採用している方がいました。あと、確か決勝戦に恒常的に高ソウルを出せるちはやチェンジ採用のデッキがありました。


また、一度小川集中を成功させて後列に集中キャラがいる状態でもう一度小川集中した場合は単純に追加で手札+1ですが、小川集中の回数はだいたい1試合に2~3回程度(運が悪いと0~1回も)でしょうか



これだけ欠点を上げてきましたが小川集中の利点、強みとはなんでしょうか


それは軽いコストで大量のアドバンテージを得られるということです



…でした。昔は



カードプールが増えて、ある程度インフレした現在ではそこまで強力かといわれると…


マスターリッカ、滝壺、ちょっと古いけど前の記事の長門、島風のようなノーコストサーチなどなど


最近では手軽にアドバンテージを稼げるカードが増えてきました。それらと比較すると小川集中はリスクリターンがつりあっていないように思われます。


以上のことから実は小川集中は現在そこまで強くないといえるのではないでしょうか





しかし今の時期に小川集中の考察ってどうなんだろうか…


意見、反論、感想などありましたらどうぞ

登録タグ: スーパースタンダード  小川集中  考察 

あなたはこのブログの 1925 番目の読者です。


テーマ:カード考察投稿日時:2014/06/24 15:44
TCGカテゴリ: ヴァイスシュヴァルツ  
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現在“13件”のコメントがあります。
メイドかもね 紅焔 さん [2014/06/24 18:44]
神木ハンデスも小川集中の派生なんだけどね
セトSD dogma さん [2014/06/24 19:10]
>紅焔 さん コメントありがとうございます

小川集中は瞬間的に手札が大量に増えるので それが神木と相性がいいんですよね

結局神木ハンデスって使ってる側も同じだけ手札捨ててるんでハンデスした方も手札2~3枚とかになります。(された方は0枚ですが)


ただ最近は手軽に手札を増やせるカードが増えているので一旦返されると神木ハンデス側はつらいです。デッキの枠の問題もありますし。


正直神木ハンデスは過剰評価だと考えています。強いんですけど騒ぐほどじゃないと思います。同じような考えのスタンプレイヤーもちらほら見かけたり。
無題 こんにちは さん [2014/06/24 21:08]
エンジンとして小川を使うのであれば確かに使いづらいと思います。

最近そこまで小川に頼り切るデッキはないので[気づいてないだけかもですが]微妙なのはしょうがないと思います。

しかしながら強かったのも確かです。
少し読んで思ったことは小川集中メインのデッキで1試合に2~3回しか打てないのはデッキが機能してません 

ひどい時では1ターンに2回リフすることも・・・・そんなことができるのが小川でした。お手軽ですごく強く見える組合せだったんです。昔の話をすると遊戯王と違いヴァイスはスタン環境で強いデッキタイプが流行るのはだいぶ遅いです

小川集中は流行ったのが半年後、神木に至っては2年後です

なのでまだ小川集中メインで強いデッキがあるかもしれません。
それを考えてみる方が楽しいかもですよ
長文失礼しました

セトSD dogma さん [2014/06/24 22:30]
>こんにちは さん コメントありがとうございます

コメントを見るに初期のスタン環境の経験者ですね


こういう方との議論をしたかったんですよ


1試合に小川集中が2~3回で少ないということはまわると4回以上打てるということですよね。つまりデッキに4枚ある小川を4回以上引いてるということになります。


当時の環境だからなのかそれとも主の構築が悪いのか、はたまた運が悪いだけなのか…


スーパースタンを組む際にまず小川集中から考えていたのでいったん小川集中から離れるか、本当に小川集中は必要なのかと思いいろいろ考えていたところでした。

木山春生 K さん [2014/06/24 23:49]
コメント失礼します。

小川集中は圧倒的に強いと思います。
まず、使わない立場に立つと、相手が小川集中により早期のリフ、擬似リフ連打、および高圧縮を作ってくるため、正直勝負になりません。滝壺や島風をあげていますが、比較にならないクラスかと。
小川集中を使う立場に立っても、パーツが引けなかった場合は確かにきつい勝負になります。が、だからといって小川集中を採用しない理由にはならないかと。
実際、パーツがそろうかどうかは構築とプレイング次第かと思います。星杏、ことみの2枚が主軸になって以降、その成功率は相当高くなりました。

小川集中の環境で小川集中を使うと、低い確率で回らずに負けることもありますが、小川集中を使わないと、最大値を出しても、小川集中の前にひれ伏すことになるかと思います。


長文失礼しました。
セトSD dogma さん [2014/06/25 00:01]
>K さん  コメントありがとうございます

質問なんですが実際に小川集中を使った、あるいは使われたことはありますか?
木山春生 K さん [2014/06/25 01:26]
使ったことありますよ。というより、小川が禁止されるまで、ネオスタンダードはやっていませんでした。
セトSD dogma さん [2014/06/25 17:11]
>K さん

なるほど、実体験に基づいた意見というわけですね。というか昔からのヴァイスプレイヤーなのですね。失礼しました。


使わない立場に立つと~の部分について、序盤に小川集中ができる前提の話になっていますがそううまくいくのでしょうか。ただ、実際に小川集中環境の中にいたことがあるようなのである程度信用はできます。

また、小川集中による圧縮についてですがセラシエで集中して4枚引いて次のターン小川集中できない場合と普通の4枚集中を2ターン続けて行うのではデッキを削る枚数が同じなのではないでしょうか。さすがに2ターン連続で小川集中できるのは稀だろうとおもいます。

これらから小川集中による圧縮は圧倒的とはいいづらいと思いましたがどうでしょうか


使う立場に立っても~の部分については、回ったときと回らなかったときの差が大きいデッキをどう評価しているかによると思いました。姫乃早だしがよい例ですね。あれも8割ほど回るらしいのですが残りの2割はどうしようもないとのことなので主の評価はあまり高くありません。

パーツがそろうかどうかは構築とプレイング次第とありますがこれは主がうまくまわせていないだけの可能性もあると思いました。小川集中の環境でやっていたあなたの方が小川集中をうまく使えるでしょうから。
【アバター】東北「三瓶夢希」 トーマ さん [2014/06/25 21:24]
コメント失礼いたします。

個人的な感覚で言うと『小川集中』が強いのではなく、『小川で遊ぼう』が強いです。
記事にて「集中キャラと小川とCX2枚を引いてないとダメ」とありますが、小川さえ握ってればなんとかなることも多く、例えCX1枚でもルイズ勢は2枚増えるのでそれだけでも十分強いです。
また、最近だと「愛にひたむき 美琴」(通称焼き美琴)という更にアドが取れるカードが出たため、より強くなっているかと思います。
セトSD dogma さん [2014/06/25 22:58]
>トーマ さん コメントありがとうございます

なるほど「『小川で遊ぼう』が強い」ですかそういう考え方もいいですね。

よく考えるとトリガーを2枚確定させるのは強いですね。

「愛にひたむき 美琴」ですか…ちょっと能力を見に行ってきましたが1レベル以下焼きだとどうしても花束ハルヒと比べてしまいます。あちらと違い扉以外でもよいのは利点ですが。
木山春生 K さん [2014/06/26 01:48]
小川集中って、一度始まると止まらないものなんですよ。特にシエスタが使えた時代は、桜の看病と小川をループすることで、1ターンで高圧縮を作ることが可能でした。4枚めくる集中では絶対に出来ない芸当です。

また、小川集中における扉の話ですが、小川集中では扉はあまり好まれません。それは、ハンド7枚でバトルに入ることが非常に多いからです。小川集中が始まれば、手札アドバンテージなど無いようなものなので、袋アイコンが好まれました。
トーマさんが美琴を挙げてるのは、どのアイコンでも発動するからかと思われます。
セトSD dogma さん [2014/06/27 00:25]
>K さん

桜の看病と袋ですか、緑はアクエリアスくらいしか思いつきませんでしたがそういう考え方もあったのですね。今のゲームとは 次元が違うようなのでいつもと違う考え方が必要のようです。これはもっと研究してみる必要がありますね。

貴重な意見ありがとうございました
【アバター】東北「三瓶夢希」 トーマ さん [2014/06/27 22:39]
>dogmaさん

美琴の利点として、『バトル前に相手のキャラを除去できる』という点があります。
バトル前ですのでそもバトルを発生させる必要がなく、また手札によっては相手の前列を全て除去することも可能です。
もちろん、盤面が開くのでダイレクトでソウルも上がり、またバトル発生がないので相手にカウンターステップを使わせないというメリットがあります。
他にも、『小川でトップCX、美琴で除去からの山札5枚以下擬似リフでCXを戻す』などといった少しトリッキーな動きも可能なので、スタンだと採用率が上がるのではないかと推測しています。