煽ってるつもりはないんです、ただちょっと正直なだけで

センス
チカラ
アバレ
（配点：引き厨）



キャラ
紫１～４
紫レベル５（RC）

バトルデッキ
見切り　３
重ね扇　１
げんくい　３
ブルタイム　３
空中受身　２
もぉう！　３
ばあすと　２
スピード　３
トゥルーライズ　１
煌びやか　１
我慢できません　３
こないで。　２
緑の巻物　２
病院の待合室　３
竹筒水筒　３
牛乳　１
更衣室　１
デビルスーツ　２
ビキニアーマー　１

大阪で使ったレシピです。福岡ではここから更衣室を抜いて牛乳を増やしたデッキを使いました。

素案をれあさんかきさんが作り、ワラさんが実地で調整し、疾風直前にくまボロスが完コピしてワラさんをスピード竹筒引くセンス差で倒したレシピでもあります。
くまボロスが考えたのは見切り３積みだけです。

まず、紫というデッキは従来のLOとは一線を画しておりまして、その理由が専用技２種『もぉう！』と『我慢できません…！』なわけです。
従来のLOはDF重撃値で相手を上回り続けることでLOを完成させましたが、紫は上記２種のカード（とくに『もぉう！』）があるため数値を比べる必要がありません。
竹筒水筒によるタッチ回数の増加を含めれば、最大９回のバトルを止めることが可能になるわけです。
アンリミテッドVSというカードゲームは通常のプレイでは１７回ほどしか攻撃することができず、そのうち半分を消してしまえる紫はLOとは別種のデッキと考えていいでしょう。
さらに、病院の待合室というみんなが大好きなあのカードでさらに４回のバトルをスキップできます。
文字通り別格でした。

多くの方は、紫のLOデッキは紫レベル５RCになって戦う、という認識の方が多かったのですが、それは逆に弱いと判断しました。
もちろん、『ダンデライオンの憂鬱』『戻れないあの頃へ』など、３弾環境での「レベル５になったら負け」というカードを『後ろ向いてますから』なしで無力化するのは非常に強力な効果ですが、エラッタにより温泉を投げ捨てて秘伝を消しさることができなくなった紫RCは、混合戦において大きな裏目を抱えることになりました。
それがBBフォーマットの激突DDです。
そのため、混合戦では如何に低レベルで戦うかがキモとなりました。

って構築と調整した人たちが言っていました。


以下、特徴的なカードごとの解説です。

・見切り
サポートカードだらけのこのデッキで重ね扇以上に安定して置ける初動の防御札が求められていたので、くまボロスがラーメン食いながら提案しました。
入れてみると２ターンキル大道寺をレベル４で確定止めしたり、BBフォーマットに対して意味を持てたりしました。
Uアイコンがなくても『もぉう！』等の効果コストになれるため、紫ならではの採用札と言えます。

・ブルタイム
かきさん考案。『ブラックシルエット』系カードによるLOを緩和するために採用。先攻後攻によるゲージ差が最速煌びやかに直結するため、このカードが採用されました。
これもUアイコンがありませんが、デビルスーツにアクセスしたあとは『もぉう！』等のコストになります。

・ばあすと
デビルスーツメタ。LOや紫との対面では、ばあすとを如何に当てるかのゲームになりますが、そこで『もぉう！』のある紫は両備や雲雀などのLOタイプに対して優位に立てました。
『もぉう！』で殴ってばあすとを１枚使わせるようなプレイングも何度かありました。

・トゥルーライズ
相手の『スピード』にあわせて置けばデッキ差をトントンに抑えられる、自分の『スピード』を撃ったあとの返しでそのまま置ける、という着眼点から採用しましたが、そこまで活躍はしませんでした。

・スピード
最強カードです。LO対面では『セクシーデビルスーツ』にアクセスするまでにこれを何枚供給できるかが勝負の分かれ目と言っても過言ではありませんでした。

・煌びやかなブラックシルエット
重撃札です。ワンチャンLOに当てますが、だいたい当たりません。先述の対策カード『ブルタイム』が存在するため、このカードの採用は秘伝のコストとU札の確保が主な理由でした。

・こないで。
秘伝です。激突DDやテイガーのボルテックバトラーへの対策カードでした。
温泉を採用できなくなったため、このカードが紫RCで投げる最大コストのカードになりました。

・竹筒水筒
『もぉう！』および『スピード』へのタッチ回数を増やす札です。

・牛乳
激突DDや鍔競り合いなどのカードの死亡圏内から逃げるためのカードです。

・更衣室
『セクシーデビルスーツ』および『ビキニアーマー』へのアクセスを容易にする札です。
大阪ではメガネ詠やLO軸のデッキが少なかったため、福岡ではこれを牛乳に入れ替えて臨みました。
そしたらLO２回踏みました。滅びろ。

・セクシーデビルスーツ
LO対面でなくてはならないカードです。結局、このカードにアクセスするまでのスピードの供給数や落ちに勝敗が大きく左右されます。

・ビキニアーマー
メガネ詠およびテイガーメタでした。
どちらにせよ速度的にはあまり早いカードではないため、信用度はあまり高くありませんでしたが、それらに対する明確なメタカードはこれしかなかったため、更衣室とセットで１枚採用されました。
その更衣室が福岡では抜けたため、純粋にセンスで引くカードになってしまいました。ウケる。



だいたいこんな感じです。たぶん。
構築に関しましては、マジで見切り以外に関与していないため、対テイガーのプレイングなどで甘さを見せてしまいましたが、それでも大阪ベスト８に食い込めた良デッキだと判断できます。


私個人の使用した雑感は『センス』としかいいようがありません。
エプロン採用型などの速攻が相手であれば、どれだけ序盤の攻撃を防げるか＝見切りと病院のタッチ回数のセンス。
低速のコントロールが相手ならば、スピードとデビルスーツのセンス。
中速はカモ。

こんな感じで、実際、かなり危うい試合もフリーや大会で何度か経験しました。
今回の疾風の陣では、予選が進むにつれLO同士が当たりやすいようになっていました。
これはスタッフさんから聞いたので間違いないです。
センスゲーに疲れた私は、名古屋では殴るデッキを使うことを決め、紅蓮の調整に勤しんでいました。
そのとき、ある人に「真の焔使い目指さないんですか？？？？？？？？？？？？？？」と質問されたため、急遽焔デッキの調整をはじめ、名古屋大会前日には自信のあるデッキが完成していました。
そして当日ではプラチナを使いました。
よく考えたら他人と被る称号なんて欲しくありませんでした。
プラチナは３－１だったので、そこまで弱い構築でもなかったかなと思います。


とにもかくにも、疾風の陣お疲れさまでした。
ネプ発売でみなさんのテンションが上がっているのを本スレからもひしひしと感じます。今日確認したら２レスくらい増えてました。ウケる。


では。