○○の悪魔さんのブログ

「人類には早すぎるデッキ」スリーブで最終大会を制したデッキ。
なお、自称人類のトップクラスのプレイヤーには回せなかった模様。

プレイスの比率が、

2ドロー相当：37
プレイス効果発動：3
バトル終了：4
タップ：4
心尽くしの膳（捲れたら大体負ける）：2

また尖ったものである。
そして、特筆すべきはマナカーブである。

1コスト：7
2コスト：12
3コスト：29
5コスト：2

およそ既存のデッキというものを完全に無視している。

相手のバトルフェイズが来たら負けてしまう。
いやだ、そんな結末は認めない。
あぁ、相手のバトルフェイズを飛ばせばいい。

という三段論法でできている。

回し方はざっくりいうと、
コンボパーツがデッキが切れる寸前までドローして揃える。（残10枚ぐらい）
相手のバトルフェイズは飛ばす。
勝つまで飛ばし続ける。

これまたシンプルである。

ただ、この中にはいくつかパターンがあって、
超次元フィッシングで6ドロー、ムーンライトキャノン、山茶花でバトルフェイズ終了を埋める→膳→山茶花張り替えバトルフェイズ終了を埋める等、やれることは多い。

ループに入る前に残4まで割っておけばループに入ればほぼ勝てる。
3ターンループしてフルパンしつつ最後を青葉で抜けばよい。

基本的には1ターン目はキャラ1体展開。
2ターン目はコンボパーツの数によっては手札からキャラを出すかどうか考える。
3ターン目、相手の2ターン目で殴られているので潤沢なハンドからのフル展開。ループ準備。
北海道なんかはここで大量に殴ってくれるため、ハンド20で北海道を迎え撃つなどざら。

3コストキャラ3体と三瓶でハンド14枚。ぴったり6枚残せる計算である。

たとえば、1ターン目に3コストキャラ展開、2ターン目展開せず、相手に4回殴られすべてドローだった場合のハンドは、

7→3→5→21→23と推移する。

ここに超次元フィッシングを挟んでみたり、ムーンライトキャノン打ってみたりが入る。
超次元フィッシングの場合は、23→19→25となる。

山茶花→21
膳→18
山茶花張り替え→14
3コストキャラ展開→10
三瓶展開→8
田沢展開→7

1枚捨てて終了。

山茶花→21
松島→17
ムーンライトキャノン→12
3コストキャラ展開→8
三瓶展開→6

こんな感じの推移を想定する。
これでキャラ6、ハンド6、ループ開始の準備が整う。
超次元フィッシングを挟んでいない場合は-2してもらえば分かりやすい。

実際のところは2ターン後攻か、3ターン目先攻で4回も殴ってもらえることも、
ドローを立て続けに引くこともそう多くはないが、
上記の動きの想定が大分気持ち悪いことは想像にかたくないと思う。

動き方をわかりやすく説明すると、
パンチ→パンチ→大量ドロー→フル展開→ループ
である。

ループは膳ループと、三瓶ループ2種類があり、これを駆使して相手のバトルフェイズを飛ばしつつフルパンして殴り勝つ。
そんなデッキである。

ただ派手な動きに目を奪われがちだが、割りと致命的な弱点が散在しているため、
どれか突かれると一気に崩れるのはご愛敬。
そのうち一つが、99Aさん指摘の、倒し方は構築済みデッキと同じというもの。

他にもバトルフェイズ終了を打ちぬくタイミング等、さがせば割りとある。
ただし、回った時は、ループ打破に対する回答を用意していないと詰む。

問答無用、二択を超えた一択を突きつける辺り気に入っているのだが、
いかんせん扱いが難しいのと、身内へのうけはすこぶる悪い。
なお、悪魔もこれを使われようものなら台バンものである。