艱筝乃詩

ファンタズマゴリア８弾キャラ考察第4回は「ものべの」です。

８弾のキャラ考察も今回で最終回となりました。
オオトリらしい強さを誇る陣営なので、またキャラの魅力などを踏まえて考察していこうと思います。

※ネタバレ関係の話も若干出てくると思いますので読まれる方はご注意ください。



・沢井　透　　８点

眼鏡がトレードマークの小さい娘が大好きなロ○コン主人公。
原作での夏葉への溺愛ぶりと医学生という設定から夏葉へのサポート能力と
器・知アタッカーになれる優秀な能力を持っています。
男主人公ということでＨＰ６００かと思われましたが、知力が高く身体能力は
高くないと思われてかＨＰ５００に落ち着いています。
サポート&バトルも出来る優秀な１枚。


・沢井　夏葉　　　９点

・沢井　夏葉（大）　　９点


まず、見た目がどうみても「○学生」なんで色々大丈夫なのか？と言われる妹ヒロインです。
とある理由で異常成長（肉体年齢だけが５～年位進む状態。頭脳は子供のまま）や成長逆進（異常成長した肉体が
成長前の状態に戻ること）を繰り返してしまう純粋無垢な妹キャラとしてはかなり大変な目にあってしまう娘でした。
ちなみに実妹です。（これ重要。テストにでます）
話がそれましたが、小さい夏葉と大きい夏葉はセットで考察します。
夏葉（小）はステータス自体は合計値が１３００、ＨＰ５００と並み程度の性能ですが問題は特殊能力の強さ。
前記の兄である透が場にいれば、アタック５００と同時にＨＰが１００回復する能力もあり、自身で相手の攻を
１００さげる優秀な特殊をもっています。
派手な能力ではありませんが、混戦時に強く相手が決定打に及べないと毎ターン、夏葉のアタックと共にＨＰが
回復していくのでダメージレースを制しやすい力を持っています。
比較対象としては前作のリリィは周りのサポートで自身ステータスをあげていきましたが、夏葉は自身で
完結しているのでステータス以上に硬い印象をうけると思います。

夏葉（大）は知&穏１００ＵＰと某妹さんと同じ能力と目玉である「成長逆進」という「ものべの」限定の
号令を持っています。自身の穏が５００になればいいのでイベント修行などを打って穏を２００あげたり、
よわよわしい笑顔を自身にうって、他の手段で後穏を１００あげればいえるので他の号令系能力よりも条件が
緩く使いやすいです。打点、７００アタッカーが波状する様は王家とほぼ同じなので
強さについては言わずもがな。



・有島　ありす　　8点

主人公一筋の背伸びしたい年頃娘ヒロイン。
ＨＰが６００あり、器と穏をあげるサポート能力をもっており、夏葉（大）の成長逆進に役に立ちます。
このキャラの魅力はここで書くとキリが無いので割愛します。


・すみ　　　９点


夏葉以上に小さいですが「妖怪だから大丈夫ダヨ！！」と言った叫びが聞こえてきそうなヒロイン。
自己完結型能力を持っており自分のバトルなら器殴り・穏受け&知受けなら攻防５００で殴れてグスタと
しても超優秀。
相手のターンで自分のバトルを選ばれても上の能力をいえますので正に穴が無い能力をもっています。



・飛車角　　　９点


愛嬌のある見た目の化け傘妖怪。
このキャラが場にいると夏葉の耐久力が段違いであがるので
場にいてほしい１枚。さらに自身が未行動だと「ものべの」キャラなら焦げ卵、エリスの人形、
エクレアのバーンを０ダメージにするという（常時能力という凄まじさ）ぶっ飛んだ力を
持っています。

突然、ゲリラ台風とか起こしたりはしてこないので注意。
（※「ものべの」に鵺はでてきません）



・有島　尚武　６点

ありすのパパ。
作品限定ですがパンプ能力を持っているのがこの評価。
医学的アプローチはコストが多目ですが無いよりあったほうがいい能力。



・有島　菜穂子　：　6点

アリスのママ。
ＨＰ回復能力＋アタック能力も持っており優秀。
アリスはママ似でよかったね　とおもう１枚。


・とおこ　　　5点

自ターンなら武敏を５００で殴れる優秀なアタッカー。
二色バトルを旨く使えば優秀なのですが二コストには飛車角という
スーパーカードがあるので多目には積みづらいのが惜しい１枚。
キャラ散らしの意味では欲しい。



・ひめみや　　　　９点

夏葉エース以外の「ものべの」のエース候補。
自己完結能力の塊の様な存在であり、作品制限はあるもののどちらも強力すぎる。
専属ウエイトレスを貼って毎ターン、面舞と言うだけで、「面妖な・・・」と言いたくなる。
イベント秤やＥＸ雪解けプール、バトル：ハロウィンと相性がいいので入れてみると吉。
ものべのキャラにバーン能力キャラがいたら・・。



・ちま　　５点


万能○化猫娘。
敏・器の二色バトルを多めに入れる構築ならお呼びがかかる。
おへそ丸出しが可愛い。




・高畑　巌芳　　５点


知殴りが出来る爺さん。
米占はハンドが増える可能性があるがコストが重い。
目が据わってて若干怖い。



・山木　芳秀　　５点

こちらも目が怖い村長さん。
クジという能力の割には博打性が無く安心感はあるが効果は地味。
縁日でお面やわたがしを売ってそうな外見だが中身は割りと善良なおっさん。



・滝女郎　　　　４点


弩派手な着物と何故かブラジャーみたいなのを着けた蜘蛛妖怪。
私は蜘蛛妖怪というと土蜘蛛を思い出すのでこんな美人さんなら「喰われてもいいやー」
とおもっちゃう。
本性は蜘蛛なのに滝にいるとかおかしくない？と思われるかもしれませんが蜘蛛は環境に適応しやすく
水周りにも巣を張るのでおかしくはありません。
脱線しましたが、１コストならかなり強かったんですが、二コストなのが痛い。
ひめみやエースになら入れていい１枚。


【総括】
ロリ○ンキャラは戦闘に不向きだよ　と言ったファンタ界の常識？なんてなかったことにした
強陣営である「ものべの」。
妖怪と人間の共存性について語る話は多いですが、この作品は「夏葉を救う」がテーマですのでそういったことに
触れる話は少な目です（「境界」の話はありますが）
唯一の弱点としてはキャラの種類の少なさでどうしても夏葉エースだと場に出したいキャラがほぼ固定されるので
それを引けなかったり、ハンドが同じキャラだらけになる事故の可能性があります。
ショッピングや秘蔵の資料などで事故の可能性を回避して行き、場がそろえば耐久力&攻撃力ともに１級なので、
いかに場のキャラをそろえるかがテーマの陣営といえると思います。
８弾は全体的に早めに火力を投げて殴るデッキよりも舞台を整えてからキャラ能力で勝負するデッキが多いので
構築がものを言いますね。

次回はイベント&アイテム考察をしていこうとおもいます。