*恋するカードゲーム*　月原みゆき

まずは、いつもの還元プレゼントの発表から。
記念すべき4000番目はMILANさんでしたね。

4000番目のあしあとは、MILAN@パンフさんでした。
3900番目のあしあとは、かーぼんさんでした。

かーぼんさんと前回の黒服さんにはキャリーオーバーで＋４点のプレゼントになります！

さて発表も終わったところで今日の本題から入りましょうか。

前回はＦ君と新宿でカード難民になってカフェに移動したところまで書きましたよね。
ということで、コーヒーを飲みながらくつろいだわけですが、そこでさっきもらってきたゼクスをやってみようということで、２人でカードをバラして赤黒デッキを作りました。
そして説明書を読みながら、まずは試しにプレーしてみたんですね。
……だいたい感じはわかるんですが、細かいところがよくわからないんですよ。
Ｆ君はアナログゲーマーでもあるんですがＴＣＧは苦手意識が強くてやらないので勝手がわからないとのこと。
私もＴＣＧに詳しいわけじゃないのでインストできなかったんですね……
ということでお試しプレーは楽しむというか、ルール通りにカードを処理するだけで精一杯でした。

初ゼクスの対戦後、「次はこっちやる？」とＦ君がカードを取り出しました。
「それってバトルライン！」と私も思わず反応しちゃいました！
いやあ、懐かしいカードゲームですよ。
カードゲームが好きだという私のためにＦ君が用意してくれたんですね。
なんて心憎い奴なんだ、こんちくしょー！

知らない人に説明しておくと、バトルラインは今風に言うと征服王イスカンダルと英雄王ギルガメッシュの後裔との戦いがモチーフになってます。
実際のゲームは横一列に並ぶ９個の駒を３枚ずつの公開ポーカー勝負で陣取りしてゆくんですね。
ただのポーカーではなくてオールマイティに始まり、裏切りや泥沼など特殊効果カードもあったりします。
半分以上の駒５個をとるか、３つ連続した駒をとれば勝利となります。
アナログゲーム好きの間では２人用ゲームの最高傑作だと言われてるんですよ。
中盤以降は理詰めのゲームになってくるので悩ましいのですが、私も好きなゲームのひとつです。
より詳しくは下記をご覧ください。
http://sgrk.blog53.fc2.com/?no=1115

それで、さっそくやろう、やろうということになったのですが、ここでＦ君がとんでもないことを言い出したのです。
「この駒の１つずつに意味をつけようぜ」と言うと、紙に１から９まで数字を書いて、その横に何やら書き出しました。

１ウィップ、２ハンドカフ、３ローション、４キャンドル、５ギャグ……

私「ちょ、ちょっと何よ、それ？」
Ｆ「だから勝ったら、ここに書いてある道具を使うってどうよ？」
私「本気で？」
Ｆ「普通にやってもスリルないし、これなら真剣にやれるしさ」
私「うわぁ、ゲスいなぁ～。Ｆ君がこんな子だとは思わなかったよ」
Ｆ「いや？」
私「勝てば私がそれを使えるんでしょ？」
Ｆ「もちろん」
私「やったろうじゃないの！　いっとくけど私強いよ」
Ｆ「望むところだ」

まあ、だいたいこんな感じで戦闘が開始されまして、完全に真剣勝負でバトルラインを対戦しました。
普通のバトルラインと違うのは駒ごとにそれぞれ意味があるので、負けられないところと勝ち取りたいところがでてくることで、単純に数の戦いじゃなくなるんですね。
ただでさえジレンマゲーなのに、さらにジレンマですよ……

コスプレは負けてもいいけど、アレだけは絶対に負けられない。
そんな煩悩とも戦いながらの戦闘だったわけですが、結果はどうだったかというと……
あと１ターンでこちらの特殊カード「裏切り」を使えれば勝てるところまでいったのですが、Ｆ君に５個を先取されて負けてしまいました……。

そういうわけで、この戦闘の結果を実践すべく意気揚々のＦ君は私をショップに連れていったわけですが、さすがに実物を目にするとちょっと遠慮しちゃいましてね。
「まあ、今回だけは許してやるよ」だってｗｗｗｗｗｗ

別に私はどっちでもよかったんですけどね～～
Ｆ君も強がってみせるけど意外とかわいいところもあるよなｗ
（ちなみにＦ君が勝ち取った道具は何だったのかはナイショですｗ）

ということで日曜日はこんな感じでした♪

おわり