カードゲームと確率の関係について興味があったので、まとめてみました。
カードゲームと確率の考察についてはすでに多くのものがありますが、ここではChaosTCGで使いそうな確率について考察しました。
少々長い文章になってしまいましたが興味のある方はどうぞ。
まずは、デッキ中に4枚あるキーカードを初期手札に1枚引く確率についてです。
考え方としては、
(期待値)={1-(初期手札にキーカードを全く引かない組み合わせ)/(初期手札の組み合わせ)}×100
となっています。
この期待値は、35.9%となりました。
また、初期手札にキーカードがなく、引き直しをしてキーカードを1枚引く確率は26.8%です。
したがって、開始時にキーカードを1枚引いている確率は62.7%ということになります。
次に、メインフェイズ開始時に1枚カードをドローするパートナーについて考えます。
メイン開始時1ドローパートナーの場合、デッキに4枚入っているキーカードを引く期待値は66.2%となりわずかながら引く可能性は高くなります。
厳密に言えば、GRの一姫における天音やAUの真帆における葵などは手札のキャラカード1枚を破棄して登場するため、上記の数値とは少々違った場合となります。この場合だと、デッキの構築にもよりますがキャラカードが32枚デッキに入っていると仮定すると、66.1%の確率で1ターン目に天音や葵を登場させることが可能な手札を得られる計算になります。
最後に、パートナーがデッキの一番下にいる確率について考えます。
考え方としては、49枚のデッキのうち48枚をドローしてもパートナーカードを2枚しかドローできなかった場合となっています。これを計算すると、6.1%の確率でパートナーがボトムに知ることになります。6.1%という数字はあまり高い数字ではないのですが、それで負けてしまうのは悲しいので自分はボトム操作をできるカードをデッキに入れるようにしています。
今まで経験的に感じていたことを数字に表すと、予想以上の数字が得られたりするので結構面白かったです。今回は初期手札やボトムパートナーといった簡単に計算できるものについて考えましたが、暇な時に中盤以降の確率についても考えてみようと思います。
考え方や細かな計算の部分で粗はありますがご了承ください。
登録タグ: 雑記
テーマ: | 投稿日時:2013/05/02 23:04 | |
TCGカテゴリ: ChaosTCG | ||
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thanatos さん | [2013/05/03 04:00] |
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細かいことを言うようであれなんですが、私が計算したところ、初手5枚に引き直しを含んだ4枚入っているキーカードを1枚引く確率は59%になりました。 肝心な計算方法ですが、次のように計算しています。 1-(最初の5枚で引けないかつ引き直しの5枚でも引けない確率) つい面白い記事だったので口を出してしまいました。すいません。 |
だーく さん | [2013/05/03 08:49] |
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thanatosさん、御指摘ありがとうございます。 その計算方法で確認してみたら確かに59%になりました。その計算式のほうが簡素だと思います。 一応自分の計算方法について詳しく書くと、 (最初の5枚で1枚引く確率)+(最初の5枚で1枚も引けない、かつ引き直しの5枚と開始時のドローで1枚引く確率) ={1-(最初の5枚で1枚も引けない確率)}+(最初の5枚で1枚も引けない確率)×{1-(引き直しと開始時ドローのうちに1枚もキーカードのない確率)} という計算過程になっています。できるだけ簡素な計算式にしたほうが良かったのですが、メインフェイズ開始時ドローパートナーとそうでないパートナーでの差を見たかったので、引き直し後にキーカードを引けるかの計算が多少面倒になっています。 後ほど全ての計算過程の追記をしようと思います。 |