ＴＣＧ四方山話

さて、今晩２回目の更新は、トライアルデック「戦天使」より「太陽を睨む天使」です。


ＭＣ１の初登場の時以来、おおよそ天使とは思えないマッチョなビジュアルで僕らのハートを鷲掴みにしてきた「睨天（にらてん）」こと太陽を睨む天使（他にも「太天」、「太陽天」など多数の呼称あり）ですが、帰ってくるたびに言われてきたのは、「相変わらず役に立たねえｗ」でしたｗ


それでも、ＭＣ１～ＭＣ２時代では、月（に咲く天使）雨（に踊る天子）太陽（を睨む天使）の３天使を揃えた全滅コンボで本陣陥落勝ちが狙えた頃もあったんですが。（Ｇレギュには雨天がいなかったので、３天使コンボは使えませんでした。）

それでは、そんなアニキの華麗な遍歴を追ってみましょう。


ＭＣ１　　３／２／２　チャージ　ディフェンダー　
　太陽の槍［普通］対象：パーティ１つ　効果：対象が「属性：魔」の場合、破棄する。
ＭＣ２　　３／２／２　チャージ：＋２　ディフェンダー：＋４
　太陽の槍（同上）
Ｇレギュ　③／２／２　スペル：聖　チャージ：＋２　ディフェンダー：＋４
　太陽の槍（同上）


Ｇレギュになった際に、目に見えて分かる強化がされていますが、Ｇレギュでは他の３Ｌｖユニットのスペックも同様に上がっているため、さっぱり目立てませんでしたね。


で、今回、基本スペックは防御＋１、スペル→アイテムに変更で、能力が大きく変更されています。

対象は、「パーティ１つ」から「敵軍１体」になり、条件も、「属性：魔」から「弱点：浄化」持ちに変更され、「破棄」から「【３Ｄ】ダメージ」になっています。


とにかく、対象が狭まってしまったのはかなり残念です。
「輝く雨の天使」と組ませるのだからパーティ対象で【３Ｄ】じゃ強すぎたんですね。
輝天の効果に割り込めない分、防ぎ辛いと考えられたのでしょう。


しかし、そもそも太陽天の弱点は、一見高いように見えるステータスですが、行動完了能力と攻撃力アップの常備能力が相殺しあっている点なのです。

対象の条件が合わないなら殴れば良いじゃない、と言えば聞こえは良いですが、そもそもコンボ成立してナンボのユニットが殴れたってあまり嬉しくないのです。

なので、Ｇレギュではコンボの１枚が欠けてしまったのもあって、全くといって良いほどお目に掛かる事がありませんでした。


今回は、そういう意味ではますます中途半端なユニットになった気もします。

輝天と組んで６レベルで、ようやく普通タイミングでユニット１体に３Ｄダメージ。
やはりわざわざコンボしてるのに、パーティ全体にダメージが出ないのはどうにも残念です。
枠は聖聖アイテムとありますが、これなら「バードマン夜襲隊」＋何か（例えば「ライカの雷鳴親衛隊」）なんかの方が、条件なしで３Ｄ出せてイニシが早い分使いやすくて強そうに見えますね。

能力がダメなら輝天と一緒に殴って先攻で７点。
もし２Ｌｖがキューピッドなら、ようやく８点ちょうどです。
後攻取って輝天が壁で死んでしまっても能力は使えますが、それで１体倒すのか、それとも殴って６点か、どちらにしても相手を全滅させるのは難しそうです。

これならチャージは要らないから３／３でディフェンダー：＋６とかにして欲しかったですね。
そうだったなら、先攻時は能力使用、後攻時はパンチもあるよ！という良カードになったのでしょうが。

え、そんな強いのは睨天じゃないって？

まあ、このなんとも微妙なところこそがアニキの最大の魅力とも言えなくもないのですがｗ


とはいえ、コンボ要素として輝天以外に相手に弱点：浄化をつけられる効果があるのなら（それもスペルやアイテムなら尚良し）、コンボの事は忘れたような顔をして先攻チャージデックに入れておいて、何処かでこっそりコンボを決める、なんて使い方が出来たら面白いかもしれませんね。

Ｇレギュの時は、果てしない対抗ゲーの前に枠の少ないユニットの普通タイミングのコンボなんてのは夢のまた夢でしたが、はてさて、今回は活躍できるのか？！

どうなることか楽しみなようなそうでもないようなｗ



というわけで、今週の最後の、ようやく本当に「今日のカード」に取り掛かるとしますかｗ

では、また後ほどお会いしましょう～