TCG四方山話

長らく凍結していたアカウントをドレノ考察用に復活?
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XG3弾スターターレビュー:第2回
レンジャーズストライク 「ザ・Wインパクト」スターターセット好評発売中!
レンジャーズストライク クロスギャザーの最新スターターセットが発売となりました!「ザ・ファーストエンカウント」、「ザ・ドラゴンタイガー」に続き、3弾として発売されたのは「ザ・Wインパクト」!スターター...

第1回はこちら
http://tocage.jp/blog/67/1260285155.html



第2回の今日は、typeB:アニマルジョイントデッキです。


専用SR 1種

アバレマックス 1


専用R 1種

ガオマッスル 2


R 3種(うち再録 3種)

天空大聖者マジエル 1
ニンジャレッド 3
Jパワー 2


NR 4種(うち再録 3種)

アバレッド 2
ガンマジン 2
ソードスラッシャー 1
ゴートクラッシャー 1


N 9種(うち再録 5種)

アバレブルー3
ガオポーラー 3
ガオベアー 3
呉越同舟 2
ガオイーグル 3
ガオゴリラ 3
ガオバイソン 3
トータスハンマー 2
キャッチスパイダー 3


コマンダーカード

ダップ



このデッキの特徴は、

・合体ロボの合体パーツをはじめとしたMユニットが多く含まれている
・合体ロボやその他の効果でLサイズとなったユニットとのJC(ジョイントコンビネーション)が含まれている
・WBとMAのストライカーによる連続ストライクが可能
・追加条件を持つSユニットが含まれている

といったところでしょうか。



まず、Mユニットですが、このデッキは、

ソードスラッシャー 1
ゴートクラッシャー 1
ガオポーラー 3
ガオベアー 3
ガオイーグル 3
ガオゴリラ 3
ガオバイソン 3
トータスハンマー 2
キャッチスパイダー 3

以上、9種22枚ものMユニットで構成されています。
そのため、Sサイズのユニット限定の効果の対象とならないため、相手の除去効果を受けにくいというメリットが有ります。

また、特徴:カラクリボールを持つユニットに共通の能力で「※これはSユニットにアタックされない。」というものがあるため、バトルエリアに出た際も、倒されにくいという利点もあります。

ただ、デメリットもあるわけで、WBの多くのMユニットに共通のテキストで、「※これは自軍コマンドを1つホールドしなければバトルエリアに出られない。」というものもあり、このため、ラッシュしたターンにバトルエリアに出る事ができない場合も多く、展開が遅れることもあります。



次に、LユニットとJCですが、まずLユニットは、合体ロボである、ガオマッスルと、バトルエリアには出る事ができないものの、強力なストライク抑制効果を持つ天空大聖者マジエル、さらに、「※自分か相手のLユニットがあれば、これはLユニットになり、BP+4000される。」という強力な効果を持つガンマジンが入っており、ガンマジンはカテゴリがMAであるため、JCを持つカラクリボールとのコンビネーションでさらに強力な効果を使うこともできます。

また、ガオマッスルがJCを使用するために、常駐オペレーション呉越同舟も入っており、首尾よく合体に成功した場合は、この効果でWBのユニットであるガオマッスルにMAのカテゴリを追加することで、JCの効果を使用することができるようになります。



続いて、ストライカーですが、合体Lユニットのガオマッスル以外では、

ニンジャレッド 3
アバレッド 2
アバレブルー3
ガオベアー 3
ガオイーグル 3

実は、それほど多くなく、5種14枚しか入っていません。
また、そのうち3番でストライクが可能なカードは、ニンジャレッドの3枚のみとなっており、WBとMAの連続ストライクは確かに効率的ではありますが、少しストライカーの数が少ないう上、ガオイーグル以外は殆どBPが低めなため、少々心許ないところはあります。

ただし、マジエルがいる状態のガンマジンや、JパワーでLサイズになったユニットが呉越同舟でMAのカテゴリを追加されたのならば、トータスハンマーのJCでSPが1増えるので、SPなしならSP1、ナンバーコンビネーションでSP1ならSP2となる事もできます。



最後に、このデッキの主役とも言える専用SRのアバレマックスですが、その能力は大変強力で、正直これが出たらこれだけで勝ってしまえるのではないかと思うくらいの強さです。

アタック以外の手段でユニットを撃破する手段の入っていないデッキでは、アバレマックスを除去することは至難の業だからです。
さらに、このデッキに入っている通常オペレーションのJパワーをアバレマックスに使用することで、Sユニットを対象とした除去効果から身を守る事も出来るのです。

加えて、JパワーでLユニットとなる事で、呉越同舟と組み合わせてカラクリボールやパワーアニマルとのJC効果も使用できます。

問題は、アバレマックスはその必要パワーが6と大きく、ラッシュ条件として自軍アバレッドを捨札にする必要があるため、手札に来たからと言って簡単にラッシュできないところです。

そこで、コマンダーカード、ダップの登場です。この効果で最初からパワーを1多い状態からゲームを始めることができるので、アバレマックスのラッシュに有利に働く事でしょう。

ただ、初手に既にアバレマックスを引いてしまっている場合は、コマンダーの効果を使わないという選択肢もあるかもしれません。



今回の3つのスターターの中では一番ポテンシャルは高いものの、運用は非常に難しいデッキになっていると思います。
いつもスターターの赤黄のデッキは、ストライカーのバランスの良いストライクの早いデッキになる事が多かったですが、今回のスターターはちょっと変化球?だった気もします。
ただ、こういう構築レベルでコンボ要素の高いデッキは、個人的には結構好きなんですけどね。
とは言っても、このデッキを基に色々楽しめそうなので、チューニングして強くしていく楽しみは味わえると思います。



パラメータ(5段階評価)

強さ:★★
使い易さ:★★
発展性:★★★★★
初心者さんへのオススメ度:★★



改造のポイント:

全体の雰囲気を残しつつ改造して行く手もあるにはありますが、それはなかなかむずかしいので、まずは大きく、合体を主軸にするのか早いストライクを主軸にするのかで方向を分けた方が簡単です。
合体を目指す場合は、低パワー帯にもう少しBPの高いカードや、合体パーツを守るために自分の場を維持する効果を持ったカードが欲しいです。
具体的には、同じデッキをもう一つ入手して、ガンマジンやマジエルを増やす、又は9弾スターター(まだ残っている所には残っているはず)に再録されたマジマザー、XG1弾のスターター(こちらは望み薄ですが)に再録された爆竜トリケラトプスなどが候補となるでしょう。
同じく9弾スターター再録のマジブルーも、ドロー加速で展開を早めるためにはオススメです。
また、早いストライクを主軸にするならば、いっそMユニットを諦め、Sユニットの2番、3番のストライカーを多めに採用するのが良いでしょう。
具体的にはあげませんが、ノーマルカードでも優秀なものが多いので、それぞれ手に入る範囲で好みにあったものを選択すれば良いと思います。
注意点は、マルチカテゴリのストライカーを採用する場合は、自分のマジエルでストライクができなくなるのでお気をつけください。

登録タグ: レンジャーズストライク  カードレビュー 

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テーマ:日記投稿日時:2009/12/10 00:24
TCGカテゴリ: レンジャーズストライク  
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