ＴＣＧ四方山話

購入したままの状態で、実際に回してみた感想、オススメ度などを踏まえて紹介してみたいと思います。


第１回は、クウガＡＭデッキです。



専用ＳＲ　１種

仮面ライダークウガＡＭ　１

専用Ｒ　１種

仮面ライダークウガＲＴ　２

Ｒ　５種（うち再録　４種）

仮面ライダーキバＤＦ　２
仮面ライダー王蛇　２
仮面ライダータイガ　２
仮面ライダークウガＴＦ　２
共同戦線　２

ＮＲ　３種（うち再録　２種）

仮面ライダークウガＲＰ　２
仮面ライダークウガＰＦ　２
仮面ライダークウガＤＦ　２

Ｎ　７種（うち再録　５種）

仮面ライダーシザース　３
ボルキャンサー　３
仮面ライダーライア　３
仮面ライダーガイ　３
メタルゲラス　３
仮面ライダー蛮鬼　３
仮面ライダー裁鬼　３



このデッキのコンセプトは、ズバリ速攻です。
軽めのストライカーが豊富に入ったこのデッキは、早いタイミングからストライクレースを仕掛ける事が可能になっています。

また、必要パワーの大きいカードの大半は、必要パワーにマイナスを持つカードで、クウガのＰＦやＤＦを捨て札にしてラッシュする事が可能です。

中でも、クウガＲＴはＳＰ１を持つ強力ユニットで、連続ストライクで一気に勝ちを決めるには重要なカードでしょう。

このデッキの目玉、クウガＲＭを捨て札にパワーを軽減できるクウガＡＭですが、このデッキにクウガＲＭは入っていません。なので、モーフの効果でラッシュが可能するため、引いたらまずはパワーやコマンドに置いておき、クウガＲＰやクウガＲＴからモーフでラッシュしましょう。

そのため、見かけほど全体にパワーを溜める必要はなく、むしろミラーモンスターやクウガＴＦ、キバＤＦやクウガＲＴのためにも３パワーたまった後は、コマンドを優先的にチャージした方が良いでしょう。


続いて、速攻を支えるもう一つの大きな要素が、共同戦線と仮面ライダーシザースです。
シザースは、特徴に仮面ライダーと警察を一人で両方とも持ち、ボルキャンサーが自軍ラッシュエリアいれば、ＳＰ１／２になるので、アタックされないストライカーとして使うことができます。

また、共同戦線が場にある状態で、シザースがバトルエリアにいれば、他の仮面ライダーもアタックされなくなりますから、非常に強力なアタック抑止効果となります。
そうでなくても、ＭＡのストライカーにはレジスト持ちが多く、相手にバトルで倒されにくいので、連続ストライクが決めやすくなっています。


とはいっても弱点は色々有ります。その中でも一番強烈なのを一つあげると、仮面ライダー電王ＬＦ（２ｎｄ）です。
これが場に登場したが最後、このデッキのほぼ半数のユニットは、何も仕事がなくなります。
なので、青と戦う場合、相手がＬＦを出すまでが決着の時です。


総評：
レンジャーズストライクの基本に立ち返ったような判りやすいデッキで、初心者の方にもオススメしやすいです。
まずは、２番３番での連続ストライクによる小気味良いゲームテンポを味わってもらえたらと思います。
弱点は上にあげたとおりですが、出されたらどうしようもないです。３パワー以上のカードで戦うしかありません。その場合、非常に分が悪い戦いになります。
なので、もし買ったばかりのスターター同士で遊ぶ場合は、電王ＬＦデッキを使う人が上級者でしたら、そのカードをデッキから外して遊んだ方が良いかもしれません。



パラメータ（５段階評価）

強さ：★★
使い易さ：★★★★
発展性：★★
初心者さんへのオススメ度：★★★★



改造のポイント：
今後は電王ＬＦ２ｎｄを警戒して、必要パワー３以上のカードを増やすか、モーフの付いたクウガのカードを増やして対応するかどちらかでしょう。
ただ、あまり高パワーにシフトしすぎると、このデッキの持ち味である速攻が決まらなくなるので、バランスには気をつけたいところです。