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妖狐玉藻、ひと昔前ならゼクスレアとしてデザインされていた能力。コスト軽減はレイバックやラヴなどの系譜で、プレイ時の効果にはラファエルAKっぽさもある
無限ループにアポピスやパピルサグを組み込んでやればリムーブゾーンに頼らずプレイすることも可能ではあるね
今回のお話は、ゼクスをプレイするコストについての少し突っ込んだ話。パワー査定の概念やZ/Xの最近はあまり採用されない考え方とか出てくるけど、もうその辺は細かく書かなくてもいいよね
基本的にリソースは毎ターン置いてれば、ターン数+2になるはず。そのためコスト4のゼクスは2ターン目に、コスト7のゼクスは5ターン目にプレイされるものだという先入観があると思う。この際その先入観は偏見と呼んでもいい
偏見でも先入観でも別に構わないが、ルール上そのコストが支払えなければプレイできないので、何らかの抜け道を使わなければコストの大小がゲーム進行度合い(リソースの枚数)と密接に関わってることは事実だ
コスト4の《太陽の下で君と ウェアアカパンダ》は、その能力の条件としてリソースに4枚以上の種族ライカンスロープを要求する。最速2ターン目にプレイすると考えたら 4/4 でライカンスロープ率が100%
もし3ターン以降にプレイするならば多少はライカンスロープ以外のカードが混じっててもよいが、そうでなければデッキ全体もほぼライカンスロープで構成されていないと最大限の効力を得られないことになる
なお《楽器屋ストーンブリッジ》は能力で要求しているのが青7枚以上なので最速プレイする際に条件を満たすのは不可能だが、より早く条件を満たすためには極力デッキ内に青以外のカードが混じらないような青色純度の高い構築を求められている
仮にそういうことが可能だとしても、リソース15枚くらいあるうち半数の7枚が青ければよいというようなデッキを想定したデザインではない
同様に見れば《笞刑人形センテンシア》は、コスト7のうちリソースに6枚のトーチャーズ要求のため 6/7 で約86%の純度。具体的にはデッキ50枚のうち7~8枚くらいなら不純物も許される
つまりゼクスはトーチャーズ統一で2種程度のイベントが採用されるようなデッキ。契りとエヴォコネ、もしくはデスブリ
センテンシアのように考えると、コスト4で3枚のバトルドレス要求なら75%で、誓いと絆とクリスマスまでOK
ついでにゼロオプティマは構築段階でルール上
2/5 と決まってるので、運やプレイングによって達成させるメカニズムだったと言えるね
Z/X公式の掲げる「エンジョイ&フィーバー」の“デッキ構築のわかりやすさ”とはこういうこと。個々のカードによってリソースへ要求されてる要素(種族や色)を充分に集めた中から取捨選択し、ある程度までなら不純物も許容される
僕はカードデザインの意図を考えてデザイナーズデッキ組むのも好きなので、いわゆる「エンジョイ」のカードも好きだよ。でも制限のゆるいパワーカードやグッドスタッフ寄せ集めたようなスパイク向けを求める人にとって今のZ/Xは息苦しいかもしれない
まぁスパイク向けのZ/Xやろうとすると、みんなP八千代だけどアルモタヘルなんてどこにもいないデッキが量産された環境になったのを見てるので、ティミーやジョニー向けのZ/Xへ舵を切ったのは正解だと思うよ
で、まだ今回のも前提の話
これ自体はそのうち明文化しようと思ってたことだけど本題じゃない
登録タグ: Z/X
テーマ:日記 | 投稿日時:2019/03/06 10:51 | |
TCGカテゴリ: Z/X -Zillions of enemy X- | ||
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