デッキ構築やゲーム中におけるシナジーとかの話ではないよ
先日、オリジナルの13体についての話が出たので自分の解釈を文書化しておく
なお参考資料は公式サイトのみ
具体的には用語集と各カードのフレーバーテキスト、あとソトゥ子の部屋(ソトゥミサ放送局)など
漫画の方は未確定の部分を土屋彼某先生の独自解釈で描かれている部分もあるので無視することとする
とりあえず基礎
機械仕掛の祝歌
ソトゥ子の部屋 第2回 各務原あづみ編
オリジナルXIII
[ おりじなるさーてぃーん ] 一般名詞 / 未来の称号 / 青の世界
数多く存在するバトルドレスの基礎となった13機と、それをまとうサイボーグたちの総称。
13人のサイボーグたちはいずれも、過去、人類の中で最もバトルドレスと親和性の高かった《ある人物》のクローンである。
アドミニストレータを守護する7機のバトルドレスには《奇数番号》、
生き残った人類の殲滅や治安維持に従事している6機には《偶数番号》が割り振られている。
ほかの量産型バトルドレスとは異なり、常に最高の技術が採り入れられ現在もなお進化を続けている。
バトルドレス
[ ばとるどれす ] 一般名詞 / 種族 / 青の世界
青の世界の企業・組織では様々なパターンを想定したパワードスーツがつくられ、中でも戦闘に特化した物をバトルドレスと呼ぶ。
操縦は脳波によって行われ、操縦者の身体能力とは無関係に力を発揮する。
同種のデザインはふたつとしてなく、まさに千差万別。
女性用はドレスのように華やかな、男性用はスーツのように格調高い装飾を施されているが、男性用のスーツを好む女性も当然のように存在するため、先入観に捕われないよう注意したい。
普通の人間が装着できるパワードスーツとしては非常に優秀だが、個人個人のためにカスタムメイドする必要があり、汎用性は極めて低い。
近頃はバトルドレスの性能をフルに引き出すため、視力・聴力・運動能力の強化をはじめ、サイボーグ化されたクローン人間に装着させることも多いという。
まぁ「ある人物」ってのが誰かはType.I“A-Z”とか見れば一目瞭然だね
あと確認したら本人の発言でリソース症候群より前から病弱ではあったね。それでもクローン体である各オリジナルXIIIの活動に支障はない様子からサイボーグ化で改修されてるようなので体力と抵抗力の問題かな
ゼクス使いになってからはリソース症候群の他に体調を崩したような描写はないので三年の間に治療したんだろう。例の心臓に埋められたチップの影響はともかく、普通の病気なら青の世界の医療技術でどうとでもなる
そしてベガの発言からすると未来の青の世界では死んでるっぽいね
そして同時にアドミニストレータ、つまり青の世界の上層部は各務原あづみを認識していることがわかる
また、神子達の戦場 プロローグからアドミニストレータたちの半数(アルタイル、デネボラ、カノープス)は現在の青のプレイヤーカードになってる特異点や重要人物であることが判明しているので、13体の元になった各務原あづみとの接点を――と思ったが面識なかったな。リゲルが離反して単独行動中だから出会ってるのって青葉千歳くらいだったわ。セイント・レイの名ぐらいは覚えているかもしれないけど戦斗怜亜はどうだろう
アニメではカレーで餌付けされたりもしてたけど、冒頭で書いたようにカードゲーム側の資料じゃないので無視する
少し主題からずれて前提の話をする
青の世界を含めてブラックポイントで繋がった各色の世界は、現在の可能性が行きついた先の未来である
そのためブラックポイントの向こう側でちゃんと歴史を把握していれば、現在の世界で特定の人物を監視しているだろうことは容易に想像できる
というかソトゥミサ放送局でミカエルがぶっちゃけてるので、有名人は追跡されてるはず。おそらく天才軍師、ティラノのママ世羅、エンジェルキラー綾瀬あたりは面が割れてる。虫取り名人は特異点だけど認知されてそうにない
まず赤の世界はプレイヤーカードになってる黒崎神門、蝶ヶ崎ほのめ、倉敷世羅がそれぞれブレイバー、ミソス、ギガンティックに絡む重要人物。ただし、赤の世界側でその辺の事情が重要視されておらずブレイバーたちが勝手に動き回っているので目立った行動を取らない限りはよその未来に干渉しない
次に白の世界はウリエル(天王寺飛鳥)、ラファエル(上柚木綾瀬)、ミカエル(上柚木さくら)が人間だった頃の記憶や記録から現在に干渉しているので、その近親者にも関係の深い黒の世界の特異点も把握している
その黒の世界は特異点を認識してはいると思うが、最終的にみんな滅べばいいという思想なので特異点などに対しての干渉はしていない。特異点だからではなく、ただそこにいるから殺すという発想
緑の世界に情報さえあれば干渉するとは思う。しかし文明が崩壊しているのでソーマワクチンの提供者とか自らの世界の重要人物すら伝承されているか怪しいため、他の世界の重要人物どころの話ではない
最後に青の世界。情報を至上としている青の世界が現在から各色の未来に至るまでの重要人物を調べないはずがないよね。アドミニストレータの前身やバトルドレスの原点となる人物はもちろん、天才軍師やエンジェルキラーあたりは監視しているはず
ちなみに僕はカール・ワイバーンの手記をミスディレクションだと考えてる
なんせ白の世界の創世と黒の世界の創世では重要人物の状況が違いすぎるし、推察される具体例の観測者を信頼できないというのがその理由
具体例で示されている不治の病の少女Aはおそらく各務原あづみのことだろう。現在ではリソース症候群だし未来(青の世界)では病死している。でもこれって青の世界の観測者が認識してる範囲の出来事であって白の世界や緑の世界でも病死してるとは限らないんだよね。ひょっとしたらエンジェルやリーファーになっていて病気とは無縁かもしれない
閑話休題
各務原あづみは青の世界の重要人物である。バトルドレス開発に彼女の存在は外せない
ただし、すでに生死は問われていない。リソース症候群の発症から三年の間に遺伝子サンプルが採取済みであればクローン生成に支障はない
おそらく青の世界の考えというか経緯としてはこうだろう
1.ブラックポイント発生。この時代の各務原あずみのサンプル確保を最優先
2.サンプル採取済み。歴史から優秀なゼクス使いの素養を持っている事はわかっているので、この検体には命ある限り働いてもらおう
3.リゲル離反。放っておいたら薬が切れるだろうからわざわざ追手を差し向けるとか非効率なことはしない。ジュラシックパークの恐竜たちはリジンが切れたら死ぬのと同じ
4.A-Z襲来。他のアドミニストレータはともかくベガが黙っていなかった。そういえばリジンの豊富な大豆とかニワトリとか食べてコスタリカから逃げ出した恐竜たちも生き延びてたな(小説版の原作ジュラシック・パーク 著:マイケル・クライトン)
ぶっちゃけ青の世界の主勢力(シャスター)からすれば情報さえ残っていれば問題ないので、事前に備えていればアドミニストレータの前身である重要人物ですら死んでも平気なんだよね。これは雷鳥超というかカノープス本人の発言からわかる
他の主人公は誰一人として欠けては困る存在なのだけど、あづみだけは今すぐ死んでも問題ないのよな。非情なようだけど青の世界ってそういう考え方だからね、少なくともシャスターとかユイはそう考えてる
さて、ところでだ。各務原あづみはバトルドレスの基礎である13体のオリジナルである
もっとも似ているのがA-Zではあるけど、遺伝子情報をコピーしているということは外観的に同一人物たりえるということで、要するにタイプXとかタイプVみたいに世羅のいうところの“むねにく”が育つ未来もあり得たということである(例の三年間で肉体的な成長期が終わったっぽいのでこの先は望み薄)
ただ「密かな企み」のイラストとか見る限り、大小の差はそれなりにある。その点においてタイプⅢには違和感を感じる。なぜかというとマスターはアルタイルだ、どうした戦斗怜亜
もう少し言及すると、タイプⅡに劣化コピーと言わしめたリゲルもかなり近い遺伝子情報を持っているということになる。つまり遺伝子的には姉妹か娘である。シスコンにしろマザコンにしろリゲルさんの立場は変わらないけどな
その場のノリでかなり適当に書いたから、何かのフレーバーテキストでもう少し詳細が掴めること書いてあったかも
公式のカード検索にフレーバーテキストも含める/含めないを選択できたらこういうときに便利そうな気はする
テーマ:日記 | 投稿日時:2015/02/05 05:52 | |
TCGカテゴリ: Z/X -Zillions of enemy X- | ||
表示範囲:全体 | ||
前のブログへ | 2015年02月のブログ一覧へ ブログ一覧へ |
次のブログへ |
Fタカマサ/赤靴斬 さん | [2015/02/06 16:19] |
|
コメント失礼します。 土屋彼某先生のは確かに最初の方の緑の竜の巫女の件で公式の本筋とは全然違うものと認識されていて、(ネットスラングもものすごいため)完全に別物扱いされています。 しかし、緑の竜の巫女に関しては打ち合わせのズレで起きたものらしく、3巻以降の内容ではそういったズレを今のところ感じない。 (また2月号でものすごい設定が出てきたが) たぶん今は綿密な打ち合わせが行われているんじゃないかな。 そして緑の竜の巫女の一件で竜達にヒューマノイドフォルムというものを設定として加え、土屋緑の竜の巫女にニムオロという名前が付き、エイプリルフールでイグニッションオーバーブーストのネタを使ったりと、公式の関わり方が中々粋きなものとなっている。 ついでにアドミニストレイター、オリジナル13、十二使徒、八大竜王、七大罪といった重要な悪役のイラストを任されている立ち位置でもある。 しかし、基本世界観ブレイクな方なので無視していいかもしれないのだが。 ただ、公式と同じ世界観設定を公式より先に出してくるという存在かもしれないので、私は重要視している。 黒の世界、というより百目鬼財団はなぜ大和を使って神門を暗殺しようとしたのだろうか。 大和を向かわせた理由は先ほどのVジャンプ三月号で分かるのだが、少なくとも神門が特異点であるという認識をした上で、なぜ特異点の中でも暗殺しにくいこの人を選んだのか気になるところ。 これは百目鬼きさらが絡んでくると分かってくるのかな。 他世界のあづみに関して、私はヒロイックサーガ6章5話でマイスターあづみを予想していましたが、なるほど、エンジェルはともかくリーファーに関してなら緑とのフラグを考えてもあり得ますね。 リソース症候群だからなのか、あるいは平行世界の病状でも効くのか分からないが、少なくともおかわさんが紅姫の祖先千歳の信用を得るために緑の力であづみの症状を和らげているし。 青の世界ではあづみの死亡は確定している。 しかしそれがどのタイミングかは分からない。 とりあえず私は青の世界へと切り替わるターニングポイント前後だと考えている。それに現在の世界でのベガの行動も気になるところ。 少なくとも、ベガ以外の青の世界の中心層はあづみを重要視していないと思う。 一応怜亜がリゲルの“むねにく”に注目していたという事実はあるけれど。 オリジナル13はあづみのクローンだとしても、やはり戦闘特化を含めて遺伝子情報をどこかいじっていると思う。 もちろんあづみの本来の成長では“むねにく”がついていたかもしれないが。 確かにこういう時のために公式のカード検索でフレーバーテキストを選択できるようにしてほしいよね。 |
ぺる3 さん | [2015/02/08 07:20] |
|
>土屋彼某先生と公式設定 全くしていないというわけではないでしょうが、その特殊性から他の原作付き作品と違ってZ/Xに関してはおそらく綿密な打ち合わせはしていないんじゃないかと思います これは適当にやっているという意味ではなく、ずっと先まで細かく作りこむ意義が薄いためですね。この作品の設定は後付けで作った方が都合よいのです 例としては英雄達の戦記がわかりやすいでしょう。参加者の行動で展開が大きく変わります それにユーザーが受け入れるならスピンオフからのフィードバックもありますね。リス・ソトゥ子を窓口にしてTwitterを介した意見集約を経てキャラクターの肉付けをすることでその後の展開の礎にしてますからね。そもそもリス・ソトゥ子も初期の汎用IGアイコン持ちゼクスを企画に絡めただけで、誰も2年前は構築済みデッキの看板を張るようにまでなるとは思いませんでしたよ だいたいの外郭だけ決めて、明らかに本筋から外れてしまわない限り好き勝手に描かせてから使える部分だけ抽出し、矛盾しない範囲でTCG側の設定にフィードバックしているというのが現状だと思います 総責任者を立てて複数のライターを起用した作品製作と同じですよ。具体的にはAVGとかビジュアルノベル。ヒロインごとに主人公の言動で矛盾が生じたりします 公式設定 > ソトゥ子関連 ≧ Z/X(漫画版) ≧ Z/X(アニメ版) > 二次創作 こんな感じじゃないでしょうか 公式設定はヒロイックサーがなど。二次創作はTwitter上における個々人の発言やニコ生のコメントなども含みます 公式設定とソトゥ子をイコールとしていないのは「二つの忠義」で千歳とガルマータの面識がないためです また、各色の未来における各務原あづみについてですが、生存率が最も低いのは死亡確定している青、次いでマイスターになるしか道が残されていないにも関わらず病気に対しての措置が取られていない赤は望み薄です 資金さえあれば仮面をかぶれる黒の世界なら少しだけ生存率も上がりますけど他人の生命を糧に生き永らえることを受け入れなければ死にますね。これはソリトゥスのバックボーンからも伺えます 同じ条件なら資金さえあれば医療機関を経由してソーマワクチンを手に入れることができるかもしれないので緑の世界での生存率はやや上がります。加えてワクチン接種でホウライにならなくてもバイオプラントに寄生されて偶発的にリーファー化する可能性もあります そして上記の条件とは全く別に、天王寺飛鳥が覚醒したら同時多発的に生まれたエンジェルの一人に加わる可能性がありますね。求められるのが精神力のみなのでケットシー以下のまま病死する可能性もありますが、ドルミールみたいなのもいるのでわかりません。白の生存率もそこそこ低いと思います 赤青黒は戦乱に巻き込まれて死ぬ可能性すらありますので生き残るためには緑か白なんじゃないですかね 仮にベガの前身が各務原あづみの母親かそれに近い血縁者であるとするなら、学者や開発者としてそれなりの地位に付いているはずなので資金面の問題はクリアできそうなんですよね まぁブラックポイントの発生していない世界ではバトルドレスが開発されない限り病弱な一般人なので記録にも残らず死んでる可能性が少なからずあるのでこの話題は不毛なんですが |