普段のレポ等でも躊躇いなく専門用語を連発している気がするので、たまには解説しなければなるまい
以前のとかげでも一度やった気がしますが
リセに限らず、TCGでは一大ムーブメントを巻き起こしたMTG(マジック・ザ・ギャザリング)からの用語が広く用いられます
そういうのを知らない方には特に、何ぞ?と思うことが多いかもしれません
でも、使う方としては便利なのでついついやっちゃうんDA♪
・アド
アドバンテージのこと
リセに限らずTCGでは勝利のためにこれを追求します
アドには手札、ライフ(デッキ)、ボード(盤面)の3種があります
手札とライフアドは背反していますが、ボードが有利になるなら自然と勝利に近付けます
強い場を構築できるようになりましょう
・インテンショナル・ドロー
単にIDとも
合意の上での引き分けのこと
GP予選は上位3名に上位賞が配られるので、全勝同士の決勝卓ではIDすることが多いです
・ウィニー(デッキ)
軽量のキャラを大量展開して速攻で押し切るデッキのこと
ウィニーとはちっぽけな、といった意味
・キャントリップ
本来のテキストの他に、カードを一枚引く効果も持ったカードのこと
キャントリップとは、ちょっとした魔法、という意味(元々は、何かのゲームで一番効果の弱い魔法の総称だったかな?)
・サクる
尊大や血の十字など、味方キャラを破棄すること
サクリファイス(生贄に捧げる)を略したもの
他にも、食う、などといった言い方も
・スイスドロー
大会形式の一つ
より近い勝点の者同士が対戦するように組み合わせを行う形式
勝ち抜き戦方式のトーナメントよりも組み合わせの運の要素は低く、ほとんどの大会はスイスドロー形式が採用されている
・素打ち
不幸や的中のように、コストが大きいが違う払い方のあるカードを普通にコストを払って使うこと
他にも、トラペゾデッキでキャラを普通にプレイすることを素出しと言ったり
・ソート、ソーティング
印刷所でパックにカードを封入することをソーティングといい、ソートと言ったときにはパックの中のカードの封入のクセ・偏りのことを指す
例えば、アンコモン3枚の組み合わせがいつも同じというのはよくあることだと思います
これを極めれば、ドラフトで上家の人が取ったカードもわかりかなり優位…なのですが、リセのドラフトはオマケ的な扱いなので、そこまでしないかなw
GPの形式の一つにでもなれば違うんでしょうが
・タッチ
基本能力の方ではなく
デッキのにちょっとだけ補助として他の色を混ぜることを指す
日タッチ花、とか
・タッパー
タップ能力を持ったキャラのこと
最近ではリリアン先生とか
…先生は他にキャラもいないと駄目だから、厳密には違う気もするけどw
・タップ
MTGより
リセでは“行動済み状態にする”こと
リセではそれを短く表す言葉がないので、特によく使うと思います
“未行動状態にする”ことはアンタップと言います
・チャンプブロック
単にチャンプとも
大型キャラを、サポートなど何の策もなしに小型キャラでブロックする、というように
意図的に一方ダウンになるようなブロックを行うこと
基本的には愚の骨頂
ただし、ゲーム終盤には手札をどれだけ抱えていても負けてしまっては意味がないので、手札をチャンプに回すことはある
・通し
1・相手の攻撃をブロックしないこと(=スルー)
2・相手のカード・テキストのプレイに対応しないこと
・トップデッキ
重要な局面で逆転に必要なカードを引いてくること
つまり、デッキのトップにキーカードが存在していることを指す
今引き、とも
・ハンデス
ハンド・デストラクション(手札破壊)のこと
またはそれをコンセプトにしたデッキのこと
無作為に手札を破棄することをランデスと呼ぶ人もいるが
MTGでは、土地破壊のことをランデスと呼ぶので誤解を招きやすく、使わない方が無難
リセには土地の概念ないですからねー
他のゲームだとGとかマナとかあるんですが
それだけリセのシステムは斬新ということか
・ピッチ
通常のコストを払う以外の方法でコストを払うこと
キャラ破棄で不幸や的中など
MTGでは、マナを払う代わりに手札を捨てることでコストを払ったことにできるカードのことを指すので、意味が真逆になっているのですが、まぁ仕方ないね
・ファッティ
コスト5以上の大型キャラのこと
・フィズる
元々はfizzle(立ち消えになる)という英単語
解決時に対象が不適切になり立ち消えになること
例えば、ダンスパーティがフィズるとキャントリップ1ドローもできなくなり、結構痛い
・ブラフ
はったりのこと
例えば、除去や一生懸命を持っていないのに、さも持っているかのように振る舞ったりするとか
・プロキシー
代用カードのこと
新弾発売直後など、デッキのテストをするために紙で名前とテキスト書くなどして持っていないカードの代わりにする
もちろん公式大会では使えない
フリーの試合でも対戦相手に使用の了承は取るのがマナーである
・メタ
特定のデッキや色、カードに対策をすること
元々は、多種多様なカードプールの中から流行や研究によって使用されるデッキやカードの選択が食物連鎖の如く変化していくことをメタ(高次元な)ゲームと呼んだことから来ている
“何か”が流行る→それに対する対抗カードがデッキに積まれる→“何か”がデッキに積まれなくなり、対抗カードを積んだ側が不利に→対抗カードが積まれなくなる→“何か”が復権する(最初に戻る)
こういうイタチゴッコのような環境の変遷こそまさにメタゲーム
でもリセはここしばらく日単一強かなぁ…
日に勝つだけなら雪単に木登りまで積んで勝負するんですけどね
具体的には、V&Sがいないなら木登りや侵食を積んだり、トラペゾがそれなりに居るならいばらをデッキに入れたり
身内メタが過ぎると喧嘩の元だけどw
・リムーブ
1・カードをゲームから取り除くこと
2・大会を途中で棄権すること(=ドロップ)
随分省いたのに長いw
この努力は褒め讃えられるべきなのは確定的に明らか
そうしてもらうと俺の喜びが有頂天
如月ブログでは初心者を熱く応援しております
初心者用のプレイング解説とか需要ある…のかなぁ?
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テーマ:Lycee | 投稿日時:2009/05/15 21:43 | |
TCGカテゴリ: Lycee | ||
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