今回は初陣において色を入れることの是非について考えて見ます。
まず結論からいきますと好みということになってしまうのですが、それでは話が進まないので、どのような利点と欠点があるかを述べていきます。
先に断言しておきますと、初陣において色を足すということは大きく分けて初陣特有の欠点と、普通に色を増やしたときの欠点が生まれます。
ただ、基本的に利点は同じなので先に利点から解説します。
利点
色を増やすことによる利点はさまざまなカードが使え、対応力が増える事です。
たとえば、エンジェルに闇を追加することにより除去がおこなえたり、手札破壊ができるようになります。
また、自然を入れることによりマナを加速して相手よりも早く大型カードを展開できるようになります。
また、ドラゴンにおいても光を入れることにより防御手段が増え、また、強力な対エンジェルカードであるスペルデルフィンをつめることとなります。
また、色を追加することにより、その文明における多色の強力カード(宝剣やロマネ)などが使えるようになります。
でこのような色を増やすことで対応力を極限まで高めたデッキがいわゆる5色コントロールなのです。
つまり色を足す欠点は5色デッキ特有の弱点を考えると分かりやすいかと思います。
では欠点を解説しましょう。
普通のデッキ共通の欠点
コレは分かりやすいかと思います。
つまり色事故の起こる確立が高くなることです。また比例してランデスに対しても弱くなります。
とは言っても、初陣でランデスされる可能性は低いと思いますが…
また、虹を増やす場合には速度が落ちるという欠点もありますので十分注意してください。
初陣特有の欠点
一言で言うならば、足した文明以外のカードを加えにくいということです。
たとえば4ターン目にジェニーをうつことを考えてみるとしましょう。
仮にドローなしを考えた場合10枚入れていても、先行で闇が2枚以上くる確立は65.9%。無論ドローなしなので、ライトがくればもう少しあがりますが。
ただし、狙ったカードがくる確立はもっと低いと思ってください。
で、3ターンにくる確立は、先行57.2後攻65.9となります。コレをを小さいととるか大きいととるかは微妙ですが、約10回に4回は闇が回らないということが起こるということです。つまり3回に1回以上は起こると考えていいでしょう。
では8枚のときを考えてみましょう。闇が2枚4ターン目にくる確立は51.3%にまで落ちます。
ちなみに6ターン目のときを考えてみると65.9%となります。
実際のところコレでは安定しているとはいえないと思います。
初陣を何戦するかは知りませんが、闇に依存した戦い方は3回に一度は難しくなると感じる数字なのです。
ちなみに7枚の場合は4ターン目に43%、コレでは早い段階では闇のカードは使いずらいですよね?
ちなみに7枚では4ターン目の後攻でさえ50.3という確立です。
つまり役2回に一回はこないのです。
この確立が低いと思うか、高いと思うかは個人の勝手ですが、数字的に言えばこのような計算になるのです。
ですから、闇のカード以外を初陣では入れるのが困難となるのです。
つまり、光や水のカードであるシルヴァーグローリーやエメラルなどが入れにくくなってしまうのです。
登録タグ: デュエル・マスターズ コラム
テーマ:初陣解説 | 投稿日時:2009/05/05 22:09 | |
TCGカテゴリ: デュエル・マスターズ | ||
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