次は「ST☆RS」でも応援しましょうか。
ここ最近作品観察眼がまた好調になりつつある私です。
本日よりヴァイスシュヴァルツWGP追跡記「世界一への軌跡(仮)」
をスタートしたいと思います。
もちろん私がではなく、皆さんが世界一になる物語を
ジャッジという目から見ていきたいと思います。
第1シリーズは先日の大阪地区決勝から。
今回は多数メタと結果メタを分析していきましょう。
といっても今回は「TCG中級者にもわかりやすく」という
コンセプトで話をしていきます。
俗に「メタ」というのはMTGで大会を前に流行するであろうデッキを予想をして
デッキを絞り込む「メタゲーム」(日本語で言うと高次のゲーム)という用語を
略したものです。
近年ではこのメタゲームには2つあると考えられ、
多数メタ:会場で多くみられる=対戦することが多いであろうデッキタイプ
結果メタ:大会の結果上位に入る=多数メタを駆逐しうるデッキタイプ があります。
基本的に多数メタに強いデッキを持ち込み、結果メタになることが求められます。
(中には結果メタに強いデッキを持ち込むという哲学のプレイヤーもいるので注意が必要です。)
ここで1つ注意しておきたいのはこの「メタゲーム」で戦っているプレイヤーにとって
「キャラ愛」というものは存在しないと思ってください。
極論的になりますがキャラは「一種の記号」化されていると思ってください。
では見ていきましょう。
多数メタ:ミルキィ、Rewrite、アイマス、AB!、とある、化物語、ハルヒ
(堀P Twitter情報)
安定性とアドバンテージ、最強の回復「コーデリアのお花畑」を有する
ミルキイがトップ。
新作のRewriteが続き、2と特別キャンペーンで盛り上がるアイマスが3位。
あとは過去の強力タイトルが続いてますね。
新しく化物語が入っているのがポイントでしょう。
あくまでこれは多数メタ、結果メタというフィルターをかぶせると話は変わってきます。
もし「すべてのデッキがじゃんけんのように5分5分の勝率を上げ続けるとしたら、
多数メタと同じ結果メタになるはず」ですが…
結果メタ:とある、ディスガイア、ハルヒ、Fate、メルブラ、化物語
(実際に大阪予選を突破したデッキ)
そうとはならないのがおもしろいところ。
ここから「メタ読み」が始まります。
まず「とある」、「ハルヒ」、「化物語」は順当に抜けたと考えましょう。
「ミルキイ」、「Rewrite」、「アイマス」、「AB!」が消え、
「ディスガイア」、「Fate」、「メルブラ」が入ってきました。
もしかしたら、上のデッキを作るよりも、下のデッキの方が強いのかもしれません。
下の群のカードはどちらかというと「不人気」な作品群ですしね。
ではそれぞれのデッキを見ながらどうしてそうなったか考えていきましょう。
多数メタから結果メタ。そこには突破したデッキがどうして勝ったのか、その理由があるのです。
登録タグ: 定期連載 地区決勝 ヴァイスシュヴァルツ
テーマ:日記 | 投稿日時:2011/10/04 00:28 | |
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