来月末のブシロードライブから2011シーズンが始まるわけだが、
夏の大会で今まで行われてきた「スタンダード」レギュレーションが必要かどうか
販売元、販売店、プレイヤーという3つの面で考えてみる。
長文になることをあらかじめいっておく。
まずはプレイヤー側。(メタ的な環境)
スタン継続のメリットは「自分の相棒のデッキで出場できること」
デメリットは「メタが固定されてしまうこと」
前回と比べ、神木、小川、休憩と制限され時間切れ狙いの回復ソリティア、ハンデスロックは少なくなるだろうが、ほれ薬、回復魔術、花畑など回復ループの威力はいまだ健在。
ライフ終了点が定点なTCGで定点をずらすという行為は強力である事が
「旧サクラ大戦TCGのオルゴール事件」として
TCG研究者たちにとってあまりにも有名。
次に販売店側。(仲買人としての面)
スタン継続のメリットは「ネオスタンだと人が集まらない」
デメリットは「常連との癒着が深化する」
固定客は不景気の中大事だろうが新規客の集客がもっと大事なのではないか?
「3年たったということは、中高生はそれぞれ1ランク進学したというわけで」
by時雨沢恵一(キノ、アリソンシリーズ作者)
もうそろそろPR搾取をやめないと自分の首を絞めるぞよ。
最後に販売元。(版権を買う、ルールとカードを作る側)
これはMTG現チーフプロデューサー「マーク・ローズウォーター」の
「プレイヤーの分類についての話」をしよう
MTGの(武士TCGにもいえるが)プレイヤーはおおむね5つに分けられるらしい。
(「」はもしその人がヴァイスプレイヤーならという妄想話)
a) ティミー(楽しい時間を過ごすためにゲームをする。大型クリーチャーや重い呪文が好き。あらゆるデッキを試すのも好き)
「謎デッキタッチセカンドインパクト作ってみたんだけどやる?」
b) ジョニー(自己表現のためにマジックをする。コンボが好き。変な角度からプレイするのが好き。妙なカードを使うのも好き)
「赤緑CX除外デッキとかどう?タッチおかしな探偵は言ってるけどね」
c) スパイク(勝つことを最大のモチベーションとし、力を証明するためにプレイする。勝敗よりいいプレイを重視することも)
「いや、最強はミルキイ赤青だよな」
d) ヴォーソス(イラストやフレイバーも含むカード全体を見て評価する。論理や構成よりも雰囲気を重視する)
「アイマスワンダリングスターデッキタッチお姫ちん。面白いしょ」
e) メルヴィン(カードの部分部分ごとに切り分けて評価する。雰囲気よりも論理や構成を重視し、キーワードやサイクルが好き)
「赤ハルヒタッチかけがえ…エキストラパックはいらん。サムデイ最強だわ」
これはあくまでスタンの話であって、ネオスタンでもなんら差し支えない。
しかし、新しい版権を持ってくる以上、その売り上げは期待しなければならない
以上より僕は「スタンは廃止すべき」と考えるし、実際2010シーズンのカードは
「ネオスタン向け」というカードが多かった。
プレイヤーにはスタン、ネオスタンどちらでも
大丈夫なようにデッキを準備することをお勧めする。
意見はコメント欄に受け付けます。
登録タグ: ChaosTCG ヴァイスシュヴァルツ ヴィクトリースパーク コラム
テーマ:日記 | 投稿日時:2011/01/11 15:50 | |
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紅焔 さん | [2011/01/21 15:47] |
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勝つためなら嫌いな作品のカードを使わなければならないこと 逆にいえば好きな作品が上記理由で使われることだと思っている 地区決勝レベルまでなら ネオスタンダードで十分 オープン形式やりたければ勝ち上がって全国行けばいい |