電波デッキビルダーの頭の痛い記事

コピーデッキじゃだめなのか?

カードゲームは難しいので、馬主になろうと思います

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リミテッドを考える

そもそも、リミテッドって何?と言う人も多いと思うので簡単な説明。

国産カードゲームでは、競技性を重視していない場合が多いので、基本は構築、次に作品別や色別構築等が主流ですね。
海外のTCGはと言うと、ある程度の競技性を維持する為や、パック販売の戦略性の為か、構築の次に未開封のパックから時間内にデッキを作るフォーマットが必ずと言っていいほどあるように思えます。
この、未開封パックからデッキを一から作ることをリミテッドと言います(厳密には違うのですが、我々一般プレイヤーならばこの説明通りだと思います)

しかし、私から見て国産向けTCGの方がトーナメント志向になると極端に競技性を念頭に置くプレイヤーが多いように見えます。
例えばデータの残らないような草大会ですら、優勝を目標にしていたり、より完成されたデッキを持ち込み成績を維持するような事です。
色々な試験的な事をやるプレイヤーは少なく、キャラゲーですら多くのプレイヤーは勝利にこだわりを見せています。
勿論、逆に好きなキャラを使う、好きなカードを使って勝つという事にも拘りを見せているのが日本特有、混在した状況と言えます。

私が何を言いたいかというと、このリミテッドは今後の日本で流行ってもいいのではないかということです。

・・・正確言うと「もっと流行っても」ですね。

現在、国産TCGでは幾つかがその試みをしては、フォーマット化を断念しています。
その理由は、メリット・デメリットを分けるとはっきりします。

メリット
・構築力が養う
・コスト対比やテンポ理論等の発見がある
・プレイングが養う
・パックが売れる
・カードの再評価が行われる

デメリット
・パック代で札が飛ぶ
・パック運が存在する

このメリット・デメリットは、日本の市場では大きく。
購買層が、小中学生のTCGなら無理ですし、高校生をメインにしても大変です。
実際は、大学生~社会人まで増やさないといけないため、TCGが「子供の遊び」とされている日本では若干難しいように思えます。

そうでなくても、このパック運を日本人は嫌うと思います。
それは、先に説明した「草大会でも優勝」と言うもので、実際に私がリミテッドで優勝をした時も、遠征に来たプレイヤーに「運ゲーだろ」と2度罵られたのは、いい思い出です。

例え、運が存在するとしても、それを構築でカバーすることやプレイングで補う事は大切ですが、確実に運は存在するのです。
しかし、それは構築に存在する「引きゲー」や「当たり運」の様にどうしようもないことなのです。
それに、どんなに壊れたカードでもマッチ制ならばサイドに、1本先取ならメインに対策を忍ばしておくのは常です。

そして、メリットもネットで簡単に最強リストが手に入る昨今では、あまり意味があるものではないです。
プレイングが養うと言っても、それは戦闘やタイミングであり、特殊なデッキが強い環境では、そのデッキを回した方が勝利に直結しますしね。

結論として、日本ではリミテッドでは競技性に拘るプレイヤーは好むかもしれないけれど、大会のフォーマットにはなりえない様に思えます。

まって!!

でも私自身はより初心者に特化した遊び方に感じています。
・構築の楽しさ
・構築の理論を学べる
・展開が楽しめる
・新しい発見がある
・プレイヤー向上
・カードが集まる
と初心者がすべきひと通りの事が可能ですし、構築よりも敷居自体は低い様に思えます。

私が初心者として、新規TCGにとっつく時にリミテッドがあるならばそちらから入りたいと思います。

そう言う観点から見るならば、初心者向けの講習会等で取り入れると面白いと思います。

結論:フォーマットにはならないけれど、初心者向けとしてはどうでしょう?
(でも、出来ればフォーマットして日本の動向を見てみたいです)

登録タグ: TCG全般 

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テーマ:日記投稿日時:2012/01/15 17:43
TCGカテゴリ:
表示範囲:全体
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