FumbleguyのTCGあれこれブログ

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ドレッドノート・ステップアップV3:8

デッキを組んでみようという人のために、ドレッドノート・ステップアップV3第八回。
クラスタ分析編第二回の今回は青単。
最初期から存在する強デッキを擁するクラスタ、早速見ていこう。

◆【青単】
アタックでもブロックでも、殴り合いなら文句なしに最強の【青】が、他の要素を捨ててひたすら殴り合いに特化。
ダメージを与えるコードやアビリティはほぼ使えず、徹頭徹尾アタックで勝つデッキが主となる。
真っ向勝負においては優秀なのだが、殴り合いを避けてアビリティダメージや「衰弱」で戦う相手に対しては不利になることも。

▼青単ミネルヴァ
ドレッドノート全体でも最強クラスの単体性能を誇る《アテナ》と、その脇を固める「ミネルヴァ」のユニットで構成されたデッキ。
Chapter1のユニットでは《アテナ》の他に、『常勝不敗』のためのコードカードや《アテナ》を引き当てるための《ニケ》、MサイズのBPを上げる《プロペータ》系や《アンドロメダ》、動きは遅いが打点の高さが強みの《アフロディーテ》などが使われていた。
Chapter2からは新たにコード・アビリティダメージに耐性のある《アイギス》系、SPを代償にして「覚醒」つき80バニラとなった《サルタートル》、BP80のSサイズにもMサイズ並みの戦闘力を与えられる《メティス》と、強力な「ミネルヴァ」が追加。Chapter3でついにミネルヴァ覚醒《カントル》を得た。
《アテナ》以外は、突出して強いわけではないがそれなりに優秀なユニットが揃っているのが特徴。これを青のコードで支援するという構成になる。《ヘラクレス》を採用することも。
最強のコンバットトリック《アテナの煌めく盾》《アレスの猛き槍》、手番を消費せずに敵軍Sサイズをブレイクできる《アポロンの降り注ぐ矢》、とどめの一撃を生み出す《プロメテウスの火》、敵軍Mサイズに通りさえすれば莫大なリターンが得られる《ポセイドンの怒涛》、コードダメージから主力Mサイズを守る《ハーデスの暗黒の雲》が主なコード。
どんな相手に対しても互角以上の殴り合いができるのが利点だが、『常勝不敗』のためにデッキに多めのコードを確保しておく必要があることから、ユニット数のバランス取りが難しい。
また《アテナ》ありきのデッキとなることが多く、そこに《インドラの矢》や《アプサラスの誘惑》、《オオクニヌシ》の『天ノ詔琴』といった対処の難しい手段を合わせられるとそれだけで大幅な不利を被る。
何も考えずに戦うだけで強いデッキでは断じてなく、むしろデッキ構築時点で何を対策するか意識しなければならない、という意味でも構築難度は高い。スターター「蒼穹ノ盾」を2個買うだけでパーツがある程度揃うのは金銭的にうれしいのだが。

▼青単マルス
Chapter2で色々得たことでデッキとして形になった、筋肉モリモリマッチョマンの「マルス」デッキ。
Chapter1からいる《マルクス》系はほぼ使われず、『調和』でコードダメージへの耐性を得る《アスピス》系や《ハルモニア》、大覚醒が強力な《グラディウス》系、タイプ覚醒持ちの《クリス》、『団結』でBPを上げつつ『調和』も持っている《エリス》など、青単ミネルヴァに比べて全体的にユニットが強く、突出したユニットがいないのが特徴。
その中で主力となるのは、『追撃』によって手札消費なくアタックダメージを増やせる《フォボス》と、Sサイズながら『奮起』でBP110に到達する《フォボス》。当然の如く《ヘラクレス》も入る。なんなんだあんた
両方のアビリティを兼ね備える《マルス》は、ログコストの重さがネック。青単マルスでは青単ミネルヴァ同様、コスト③以上のコードの数が少なく「奔流」の恩恵を受けにくいため、ユニットの重さをどうにかするのが少し難しい。
青単マルスに限った話ではないが、「奔流」は青の《敷島 ヒカル》や黒の《レオナ・メリタ(Chapter3)》の『嵐の予感』と相性がいいので、そのシナジーを考慮して重めのコードを増やすという手は一考の余地あり。
青単マルスの弱点は、主に防御面。《エリス》と『魂の絆』の乗った《アレス》のBP130が実質的な最大防御力で、あとは「覚醒」とコードで耐える以外の手段がない。BP150のMサイズを主軸とするデッキに対し、この性能では不安が残る。
加えてBPが上がる『奮起』はHPを守るために使えず、Chapter3で登場した《ハーデス》のせいで安定性が大きく落ちたのも逆風。

▼青単レジェンド&ビースト
一応組めるのでここで紹介。
Chapter2の青のビースト《ペガサス》《ネメア》はコスト0の割に防御性能が高い。そしてChapter3の青のビースト《ケリュネイア》《ディオメデス》《ミノタウロス》は非常に攻撃性能が高い。《ステュムパリデス》と《ハルピュイア》? 知らない子ですね。
これらを青のレジェンドと組み合わせるデッキ。
青のレジェンドは、《ヘラクレス》の他にも色々と優秀なユニットが揃っている。
まず《ヘラクレス》だが、ログコスト②でBP120、そして120アタックダメージに耐える『無敵』が強い。そして大覚醒のBP+50や《アテナの煌めく盾》と組み合わせることで、170アタックダメージにも耐え得るというプレッシャーが、瞬間的に170BPに到達するという潜在的脅威が最大の武器。レジェンドもビーストも関係なく強い。
ビーストのアタックダメージを大幅に増やす『騎乗』が強力な《ベレロフォン》《カストール&ポルックス》は《ディオメデス》と合わせると、S単独打点140、M単独打点160を実現する。本体の性能も最低限のものは持ち合わせている。
青単の強み《アンドロメダ》は《ペガサス》系《ミノタウロス》系の相棒に最適。前者は120ダメージに耐えるSサイズ、後者は140打点のSサイズを作り上げられる。Mサイズと組み合わせても、それぞれ130耐久・150打点を《アンドロメダ》のキャストに必要なログコスト①だけで作れる。ビーストを大量採用するなら有用だ。
他にも書籍プロモ(Chapter4からの先行収録)の《キルケー》はビーストでアタックするタイプのデッキにぴったりの『俊足』『獣の応援』持ち。自身が「ビースト」でもあるため《ベレロフォン》と組み合わせることもできる。
2012年12月ショップ大会プロモの《メーデイア》も「レジェンド」。こちらは『調和&結界』により、《ペガサス II》をアタックダメージ110耐久、それ以外のダメージ120耐久にしてくれる。《アンドロメダ》と組み合わせると有頂天。
極めつけにレジェンド覚醒の《ケイローン》も青なので採用可能。
ここまで書くと強そうに思えるが、最大の欠点は事故率。
「隣がビーストじゃないと仕事しない勢」の《ベレロフォン》《カストール&ポルックス》、「隣がレジェンドじゃないとバニラ」の《ペガサス》系、「先攻取れなきゃバニラ」の《ディオメデス》系と、ただでさえ「ビースト」とネームドだらけの「レジェンド」のバランス取りで構築難度が高いのに、デッキ構築の時点で頭が痛い連中の多さが辛い。
他のタイプから優秀なユニットを取ってこようとすると、こいつらの弱体化の危険性が上がるのも苦しいところ。
もっと言えば「レジェンド」は『満開』持ちの《メーデイア》以外は全員キャストにログコストが必要。バースト事情は常に苦しい。
爆発力は青単の中でもトップクラス、早期に決着を着けられる可能性も高い。しかし、大会の様な「負けられない戦い」においては、このリスクをどう捉えるかは重要なところだ。

◆アームズ
青単のアームズは《雷霆 ケラウノス》。らいてい、って読めねえ。
ログコスト①で、アビリティ2は《Auto》アビリティ『雷攻陣』。《敷島 ヒカル》にとっては『嵐の予感』を邪魔しない《Auto》アビリティであることがうれしい。
効果は自軍ユニットの打点上昇。わずか10点だがこれがシャレにならない。Sサイズ2体でアタックするだけで最低保証160、『騎乗【+40】』の乗った《ペガサス》がSサイズで単独打点120など、ほんの10点の増加がアタックする度に相手に突き刺さる。具体的に何が強いかは、Chapter2の情報だがこちらの記事参照。
競合相手は《アレスの猛き槍》。もともと打点が高くなりやすいのなら両方とも入らない、という選択もあり得る。
アームズの《雷霆 ケラウノス》のフルパワーは、先攻を取って3回(あるいは《プロメテウスの火》も含めて4回)アタックする時。エンチャントする時は先攻を取ったターンにしたい。
なお先攻型のデッキでも、《アレスの猛き槍》は防御系コンバットトリックに対する疑似的な打ち消しとして機能する。そこは忘れないように。

登録タグ: Dステップアップ  ドレッドノート 

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テーマ:ドレッドノート投稿日時:2015/12/01 22:32
TCGカテゴリ: ドレッドノート  
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