FumbleguyのTCGあれこれブログ

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ドレッドノート・ステップアップV3:7

Chapter3で一気に環境が動きつつある中、久々のドレッドノート・ステップアップV3。
今回からは、新たにデッキを組んでみようという人のために、各クラスタの性質や得意分野、主なデッキの傾向をまとめる。
どのクラスタで何を得意とするデッキを組めるのか、アームズと合わせて一通り見ていこう。
今回は赤単について。全10回ともなればそうそうネタ切れもしないだろう。
ちなみに、カード名は《》、アビリティ名は『』で表記を統一してある。

◆【赤単】
Acコードとアビリティの火力、敵軍ユニットブレイクで誘発するアビリティなど、攻めて攻めて攻め続ける攻撃的な要素が多く揃っている。
一方、防御面は極めて貧弱。敵軍よりも高いBPを確保できない場合、かなりの苦境に立たされる。

▼赤単反響
赤単の典型的なデッキのひとつ。『反響』や《神通力 雷火》でコードダメージを増加させ、《神通力 鎌鼬》でMサイズユニットを着実にブレイクしたり、《神通力 迦具土》で複数体のユニットをブレイクしたりした後、がら空きのキャスターをアタックするという動きを狙う。
『反響【+20】』を持つ《アメノウズメ》と、コスト0のユニットで唯一『反響』を持つ《鞍馬》はほぼ必須。
他に『反響』を持つ《クシナダヒメ》《ツマツヒメ》の他、天狗覚醒を持つ《愛宕》や『応援』持ちの《葛城》で《アメノウズメ》の『爆風扇』をサポートすることが多い。
他には、コードを連打する構成と相性のいい『霊力吸収』を持つ《サルタヒコ》《オオヤマツミ》や、『鬼神楽』によって高いBPを確保できる《スセリヒメ》などが採用される。
強みとしては《神通力 迦具土》が高い『反響』と共に通った時の膨大なリターン。《神通力 雷火》と組み合わせれば、3~4体の敵軍ユニットを一度にブレイクすることさえある。あとは無人のバトルエリアをユニットでアタックしていくだけだ。
主な弱点は、《神通力 水鏡》と《神通力 金剛》に強く依存する防御面の貧弱さ。
《神通力 迦具土》や《神通力 烈風》など、コストの重いコードをキャンセルされたり、耐えられてしまった時のリスクの大きさもこれに拍車をかける。
これを補うためには、《神通力 砕波》や《プロテクション》といった「使い所が限定的でコストも重いが効果の大きいコード」を使うか、開き直って「相手が止められないタイミングを見極めてコードを撃つ」ことを極めるかのどちらかだ。
豪快なようで、その一撃を通すために慎重さが必要となるデッキと言える。

▼牛頭ビート
攻防一体という言葉がぴったりなユニット《スサノヲ》、アタック時は後攻でも強いが先攻だともっと強い《飛騨》など、強力な「牛頭」ユニットを《カミオオイチヒメ》で一層攻撃的にするというデッキ。
アタックに関しては、Sサイズの《飛騨》が単独で110点、Mサイズの《飛騨 弐》が140点ととんでもないアタックダメージを叩き出す。
このアタックを《近江》の「SP:A+++」や《丹波》の牛頭覚醒でサポートしつつ、隙あらば《神通力 烈風》を捻じ込んでいく。
敵軍Sサイズはアタックで粉砕し、残ったMサイズをコードかアタックでブレイクしていく構成だ。
《スサノヲ》の代わりに、《プロテクション》と組み合わせると190アタックダメージまでは耐える《サルタヒコ》を入れたり、一回りスペックが落ちる代わりに軽い《イソタケル》を使うこともある。
逆に《スサノヲ》を全力でバックアップするために《イシコリドメ》や《神通力 陽炎》、そして《スサノヲ》を除去から守る《神通力 砕波》を併用する形も有効。
とにかくアタックに関しては《カミオオイチヒメ》の援護がなくても強いが、防御面はブロック・コード・アビリティ全てにおいてかなりザル。ALLコードを多めに採用する必要に迫られることも多い。
また、先攻を取れない場合はアタックの強さを存分に発揮するのが難しいため、牛頭以外を入れることになるが、『俊足』を持つ《雷鬼》《茨城童子》(2015年12月ショップ大会参加賞)を使って先攻を取りやすくする、というのも選択肢に入れておこう。

▼雷鹿バーン
Chapter1から赤単不遇のデッキと言われ続けさえしなかった程に不人気、雷鹿デッキ。だいたい《アメノヲハバリ》のせい。
《タケミカヅチ》《タケミナカタ》の『雷光剣』と《迅雷》系の『雷光波』で、敵軍ユニットを狙い撃ちするのが主戦略。
これを『波紋』持ちの《イワツツノヲ》や100打点Sサイズの《紫電》で後押しするデッキ。
《神通力 金剛》《神通力 雷獣》の存在が、着実に敵軍ユニットをブレイクすることを可能としているのは確かに強い。
加えて『雷光剣』はBP火力ではなく固定値ダメージ、しかもBPよりもずっと高い値のダメージを出してくれる。これは青系や黒系のデッキ相手の時には特に有効な部分だ。
しかしながら、『雷光剣』はユニットカードを、『雷光波』はコードカードをコストとして要求する。
ログコストこそ軽いものの、手札はログコストよりずっと重いコスト。それを何度も支払うのは困難極まる。
Lサイズユニットで手札を節約しようにも、そうするとアビリティダメージで稼いだ攻めの手数が減ってしまい本末転倒。
中期~長期戦でこそ強いアビリティダメージ軸のデッキのくせして、アビリティのコストの都合で短期決戦を強いられてしまう。そのために赤単雷鹿は苦行となっている。

◆アームズ
赤単のアームズは《神器 八尺瓊勾玉》。単色アームズなのでログコストは①。
アビリティは『加護』に加え『魔破ノ勾玉』。《Auto》アビリティなので、キャスターのアビリティを問わずに使いやすいのが便利。
その効果は『反響【+10】』に、コードダメージ軽減禁止のおまけがついたもの。
大抵の場合、おまけの部分はどうでもよく、ユニットの『反響』に加えて追加でコードダメージが増やせるというのが重要。
ただし《神通力 迦具土》の一撃必殺を狙うデッキにとっては、相手によってはおまけの方が重要だ。
面倒な『大盾』を持つ《ベリト》《アイギス》系や『調和』を持つ《ハルモニア》《アスピス》系、更には《レジスト》に《ハーデスの暗黒の雲》までも全部まとめてこれ1枚で対処できる。
『反響』を活用するデッキならすんなり入るが、《神通力 鎌鼬》も《神通力 迦具土》も使わないデッキでは《神通力 水鏡》や《プロテクション》が競合相手となる。
アタックボーナスを防ぐ『加護』をどれだけ信頼するかが採用基準となるだろう。

登録タグ: Dステップアップ  ドレッドノート 

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テーマ:ドレッドノート投稿日時:2015/11/30 23:34
TCGカテゴリ: ドレッドノート  
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