まいなす思考だって悪くない！

緑紫ユーザにとって、25th最大の収穫はGNフラッグでも、ACEでも、ましてやガラッゾでもなく...

間違いなく型破りの戦術です。

いやぁ、このカードを見つけた時は「電波かなぁ」って心配もありましたが、実際に大会で使ってみたところ、それも杞憂に終わりました。

例えば対赤の試合（正確には、相手はカンパトだったのですが...）では、先攻2ターン目に型破りの戦術をプレイ、次のターンから淡々と詰め将棋ですよ。
エリクを乗せるのに妨害が無いってだけでもだいぶ精神的に楽になるのに、基本的に相手の場にユニットがいないわけですからね、安心して殴れるってもんです。
密約、サラサ、主要カウンター類を防いでしまえば、相手は身動きがとれませんからね。

他にも青、茶、黒、白は古めのコマンドを多く積んでるので、これを出してやれば行動に大きく制限をかけられます。
また、茶以外のドロソは1枚制限がかかってるものばかりなので、無駄な手札を増やせるってのも良いですね。

ただ、緑相手には要注意です。
緑の焼きコマンドは赤い彗星が中心となっているので破壊工作以外に通用しませんし、そもそも緑のコマンドは1枚制限/デッキが多めになるので大した効果を発揮しません。
更に緑紫ともなるとデッキ構築次第ではコマンド自体がほとんど入らないというものもあります（現に、私の緑紫はヴァリアブル以外コマンドが入ってません）
更に更に天敵となるのが、シャア専用ズゴック&アッガイです。
ACEで寝かせられれば問題はありませんが、私のデッキにはACEが入ってないのです･･････。
というかまぁACEのスペースが無いというのが正直なところですけど、こればっかりは入れてなくて後悔しました。

ということで先日のGTSでは見事にそんな流れで、緑紫×、赤茶〇、白〇という結果になりました。
まぁミラー戦ではサイドに外して仇なす者をぶち込んだんですが、これが思い切り刺さったので、今後はそのチェンジを念頭に置いて戦っていくことになると思います。

あ、あとACEとのシナジーとしてもうひとつ、これコインが無くなっても廃棄されないんですよねぇ。
その辺は青におけるナビゲーターに似た立ち位置ですが、緑紫は歪みや照準というようにオペレーションも多いので、積極的にACEを動かしていけるのも強みですね。

そんな感じです。
正直、こいつがアンコモンに入ってるってだけでこのパックがどれだけ壊れてるかって感じですね。
まぁ緑紫が増えてしまえばナイスサイドカード止まりになってしまいますが、それでも現状では枠を作ってまで入れる価値のあるカードだと思います。

ではでは。