【カードレビュー】べリアル
2015年11月26日発売予定のスターターデッキ 煉獄ノ王からベリアルです。
基本性能は
構築条件:赤黒
ログコスト:3
BP:120
SP:B+
サブエフェクト:なし
となっています。
注目すべきは初の混色専用カードでかつ初のサブエフェクトがないというおおきなマイナス要因を二つ持っている点です。
とくにサブエフェクトなしは実際に使ってみないと感覚がつかめませんが大きなマイナス査定だと思います。
能力は以下になります。
・[隣のSユニットが赤なら手札を1枚捨てることで]選択したバトルエリアにいるユニットにに衰弱をエンチャントする
・[衰弱持ちを倒した時に]強化1枚、または相手のログを1枚寝かせられます。
上の能力は、殺意持ちのベルフェゴールやザルクIIとは相性がいいと思います。赤は飛騨をはじめにSサイズが優秀なので赤のみでそろえても十分戦えると思います。雷鹿に寄せてイワツツノヲで手札補充できるようにしてもよいと思います。
下の能力は、癖のない強化と相手の動きをけん制できるので使い勝手はいいと思います。ログを1枚寝かせる効果は相手のコードなどのログ消費を止めるだけでなく、ゴッドドローも止められるのでうまく使えれば相手にとって脅威になるでしょう。
ただし、赤黒という現在はあまり上位に上がりにくい色指定な点が気になります。1弾環境では衰弱とバーンによって制圧していくタイプのデッキがありましたが2弾環境では赤黒ビーストでしょうか。その赤黒ビーストもあまり見ませんし、現在苦戦中の色という印象です。
スターター限定カードということでスサノオやアテナと比較すると、以下のように少し劣る感じがします。
構築条件は単色限定と混色限定で色拘束的には同等
単体性能としては攻撃時の爆発力や防御時の生き残りやすさでスサノオやアテナに比べると劣っている
(ただし鎧との相性が特によく、BPアップしやすい色の組み合わせなのでそこを加味して五分か微不利ぐらい?)
対応キャスターの点では魂の絆(強化)と魂の波長(ログコスト軽減)ではどちらが有利かは今のところ不明。
スターター限定カードということでスサノオやアテナと比較しましたが、個人的な印象としてはスサノオやアテナといったワントップ型よりもゴモリーに近いタイプの痒い所に手が届くユーティリティなカードだと思っています。(ゴモリーとは届く手の範囲が違いますが)
今まで黒がらみのデッキにはゴモリーが入っていましたが、キャスターの関係でべリアルとゴモリーは(できないわけではありませんが)少し共存しにくいカードだと思います。
総評としては、他のスターター限定カードや第3弾のカードがわからない現状では、少し落ち着いたカードの印象がありますが、今後追加されるカード次第では非常に強力なカードなりうる性能を持っていると思います。
現時点では上記のように書いていますが、個人的には非常に強くなるのではないかと期待しています。
お読みいただきありがとうございました。
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テーマ: | 投稿日時:2015/10/02 23:35 | |
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