最近ニュース等で話題に挙がっている口蹄疫について少し調べてみた。
口蹄疫とは、偶蹄目(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%B7%E7...)の生物等に感染するウイルス性の急性伝染病である。
人への感染については、濃厚接触者が稀に感染する程度で、感染者には軽い発熱や水疱の発生が起きるが、症状が発生しても完全に回復する。
更に言えば、口蹄疫による死亡例は無く、人から人への感染報告も存在せず、感染した生物を食べても感染する事はない。
このように人間に対してはほとんど無害なのだが、家畜に対してはとてつもない感染力を持ち、感染動物の体液等に触れただけでなく、広範囲の空気感染を起こす。
症状として、発熱や水疱の形成が起こり、その水疱が破裂する事によって出来る傷口の痛みや二次感染等により摂食の減少や歩行の阻害等の症状によって体力を消耗し、乳収量・産肉量が減少する為、畜産業への大打撃となる。
その為、感染被害を抑える為に口蹄疫の感染家畜は殺処分されるのだが、今回の口蹄疫の発生において宮崎県は、相当な被害を負っており、感染によって殺処分された牛の中にはブランド牛の大本である宮崎牛の種牛が含まれており、この事による被害は計り知れない。
現在殺処分された家畜の総数は8万を超えており、宮崎県は被害を受けた畜産農家への義援金や口蹄疫対策の寄附金を募集しているようです(http://www.pref.miyazaki.lg.jp/)
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テーマ:日記 | 投稿日時:2010/05/20 01:05 | |
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