すいちごちゃんのブログ

前回の記事を投稿した後に仙台まで遠征に行き、帰宅後インフルエンザを発症してしまい
2週間程うなされていたのをきっかけにすっかり更新しなくなってしまった当ブログ。

正直『世界征服～謀略のズヴィズダー～』まではパッとしなかったレベル・ネオですが、
『ノーゲーム・ノーライフ』発売以降は徐々にプレイユーザーが増えているとのこと。
来たる9/26(金)にはビッグタイトル『魔法科高校の劣等生』も発売となり、
更なるプレイ人口の増加が見込めるので、ここらでいい加減シリーズものを謳った
前記事の続きでも書こうと思った所存です。


さて、当人自体レベル・ネオというTCGをどこまで理解しているのか定かではないので
タイトルにもあるように、あくまで初心者に向けた情報を発信したいと思います。

今回の記事は『アドバンテージの概念』についてです。

アドバンテージ、日本語で優位性のことでよくアドと略されています。
この『アド』を相手より多く積み重ねることが、そのままゲームの勝利に直結します。
この考え方はレベル・ネオに限らずどのTCGにおいても重要ですが、
現状エクストラウィン(特殊条件勝利方法)がなく、また原則毎ターンメインキャラが
アタックをするというゲームシステムの性質や、「これを出せば逆転出来る」という
一発逆転のカードがあまり存在しないレベル・ネオというTCGにおいては、
ことさら細かなアドの取り合いが重要になっていると私は感じています。

ではそのアドとは具体的にどのような種類があり、
またどう計算していくのかということを下記で説明していきたいと思います。

レベル・ネオにおけるアドバンテージの種類は大きく分類して

・ボード・アドバンテージ
・ハンド・アドバンテージ
・テンポ・アドバンテージ

の3つに分けられます。

まずはボード・アドバンテージ。これは場(主にサポートエリア、レベル置き場)
においての自分と相手の優劣差です。
当然場に置かれているカードの枚数が多い方が有利ですし、もっと言えば
APが高い、効果テキストを持っているカードが多い方が有利です。

レベル置き場においても枚数の多さ、裏表の差などで優劣が決まります。
極端なことを言えば、このボードアドさえ取り続けていれば試合には勝てます。
盤面には常に気を払うように心掛けましょう。

次にハンド・アドバンテージ。これは読んで字の如く手札枚数の差のことです。
レベル・ネオでは初手が6枚、ドローが毎ターン1枚なのに対し、キャラは2体まで
登場させることが出来ます。これは単純に、先攻側ではキャラだけを
登場させていたとしても、7T目には手札が枯渇するということです。
実際はイベントも使用するため、もっと早い段階で手札切れを起こします。

それに対しての先攻側の最速レベル・ネオアタックは6T目。手札枚数が減っていれば
それだけ行動選択の幅も狭まるので、その分最速勝利を目指しにくくなるばかりか、
その後の展開も苦しいものになりがちです。レベル・ネオにおけるドローテキストが
あまり充実していない現状からも、手札枚数の重要性は窺い知れます。

最後はテンポ・アドバンテージ。これは前者2つのアドバンテージ概念と異なり
可視領域の埒外にあることが多いので、単純なカード枚数での比較は出来ません。
テンポの最も分かり易い例を挙げるとなるとターンコストの存在がそうです。

レベル・ネオではカードの使用の際にコストとしてターン経過数を要求されます。
ターンは通常先攻側が先行しているので、先攻側は後攻側よりも強力なカードを
先にプレイすることが出来ます。また、レベル・ネオはターンプレイヤーの方が
使用出来るテキストの種類が多いデザインをしているTCGなので、
多少強引ではありますがそこでもテンポを稼いでいると言えなくもないでしょう。


と、各種アドの概略を説明した段階で存外に記事の文量が膨れてしまったので、
アドの詳しい説明や計算などは次回の記事に持ち越したいと思います。

前回と違いすぐに記事にして公開するので、ここまでで興味をもって下さった方は
是非とも次回の記事にも目を通して頂ければと思います。