猫使いの秘密兵器のようなもの

書こうか悩むこと１年半近く、ようやく書くことができました。

発表からは随分と時間が経ってしまいましたが、ヴィクトリースパークの公式サポートが正式に打ち切られる運びとなりました。ご存じの通り販売は昨年の熱風海陸ブシロードを最後に、大会のサポートは2015年12月分が最後になります。週の関係で、翌2016年1月3日が最後の公認大会ということになるのかな。

思えば発表されてから、取り巻く環境は大きく変わりました。先ず最初に変わったのは、取り扱いショップが壊滅したこと。販売サポートが終了していなくとも、もう先が無いと公言されているわけですからこれに関してショップを責めるつもりは毛頭ありません。在庫一掃として捨て値で販売されていることも多かったのは、その時期にショップを回った経験のある方なら概ねご存じだと思われます。

それに対して、一部（というには若干多すぎる気配もありますが）の熱心なユーザーは相も変わらずプレイを続け、またユーザー主催で大規模な大会やイベントなども開催されている状況となっています。この流れが今後いつまで続くのかは判りませんが、少なくとも現状だけを切り取れば往年のリーフファイトや一時期のモンスターコレクションと同様に独自のコミュニティを形成して行くのではないでしょうか。

正直なところを述べると、公式のサポートが終わるのは残念だなあと思いつつ、同時に本当に好きで続ける馬鹿が遊び続ける「いい意味での遊び」として形成されている今の現状も悪くは無いかなと思ってはいます。こう言うと語弊を生みそうですが、少なくとも今遊び続けている人達の中に権利取って旅費を浮かせるためだけにプレイするような打算だけのプレイヤーはいません（プレイしなくなった人達を非難しているつもりは無いです）。言わば同好の士、というのが最もしっくりとくる感じでしょうか。


心残りとしては、やはり一部のタイトルに続編という形での追加参戦が見送られたことでしょうか。特に時期的に微妙なところでありながらファイブクロスに参戦したデート・ア・ライブや、何度もその後WSに参戦することになるラブライブなどは欲しかった気もします。一部にはVSで続くよりはその作品が他のゲームにいった方がいい、と自分勝手な意見を総意のように述べるのが好きな方が言っていたりもしますが、そのようなプレイヤー（敢えてユーザーとは言わない）を敵に回す発言をして何が楽しいのかは私には判りかねます。

しかしながら、じゃあユーザー主導で作ろう！という気にはなりませんし、もしそう思っている人がいるのであれば非常にデリケートな問題を多数抱えているのでやめましょう。


何はともあれ、某の人が何気なしに発したあの言葉が、今となっては最大限の原動力になっている気もします。


「そんなことよりヴィクトリースパークしようぜ！」