真ん中スター

待たせたな。


ダメ☆シバだ。


１１弾発売から２週間程、アニメ一期組が強化され新レベル４軸のデッキもよく見かけるようになりました。
中でもピルルクで猛威を奮っているMPP、ブルーパニッシュについて少々…。


コードハート Ｍ・Ｐ・Ｐ

【出】：あなたのトラッシュからスペルを３枚までこのカードの下に重ねて置く。
【常】：あなたのシグニ１体がバニッシュされる場合、代わりにこのシグニの下からスペル２枚をトラッシュに置いてもよい。。
【起】このカードの下からスペル１枚をトラッシュに置く：スペル１つの効果を打ち消す。この能力は使用タイミング【スペルカットイン】を持つ。
【ライフバースト】：あなたの手札からスペルを好きな枚数捨てる。その後、この方法で捨てたスペル１枚につき、対戦相手のシグニ１体をバニッシュする。



新たにピルルクが手にした限定レベル４電機。
トラッシュのスペルをマーカーにしてそれをコストにバニッシュ耐性、スペル打ち消しという便利な能力を持つ。
まずこのコストの軽さ。
エナを一切使わずにアンチスペル、スペル軸のエルドラやスペルク、花代の銃声やユキのラビロマ等立ってるだけで牽制でき、かつ１回までならバニッシュ耐性まであるというのは破格。
レイニーやクリスタルシール、強力なスペルを持つピルルク、トラッシュにスペルを送るのは実に楽、コストなんてあってないようなもんだ、いくら人気1位とはいえこんなカードホイホイ渡さないで欲しい。



ブルー・パニッシュ

以下の４つから２つまでを選ぶ。あなたのルリグが＜ピルルク＞の場合、代わりに３つまでを選ぶ。
①コストの合計が５以下のスペル１つの効果を打ち消す。
②対戦相手のシグニ１体をダウンする。
③対戦相手の手札を１枚見ないで選び、捨てさせる。
④カードを１枚引く。


これまたスペルメタカード、打ち消せるスペルはコスト５以外なのでラビロマや集結は打ち消せない。
しかしアークオーラ、エニグマ等の強力なスペルを打ち消しながらついでのようにアドをとっていく謎アーツである。
今の環境、青ならピルルクでなくても入ってておかしくないアーツだ。



この２枚の登場はスペルを軸としたデッキに多大な被害を与えた。

そう、耐久エルドラだ。

dynamite、spadework、三剣、レイニー、threeout、果ては手打ち穿孔、その全てがメタ範囲になる為手も足も出ない。
これらを積んだピルルクを相手にしている時は全盛期のミルルンを思い出す。
はっきり言ってこれはミルルンに規制をかけた意味がほとんどないのではないかと思うほど。
やってることはミルルンとほとんど変わらないのだから。

CLとレイニー、クリスタルシールの同時使用制限でもかけない限り止まらないだろう。
これに１２弾で黒ピルルクという更なる強化をもらうんだからたまったもんじゃない。


もちろんこれは個人的な感想であり一エルドラ使いとしてピルルクを相手にした環境である。

なんにせよ上記の2枚がある限りスペルを軸としたデッキが日の目を見るのは難しいだろう…。

エルドラも新たな壁の出現に新しいステージを要求され日々頭を悩ませるばかりだ。

ここに来て水獣軸のエルドラが台頭する予感もしている。
ここまでひどく乱文になってしまったが失望するにはまだ早い、まだ見ぬエルドラの構築は無限にあるのだ。
不満を垂れるくらいなら考えろ、目にもの見せてやれ。
考えろ、考えて勝て。
あまりに酷いようなら当然規制も入るだろう。
思考停止した時点でカードゲーマーは死ぬのだ。




さぁ、エルドラの明日はどっちだ。