ＴＣＧ四方山話

最終回の今日は、Ｃセット：ゾードアップデッキです。


専用ＳＲ　１種

シンケンゴールド（ＸＧ４）　１


専用Ｒ　１種

シュリケンジャー（ＸＧ４）　２


Ｒ　３種（うち再録　３種）

ゴーゴージェット　１
ビクトリーロボ　２
マジマザー　３


ＮＲ　３種（うち再録　２種）

ダイカイオーニシ　２
気伝獣ウォンタイガー　１
シンケンブルー　３


Ｎ　１０種（うち再録　６種）

ピタットヒトデ　３
オートバジンＢＭ（ＸＧ４）　３
ディケイドファイズ（ＸＧ４）　３
バイオライダー（ＸＧ４）　３
スーパーフォーメーション　１
レッドラダー　２
グリーンホバー　２
トータスハンマー　３
ビクトリーウォーカー　２
海老折神　２


コマンダーカード

ゴリー・イェン




さて、このデッキの特徴ですが、まず

・ゾードアップ（追加条件を持つ）ユニットが多い

まあ、デッキ名のとおりですよね。
ロボが２種類とその合体（若しくは変形）パーツが入っており、パーツの方も追加条件を持っているため、ロボをラッシュするには２段階で追加条件を満たす必要があります。


・ジョイントコンビネーション（ＪＣ）を持つユニットが入っている

今回も新しいカラクリボール、ピタットヒトデが登場しました。
以前からのトータスハンマーと合わせて、どちらも強力な効果を持っています。
しかし、肝心のＭＡのＬユニットである海老折神ですが、その追加条件を満たすには、デッキに１枚のシンケンゴールドが自軍エリアにある必要があります。
そして、ダイカイオーニシはラッシュの追加条件として海老折神を捨札にする必要があるため、結果的にはシンケンゴールドが出せなければＪＣも使えない、ということになっています。


その他には、これと言って特徴らしい特徴も無いですねｗ

まあ、普通に使い勝手の良いＳユニットとＭユニットが入っているので、それらで上手く場を持たせつつ、ロボのラッシュを目指すのがこのデッキの運用方法でしょう。

正直ＳユニットにＳＰを持つものも少なく、合体（又は変形）せずに勝つことは非常に困難でしょう。
一応、マジマザーで守りながらレッドラダーでＳユニットを使い回すという手もありますが、分の悪い戦い方です。


注目の再録カードは、Ｒには天空気殿の登場で一気に人気の高まったゴーゴージェット、ＭＡの基本カードとも言えるマジマザーが９弾以来の再登場、そして待望の気伝獣ウォンタイガー、さらには、４弾のシークレットで５弾でノーマル使用で再録されたスーパーフォーメーション、と、再録枠はかなり豪華です。
正直、強さはともかくとして、再録的な意味では一番当たりのデッキではないでしょうか。


専用ＳＲのシンケンゴールドも、ラッシュフェイズ中の新たなドローソースとして、かなり有効ですし、専用Ｒのシュリケンジャーも、車両デッキなんかと組み合わせるとかなり面白い動きをしそうです。


というわけで、どちらかというとデッキの話よりも個々のカードの話になってしまいましたが、ビクトリーウォーカーが入っているため、単純なストライク負けはしにくいでしょうし、マジマザーでユニットを守る事も出来るため、ロボをラッシュするまでの時間稼ぎはしやすいデッキだと思いますので、どうにかしてロボをラッシュして勝ちましょうｗ



パラメータ（５段階評価）

強さ：★★★
使い易さ：★★
発展性：★★★★
初心者さんへのオススメ度：★★



改造のポイント：

何はともあれ、シンケンゴールドが１枚しかないので、これを何とかして３枚にしたいところです。

シンケンゴールドは、つい最近までの公認大会で参加賞プロモとして配られていたので、最近始めたという方は、以前からやっている方にトレードしてもらう等することで入手することはそれほど難しくないでしょう。

もし３枚にすることが難しいのであれば、海老折神とダイカイオーニシ、カラクリボール２種は抜いてしまって構わないでしょう。
その代わり、ＥＴとＭＡのＳユニットを入れて、早期のゾードアップとストライク力の強化を図るべきでしょう。

何よりオススメなのは、Ａセットに入っている仮面ライダーＺＸ（ＸＧ４）です。
ＺＸは捨札が３枚以上あれば、コマンドゾーンからラッシュする事が可能なので、Ｓユニットをコマンドゾーンに送る追加条件を持つＥＴのＭユニットとは抜群の相性なのです。

また、ゴーゴージェットを活かすのであれば、天空気殿を投入する事で、カラクリボールを活かすことも出来るでしょう。
また、キングピラミッダーもＥＴのＭユニットや天空気殿のラッシュを助けるカードとして採用しても良さそうです。