前回の大会ではフェンリルに電車道されてしまいました。
敗因をたどれば、それは手札にあります。
自分が用いたフェンリル対抗策は以下の3つ。
・ニトロ・ランナー
・フルムーン・タイド
・スパーク
どれも2Dダメージです。
2Dで防御8以上のダメージを出せる目は36パターン中15パターン。
2~3回に1回刺ささるか刺さらないかといった確率です。
実際、フェンリルにダメージが刺さったのはニトロ・ランナーだけで、それもヒート・インフレーションであっさり跳ね返されました。
まあ、ヒート・インフレーションはさておき、ここでの問題点は
「フェンリルに2Dダメージは分が悪い」
ということです。
以前の温泉合宿でのクイズの時にデザイナーから、
「1Dは2、2Dは5としてバランスをとっている」
と発言がありました。
1が出たら運が悪いと諦めようということです。
2Dで5という値も確率では5/6、1Dで2以上が出る確率です。
この法則で行くと3Dは7~8なわけですが、確か10ぐらいに取ってるとか言ってたような。
ダイス多く振るからだろうか...
さて、では実際のプレイングの話しに戻ります。
この話を受けて自分は「1Dは【2】、2Dは【5】(3Dはまあ【8】)と固定値に置き換えて考えることにしました。
相手の防御が、その固定値以上であればリスクがあると判断するわけです。
例えば、リリスにフラッシュ・ファイアを撃つのは躊躇わないが、ヴェノム・ミストは再考して可能であればインプやウィッチの対抗へと回す――そういったプレイングですね。
2Dであれば、スカディに対するフリーズ・ブリーズは迷わず撃てということになります。
もちろんフラッシュ・ファイアが外れることだってあるんですが、1Dで1が出たのであればそれこそ運が悪かったです。
ダイスをたくさん振るモンコレだからこそ、そういった確率を見積もったプレイングを行うことで、長期的に安定した結果が残せる...ハズなんですけど、
――そういうプレイングをしていたつもりなんだけどフェンリルの時はすっかり忘れてた...てのが敗因でした。
2Dダメージのカードを捨てて、もっと有効なカードを引くことに賭けるべきでした。
さて、この考えは逆に分の悪い賭けに出るときにも用いることもできます。
1Dで6が出る確率は、2Dでは10以上が出る確率。(3Dだと13~14か?)
2Dで10点ダメージ出すのは1Dで6を出すのと同じということです。
この辺の感覚を覚えておくと、対抗を撃つべきか撃たざるべきかの指標になります。
また、相手のダメージを守れるか守れないかの目安にもなるでしょう。
ガンロックに対するネイネルの砲撃は、頑強の薬があれば大抵防げるわけです。
...にしても、なんでフェンリル相手に2D対抗でいけると思ったのだか。
テーマ: | 投稿日時:2013/01/22 02:47 | |
TCGカテゴリ: モンスター・コレクションTCG | ||
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