リストラされてもアレが好き

オンラインでできることが増えている昨今では、現実に顔を合わせなくてもカードゲームだってできる。
リアルカードゲームのネックには主なものとして金銭的問題、マッチング、対戦場所が挙げられるけど、これを大体クリアできるのが大きい。
最近はSkype対戦などでリアルカードゲーム側も少なからず恩恵を受けているわけだけれど、宣言や用意を必要としない簡便さにおいてはオンラインに勝ることはないだろう。

・・・なんて語ろうと思ったけど、私の頭で考えても休むに似たりなので、お気に入りのオンラインカードゲームを紹介するだけで終わりたいと思います。

このアンケートは、魔法学校アヴァロンのような、デッキを組みリソースを払いカードを場に出して駆け引きするようないわゆる一般的なカードゲームを踏襲したものであることを前提にしてると思いますが、勧めるにあたってこれをまるっと無視します。

すなわち、オンラインならではのカードゲーム
「憂国の大戦」
です。

このゲームは他のカードゲームと違い、最初から場を形成して戦います。
わかりやすく言うと、遊戯王ならモンスターと伏せカードを並べて殴り合い、場にモンスターが残った方が勝ちです。
モンコレでリミット一杯、手札なしの本陣戦を行うと考えてもいいでしょう。

各カードにはHP、攻撃力、防御力、素早さ、コスト、属性、種族、所属があり、素早いやつから順に殴りかかってHPを削って相手を全滅させた方が勝ち。
アイテムはほぼ装備品のみで、味方を回復するもの、ステータスを上げるもの、敵にダメージを与えるものなど様々。

ここまでなら現実でも出来なくはなさそうですが、ここからがコンピュータならでは。

各ユニットにはそれぞれ固有の「技能」があり、これには発動率があります。
常時発動する100%のものから全体攻撃できるが発動しにくい25%のものなどかなり種類があり、しかも内容が攻撃力を0.3倍にするだの技能発動率を＋5%するだの、現実ではやりようがないことが楽しめるわけです。

更にメタを回すのが「戦術」の存在です。
デッキに入ってるカードに関わらず発動し、ターン毎に相手全体にダメージを与えたり、戦闘開始時に相手のHPが一番高いユニットのHPを90%削ったり、味方全滅時に一度だけ全員を最大体力80にして復活させたりと、これまた多様な効果があります。

コストが高ければ強いが、数は並べられないので袋叩きにされると死にますが、防御力を上げておけば蹴散らせるが、防御力を0にするカードもあり、とぐるぐるメタが回ります。

現在第16弾まで出ており、カードの種類は800種。
シナジーも技能も紹介しきれないのでここまでにしますが、興味があればやってみるといいでしょう。
基本的に、というか無料で全然できます。
カードの入手スピードが多少遅れるのと、結果的にレアカードが引きにくくなるくらいで、リアルラック次第でカバー可能です。
課金の必要なさは準艦これ級だと思っても間違いないです。
・・・おかげで経営が大丈夫なのか心配になりますが、7年は続いてるんで何とかはなってるんだと思います。

以上、露骨な宣伝でした。