カードゲームなんていつでもやめられるさ!
俺はもう5回はやめたZE!
............紙で出来た麻薬とはよく言ったものです。
さて今日はヴァンガードとブシロードのお話!
その前に「お前前のブログでヴァンガやめるとかいってたろ?」って思われた方いらっしゃるかなw?
すいません。今もずっとやってます(え
やっぱり初めて第一弾からやってるカードゲームなので思い入れが出来ちゃってましたw俺のヴァンガード引退宣言は麻枝准の「あかん。もうシナリオも曲も書けない。都乃河にまかせるわ。」と同じ感じです。もっといえば竜騎士07の「今回のトリックにファンタジーなんてありません。」発言と同じです。
つまるところ嘘ですね!!
いやーやめたいのは事実なんですけどねwそもそもブシロードって運ゲー会社の中でもさらに運ゲーですからね。
そんなわけで今日は先ほど言ったとおりヴァンガードについて
今更かと思われますが、イグニッションっていうヴァンガードのトリガーシステムのようなz/xというライバルが出たのでね。一応w
あ、注意ですが、これから書く内容はヴァンガードや他TCGへの批判・否定ではありません。あくまで「ヴァンガード」というカードゲームのあり方を自分なりに解釈し、興味を持ってもらえるよう文章にしたものです。ご了承ください。
~ヴァンガードのあり方とブシロードの考え~
さてヴァンガードは発売から一年で今やブシロードの看板作品にまで登りつめています。WSやVSなどの先輩がいる中なぜヴァンガードがブシロードの首位を取れたのか。それについてお話したいと思います。
まずブシロードの戦略とでも言いますか、カードゲーム理論と言いますか、という考え方があるのですが、それが
「TCGはコミュニケーションツールであり、楽しいものだ。そのために負けるのは実力の差だけではないように作る」
というものです。(正確な言葉回しではありません。ブシロードの正式会社理念が知りたい方は会社説明会などにご参加ください)
WSやVSでもその理念は色濃く受け継がれていますが、
結局は「自分の嫁に順序をつける」ことになったり、「大き過ぎる実力差の前には太刀打ち出来ない。」となってしまいます。
やはりガチになれば競技性が高くなってしまいます(競技性が高いことは悪いことではないのですが。そこらへんの話は今回はヴァンガードの話の為、割愛。後半少しだけ触れます。)
カードゲームの大元である「資産ゲー」の概念を拭えきれてないのです。
しかし、だからといって「資産」要素を全てなくしたら、それはTCGではありません。
UNOや人生ゲームなどの「構築済みゲーム」の領域です。
だからこそ、ブシロードは勝てば「実力」負ければ「運」のゲームを制作しました。
それがヴァンガードです。
どんなに素晴らしい雀士でも、一巡で役満されればかないませんからね。
そういうゲームを目指して作られました。
資産やプレイングによる違いを最低限残し、最終的に全体を見渡せばそれによる差がしっかりと開くようにし、
そんな中で初心者も勝てるように「運」の要素も散りばめたのです。
ヴァンガードは他TCGプレイヤーに叩かれることが多いと言われています。
「ゲーム性がない。」
「ただの坊主捲りだ。」
しかし、違うのです。
確かにMTGなどの競技TCGで優勝することは尊敬に値します。
MTGプレイヤーでもある私にとっては「チャネルファイヤーボール」(有名チーム)の称号を見せられただけでGG(投了)してしまうでしょう。
私だけでなく少なくともMTGをやったことのある方なら最低限「おーすげぇな」となるでしょう。
ですがブシロードはそもそもそういったあり方を目指してないのです。
確かにカードプレイヤーに対してそれらの称号は実力の証となります。
しかし一般人にはそんなもの関係ありません。
武藤遊戯をしっていてもCS優勝者なんて知りません。
ダンやハジメを知っていても、小野大輔が実力のあるプレイヤーだと知りません。
ヴァンガードはそれらとは違う
「知ってる」を目指して居るのだと思います。
「知ってる!バンバンヴァンガードでしょー」「知ってる!DAIGOのやつでしょー」「知ってる!世界卓球のやつでしょー」「知ってる!新日プロレスのやつでしょー」
カードゲームは確かに「ゲーム」です。しかし、そこにはオンラインゲームなどにはない「リアルな人との繋がり」があるのです。
ブシロードはコミュニケーションツールとしてカードを作っているのです。だからこそ実力だけで勝敗がついてしまったらそこで終わりなのです
「負けたーよし!次は勝とう」
って言えるゲーム。
臭くいえば、絆を作るゲームなのです
ヴァンガードは運ゲーです。
しかしそこには最低限のプレイングや構築の考えが生きています。
何度も「友人」と遊び、必要だとわかったカードを「友人」と交換し、集めたカードを眺めながら「友人」とアニメの話をする。
それがヴァンガードです。
さてここまで読んでくださった方には本当に感謝致します。
現在ヴァンガードプレイヤーの方は「自分の思うヴァンガード」なんかをコメント残してくださると嬉しいですね。それもヴァンガードのあり方ですから。
そしてヴァンガード未プレイの方、少しでもヴァンガードに興味を持って頂ければ幸いです。
現在プレイしてるカードゲームと並行して「つかれたぁ。よーしヴァンガードやって頭をほぐすかぁ」なんていうのもいいかも知れません。私もそんなプレイヤーの一人です。
ヴァンガードはまだまだ始まったばかりのコンテンツです。今は話のきっかけの「コミュニケーションツール」ですが、「知ってる」が当たり前になればなるほど、競技性も出てくるでしょう。
自分の運が悪いのではなく、相手の運が良かった。
こういう考えがヴァンガードを通して全てのTCGで広まることを願っています。
それでは皆さんとヴァンガードファイト出来る日を想像しつつここらへんで筆を休ませて頂きます。
追伸
これだけいっとっけばヴァンガード続ける言い訳にはなるだろ(え
ははwそんなブシロードさん、お金なんていりませんよ。
好きでやってますので(ブサメンスマイル)
登録タグ: カードファイト!!ヴァンガード ヴァンガード ブシロード コラム
テーマ:コラム | 投稿日時:2012/05/24 23:38 | |
TCGカテゴリ: カードファイト!! ヴァンガード | ||
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トーマ さん | [2012/05/24 23:46] |
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いきなりのコメント失礼致します。
大変興味深い記事でした。 WSの黎明期から武士TCGをやってる者としては、なるほどなと思う部分もあったり、その通リと思う部分もあったり。 色々と参考になる部分が多かったです。 |
すがわ さん | [2012/05/25 00:31] |
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>トーマさん
コメントありですー! そうですね。武士TCGを通して大体がこの理念の通りですよね。 興味深いというお言葉ありがたく頂戴させて頂きます! |
トーマ さん | [2012/05/25 01:02] |
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追記
ちなみに、自分のヴァンガードのスタイルは「構築2割、プレイング3割、閃き3割、運2割」くらいかな~と思ってます。 考えてどうにかなるところとそれ以外で五分五分くらい。 なので、トライアルで何も考えずにやっても、3回に1回くらいは勝ってしまえる、そんな感じ。 |