D-0　脳内思考

というわけで日本選手権2010出場してきました。
使用デッキは白緑刀匠ビート
基本的に予選で使用したデッキを改良したもの。
長文になりますが、ご了承ください。また記憶がところどころ不明瞭なため、事実と若干異なることがある可能性があります。

1回戦:赤黒急襲　2-0
相手は前回のチャンピオン。フィーチャーマッチ。

1本目/相手の除去は火力メインのため、軽く10000を超える刀匠は簡単に除去されず、仮に焼かれても1:1交換になり、それも2コストユニットなので対して痛くはない。フェンリルがうまく現れなかったので、ユニットを増やしてプレッシャーを掛ける→時々焼かれるを繰り返し、相手が2エネ残しになった状態で錬金術師、ホウキ、スカラベが敵軍まで突っ込んで優先権放棄。この時手札とボードで2回までパンプ可能。7スマで勝ち。

2本目/サイドからサテライト。サテライトはパンプ、ベース破壊と2段階で役に立つ。業火はともかくワイプアウトも基本1体に火力を集中させないと焼かれないため、1本目と同様にビートして勝ち。


2回戦:青黒隊列　0-2
青単の隊列召喚型に螺旋やパニックヴォイスの黒要素を混ぜたデッキ。

1本目/フェンリル錬金術師でビートしたら王子が登場。そのまま踏まれるならまだしてもコックハワードまで一気に決められ、シニスターマインドで踏まれつつ王子が入れ替え効果で自軍へ帰還。コックが残り、パンプ要員の王子がいる状態では対処不能。追加でコック決められて負け。

2本目/1本目よりも隊列召喚を警戒したものの、高速で王子を2体展開され処理に困る。さらにサイドインされたギガンドシーラカンスが最大22000までパンプ可能な状態で自軍にプレイされて悶絶。5スマまで入れられた状態でプリムラを10000以上の加速状態までパンプするものの、白の移動コストが最終的に1足りずに踏み切れずに負け。


3回戦:青白カエル　2-0
カエルを並べて場を蹂躙するデッキ。

1本目/1ターン目ピパナイトからユニットを展開されるものの、プランがうまく噛み合わなかった1瞬の隙をついて処理。再度展開されるものの、相手が青を引けずにプラン操作ができず、逆にこちらは果実連打のパンプ→エネ回復を回して場を制圧。ホウキまで決めて勝ち。

2本目/パンプ条件を満たされるものの、握っておいたダーサイで相手のプランを裏返して返り討ち。その後、青エネを置かれ、さらにトマトナイトでこちらのダーサイとバニフラを封じられて苦しい展開。運がいいのか悪いのか特にダーサイとバニフラはプランにめくれず、刀匠でパンプしつつビート。フェンリルで相手のスマを縛ってそのまま勝ち。


4回戦:青白ビート　1-1
草メタをしたタイプのフェンリルビート。

1本目/シェカのパワー換算をミスってユニットを処理される。多分今大会1番の凡ミス。シェカの吸引効果を誘発させないよう気をつけつつユニットを再展開し、場を制圧。そのままホウキまで決めて勝ち。

2本目/序盤にサテライトを2枚張られ、さらにシェカを出される。無理にでも相手のサテライトを減らすべくベース展開を繰り返し、割られる→リリカで戻すなどして応戦する。結果的に少しずつこちらのシステムユニットを処理され、フェンリルを対処できずに被スマが増える。エヴァンジェリカルでスカジャンなども封じられ負け。


5回戦:赤青ギャラクシー　2-0
赤青急襲にギャラクシーギミックが入っている。

1本目/最初の数ターンにベースを1、2枚張られ、4ターン目にこちらが優先権放棄したら最速で神竜の書からギャラクシーをドラゴンを出され、火力の対象が対面の錬金術師。とりあえず12000までパンプし、ギャラクシーを残しても仕方ないので2歩前進で相討ち。こちらはプランからすぐに再展開するものの、相手は切り札的な部分を即処理されたディスアドが大きかったらしく、そのまま場を制圧して勝ち。

2本目/サイドからサテライト投入。相手のベースを割れる分1本目より有利。フェンリルビートしつつホウキまで決めたところで相手がプラン神竜の書から手札のギャラクシーをリリースイン。移動しつつユニットを3体焼かれたところでエネ切れ。残った2体を敵軍まで進めて勝ち。

6回戦:赤黒急襲　1-1
1回戦とほぼ同じデッキ。そしてまさかのフィーチャー2回目。

1本目/かなり場が拮抗したままターンが経過するものの、3スマまで入れたところで融解戦鬼登場。決意を握っていないため処理に困る。そのままユニットを並べられるが、プランで処理。肝心の2枚ある決意がいつまでも見えず、結局山札残り2枚の状態でプランに見える。融解を処理するものの、スタックでベースを全破棄してスカジャンを踏まれる。山札が1枚になってノーチャンス。ちなみにボトムも決意だった。恐るべき不運。

2本目/サイドからサテライト。今回赤ベース系の相手にやたら使っているような。サテライトとフェンリルを展開しつつビート。相手が5エネ4スマ（スマフリーズ）の状態で盤面には錬金術師、ウツロイ、ホウキ、フェンリル。エネにはスカジャン2枚。相手はライトニングホーン1体。2歩移動でウツロイ、ホウキを処理されるものの、残ったフェンリルと錬金術師が突撃して勝ち。


最終結果24点。オポ差で9位でした。
4-1から始めて去年71位だった身としては大躍進ですが、やはり悔しい。

反省と感想。
王子対策はどう考えてもすべきだったなーと後悔。速度的に勝てるかと思ったけれどそんなことはなかった。そもそも自軍に引篭った王子は処理できない。「獣たちの遠吠えくらい入れるべきだったか」。色拘束基本無視のデッキなので、サイドにあった火事場みたいにスカラベ前提で「ただ一つの願い」でフェンリルやシェカ対策まで含めるのもありだったかもしれない。
草に当たらなかったのは幸運だったのか不運だったのか。刀匠は草に対する一つの解答だと思っていたため、実際にどうだったのかは今となってはわからない。対草はかなり考慮していたので1回くらい当たればもう少し点数を稼げた気もする。それとも机上の空論か。
それと刀匠というデッキタイプを使っている方が予選であまりいなかったことと、フレアロード/スカイロード/草/青白ビートなどの注目度が高いためあまり見向きされなかったこともあり、環境的に研磨され切ったとは言えない。結局一人であれこれいじっただけなので、刀匠とは一体なんだったのかは分からずじまい。トップメタクラスのデッキパワーはあると思うのだが、これまた机上の空論か。

もっとも非常に楽しい大会だったのも事実です。
次回は是非決勝トーナメントまで行きたいですねー。


一息入れつつ、V-2のカードレビューでもしようと思います。
長文失礼致しました。