白い脳内、黒い腹

今日の出来事。

お休みだったので、ちょっと野暮用で出かけた私は、帰りにワングー(ワンダーグー。多分群馬にしかない本屋?みたいな感じの店。最近カードを置きだした)に寄りました。

適当に本を立ち読みした後、カード売り場に行ってみたところ、高校生の三人組がWSやってました。

ワングーではWS自体は売ってるものの、シングルもないし大会もやってないため、WSプレイヤーを見るのはかなり珍しい。

私は割りと色んなショップに行きますが、見たことない子たちでした。

そんなこともあってちょっと見てたのですが、折角だと思い、車からデッキ持ってきて話しかけてみることに。



私「あ～、すいません。WSやってるんですか?」
高校生「あ、そうですよ」
私「私もやってるので、折角ですから対戦どうですか?」
高校生「あ、いいですね。じゃあ、お願いします」



って感じで対戦開始。

見てた感じ(プレイングやスリーブから)初心者だったので、スポーツや新聞使うのはどうかと思い、ミルキィを使うことに。

相手は超電磁砲でしたが、やはりプレイングは初心者レベル。

リフレ前にCXクロックしたり、ストックのCX処理しなかったり。

で、まぁやり過ぎない程度に圧縮かけて普通に盤面取って、普通に勝利。

屋根下入ってたりしたので、資産はあるのかと思い、折角だからプレイングとか構築教えてあげようかな～と思ったのですが…対戦後に



高校生「いや～、強いですね～。それに、可愛い娘ばっかりでいいですね。俺も好きな娘ばっかり集めてみたんですけど中々勝てなくて…可愛いし好きだからいいんですけどね、楽しいし」



と言われてやめました。

その後、彼らは一人がこれからバイトだからと帰って行き、私も少しカードを見て帰りました。



で、帰ってきてから、「そ～だよな～」と思ったので、これ書いてます。

対戦後の言葉から、彼らの中ではWSは「勝ち負けを決めるゲーム」ではなく「好きな娘で遊べるゲーム」なんだな～と。

対戦した彼のデッキは、CXが袋と宝だったり、カウンターが見えなかったり、プレイングもお世辞にも上手とは言えないようなものでしたが、こちらに盤面取られても、CXでコンボ決められても、負けてもずっとニコニコとプレイしてました。

実際には、心の中では悔しかったのかもしれませんが、去り際に「いや～、あの人強かったわ～」と仲間内で会話していたので、恐らく楽しかったことには違いなさそうでした。

…プレイングの指摘も出来ましたし、デッキ構築に口を出すことも出来ましたが、私はしませんでした。

勿論、彼らから聞いてきたら教えましたし、個人的には聞いてくるかな～とも思ってました。

でも、彼らはプレイングのミスとか、デッキ的な相性とか、アドを取られたことなんか、全く気にしていませんでした。

三人組だったので私がやってる横では残りの二人が対戦してましたが、その二人も楽しそうに対戦していました。

何というか、目から鱗が落ちる思いでした。



プレイヤースキルで見れば、知り合いには私より強い人なんていっぱいいますし、全国決勝とか見ているとヤバイぐらい強い人達だらけです。

でも、私には彼らが眩しく見えました。

…本当にふとした拍子の出会いでしたし、連絡先も交換してません。

名前を聞かれてないから、彼らは私のことは知らないと思います。

でも、またあの店に行って彼らがいたら、私は次も対戦をしてみたいな～と思いました。