カニ。

まず「指定された理由」と「そのカードが選ばれたこと」については納得
ただしそれと個人的に困るかどうかってのは別問題。なるべくなら封神されない方がいいに決まってる
僕の所持デッキだとゲンジファイアにスケルタルトレーナーが影響してるね
　
各人にそれぞれ思い入れの深いカードはあるだろうし、気に入っていたデッキが機能不全になるのは許せないって意見もあるだろう。その点において、封神指定(禁止カード/制限カード)というのは設定されるべきではない
しかしそれらのカードが望まない結果を生んでいるようであれば、暴れ馬の手綱を引かざるを得ないこともあるだろう。その点において、封神指定は必要な制度だ
　
　
いまブロッコリーで推し進めたいのは「研ぎ澄まされた競技」ではなく「気軽で楽しい遊び」としてのゼクス
もちろんゲームをする上で勝者と敗者は同じ数だけ生まれるし、どちらかといえば勝者になりたい。でもその勝つための手段が相手を不快にするようなものであってはならないというのがプロデューサーのイグニッション久保田をはじめとした製作側の考え方で、成功率が高いループは「気軽で楽しい遊び」ではなかったということだ
　
僕個人の考えだけで言うなら、コンボを考えるのは楽しいし、それを成立させるためのデッキを組むのも楽しい。幸いなことに僕の周りには似たような考え方を持つデッキメーカーが何人もいるので互いのデッキを付き合わせて“どちらが先にコンボ成立させられるか”という遊び方もできる
でもそれは“僕ら”だから成り立っている試合であって“誰にでも”あてはまるわけではない
　
　
「楽しそうにしてるから自分も遊んでみたい」
「フリーペーパーでルールはなんとなく理解した」
「試しに買ってみたパックから使えそうなカードも組み込んでみた」
「勇気を出してゼクスタに参加した」
「よくわからないけど相手が忙しそうに動いてる。僕が何かするタイミングは来ないらしい。それを数分ぽーっと眺めてたら『僕の負け』だと教えられた」
　
これは極端な例え話ではあるが、この初心者さんって次のゼクスタにも来てくれるかな。負けん気の強い子なら反骨精神で対抗しうるデッキを組んできてくれる？ 寝言は寝てから言うものだ、普通はそこでゲームを捨てる
だって楽しくないゲームは遊びじゃないものね
　
　
第１弾から遊んでいる既存プレイヤーとして多少は残念に思いもするが、封神指定はそのうちに(何らかの変更を伴う形で)解除されもするのだから気長に待っていればいいだろう。封神されてなくてもディンギル関連のカードしか追加されなかった期間は《青の竜の巫女 ユイ》のデッキも雌伏の時を強いられたが、その時はその時で別なデッキ組んだりして遊べてたわけだし
　
　
とりあえず象でも投げるか