デッキ別考察をしてみます。
今回はエンジェル編ということで^^
1、デッキシステム
まあ、コレは書かなくてもいいと思いますが一応。
ヘブンズゲートで大型ブロッカーを出して、数というよりは質で圧倒します。イメージとしては質>量といった感じです。
ただし、1ターンに2体までしか出せないですが、そのサイズ故に破壊されにくく数ターンで6体以上並ぶことも多々あります。
ですが、やはり質>量という点は変わらないので注意してください。
2、弱点
このデッキの弱点は大きく分けて4点あります。
(ただし、あらゆるデッキの弱点になるキングアルカディアスや基本的にほぼ全てのデッキの苦手とするオールハンデスカード(ソウルアドバンテージ・ロストソウル)は今回は考えないことにします。)そして、相手はこの弱点を補うカードorつけ込むカードを入れてくることがほとんどです。
まず1つに手札の消費量が非常に大きいということがあげられます。
ただ単にヘブンズでクリーチャーを2体出すことですら、手札を3枚も消費するデッキなのです。
3枚というと少なく感じるかもしれませんがDMの初期手札で基本的に使用可能なのはマナブースト用のカードを除けば先行4枚、後攻5枚となります。
このことは仮にドローカードを使用しなければ、先行は後1回、後攻は後2回しか妨害や通常召喚などの行動が取れなくなるということなのです。
無論多数のドローカードがそれを防いではくれますが、ドローカードが来なかった場合、またハンデスで落とされた場合はかなりきつくなると思います。
つまり単純なハンデスに対し、かなり弱いデッキだといえるのです。
また、このことに拍車をかけている点が、手札のみを使うコンボデッキであり、パワーカードの詰め合わせのようなデッキと比較しても、どうしてもトップか弱くなるということがあげられるのです。
2つめはまあ、最初とかぶるのですが、基本的にクリーチャーを出す手段がヘブンズ1本に絞られるということです。
ヘブンズデッキでは高コストブロッカーを多数積むことが普通です。
故に何らかの方法でヘブンズが打てなくなった場合、同系戦においてはかなり展開力に差が出てくるのです。
実のところ、ヘブンズみたいな質量デッキ同士が戦った場合、たった1体のクリの差がかなりの戦力差に見えたりすることもあります。
また、仮に2体もクリに差が出た場合それは非常に大きな差となるのです。
ただしこの2つの弱点をつくのは恐らくエンジェルだけだと思うので、ドラゴンの使用者はこの下に書かれていることを使ってくると思います。
3つ目は、デッキシステム的には当たり前のことなのですがブロッカーが異常に多いということです。
このことはメリットのように聞こえるかもしれませんし、事実メリットなのですが、その反面低コストであるブロッカー確定除去にこちらの主力アタッカーの全てが引っかかるということなのです。
昔、相手のクリを全てブロッカーにするカードがありまして、それを使って、軽いブロッカー対策カードで相手クリを制圧すると言うのがありました。
つまり相手のクリをブロッカーにしてやっても問題がないほどDMのブロッカー破壊は強いのです。とはいっても当時は闇にブロッカー確定除去は多かったのですが……ですが、今は火にもブロッカー確定除去が増えてきたので、この弱点は非常に脅威になりうるのです。
特にデュアルスティンガーは非常にやばいカードでして、2枚出された時点で普通のエンジェルならばほぼ負けが確定します。
4つ目は1ターンに出せるクリーチャー頭数が非常に少ないということがあります。
基本的にヘブンズデッキが1ターンに出せるクリーチャー頭数は1~2体です。
故に、1ターンに2体ずつ常にどかされたとしたらほぼ勝ち目がないのです。
このことをついたのが先ほどあげたデュアルスティンガーや、チッタ・ペロル+アルティメットドラゴンでして、コレはクリーチャー頭数が増やせなくなり、相手は簡単にクリーチャーが増やせるために負けることになるのです。さらに後者にいたっては前述の手札が減るためにドローしなくてはならないという特性を使いライブラリアウトを狙うことすらできます。
ちなみに仮にエントリーデュエルでエウロピカを2体出すことができたとしたら多分天使にはそれだけで勝てるんじゃないかなとかも思っていたりします。
まあT・ヘブンズもありますけど。
次回は色を入れることの是非、対エンジェルに考えられるメタカードなどを書いていこうかと思います。
登録タグ: デュエル・マスターズ コラム
テーマ:初陣解説 | 投稿日時:2009/05/01 18:05 | |
TCGカテゴリ: デュエル・マスターズ | ||
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