ひっそり萌えTCG

《“僕らは今のなかで”穂乃果》
1つ目の効果は手出し時攻撃パンプ。
最新弾の、それもRRとしてはなんだか小さくまとまってるなぁという感じ。
まあ、このカードのメイン効果はあくまで2つ目ですからね(多分)。
こちらはあくまでおまけ効果なんだ、と考えればこんなもんでしょう。

2つ目の効果は自分リングを空ける攻撃後移動効果。
効果使用後にとにかく「スタンド状態の自分ベンチを発生させる」効果のスパーク(具体的には「自分のベンチをスタンドさせる」「自分の控え室のカードを自分のベンチに置く」「自分のベンチのカード1枚を別領域にあるカード1枚と入れ替える」など)をめくることができれば、このカード自身で行った3回攻撃の後に追加でもう1回アタックが可能になります。
《三女 ひな》互換の収録は流石に無理として、《はじめての邂逅 槍水》や《水着の槍水》あたりの類似カードでもあればなかなか面白いことになりそうです。

「自分の3回目アタックで相手全除去がスパーク→除去後の自分のリングにこのカードがめくれる」の場合もこのカードの技は誘発する…はず。
このカードのテキストに「このカードが行った3回目のアタック」というような記述はないので、
「とにかく自ターン3度目のアタック終了ステップをこのカードがリングにある状態で迎えさえすればOK」
これで間違いはないと思いますが…

この効果を使えるのは「3回目のアタック」のみ。「3回目以降」ではありません。
例えば「リングのこのカードで3回目のアタック→効果でリングを控え室に送る→自分のスパーク技『このカードを自分のベンチに置く』持ちがスパーク→解決後に2枚目のこのカードがリングイン→ベンチに下げたカードのサポートで4回目のアタック」と来た場合、2枚目のこのカードは「3回目のアタック」を行っていないためもう技は使えないということになります。
そろそろ、このあたりに作用する「相手/自分のアタック数カウントを1つ進める/戻す」というようなカードも出てきそうな予感。

今日のカード4枚全てに共通ですが、称号はいずれもTD同様の〈μ's〉、効果の参照内容は《音楽》または各キャラクターの名称となっています。
気になるG's2.0との互換性は「G's2.0のユニット単デッキにG's3.0のカードを混ぜることはできないが、G's3.0の《音楽》デッキ及び特定キャラ軸デッキにG's2.0のカードを混ぜることは(一部効果に制約はあるものの)できる」ということになりました。


《“Wonderful Rush”穂乃果》
WSのTDと同じ「Wonderful Rush」シリーズ。
2TCGで別々の楽曲衣装を分担して出してくるのかなと思っていたのですが、そんなことはありませんでした。

効果は特に個性もない次アタックパンプ。
発動後はパートナーとの兼ね合い上ベンチに移動させるシーンが多くなるかと思います。


《“僕らは今のなかで”ことり》
アタッカーの《“僕らは今のなかで”穂乃果》とは異なりベンチ用性能になっていることりRR。
衣装ごとに前衛向き・後衛向きと分けられていたTDとは異なり、今回はイラストの衣装と配置推奨ポジションとの関連付けは特にされていないようです。

効果は攻撃パンプと劣勢時除去耐性。
除去耐性については、主な相手除去発動タイミングである「自ターン攻撃中(除去スパーク)」「自分攻撃終了後の相手ターンキャラ～アビリティフェイズ(自動・起動能力等)」がちょうど相手リタイヤが相対的に増加するタイミングと被ってしまっているのが若干厳しいなと思います。
発売記念大会環境では下のピン除去に「はいはいエネ送りエネ送り」と言われて終わり…

下テキストに〔ベンチ〕や〔フィールド〕がついていないのは多分エラッタ対象ですよね。
まさかとは思いますが、テキストミスではなく本当に全領域対応で「相手リタイヤのこのカードを《神城 凜／ゴスロリ》の登場時効果で相手控え室と入れ替えることはできない」なんてことになったり…？


《“Wonderful Rush”ことり》
送り先を選べるピン除去。
技が使いやすい分、攻守のステータスは低め。

条件として参照するのは2年生メンバー3人の名前。
《水着の海未》セットなどの旧弾カードをデッキに入れていても使える条件ですが、あいにくことり自身については旧弾で(称号参照の)ファイヤー・ヒール担当とされていたせいもあり、別称号と組み合わせられる旧カード自体がほとんど存在していない状況です。