新作美少女TCG「アンジュ・ヴィエルジュ」発表! モンスター・コレクションTCGの富士見書房と、ポケモンカードゲームの販促を手掛けてきたメディアファクトリー、カードファイト!!ヴァンガード、ヴァイスシュヴァルツを制作した遊洞堂が手を取り、この秋、新作のオリ... |
新作TCG、アンジュ・ヴィエルジュ。
最初に公式サイトを一通り見て、私が興味を持ったポイントはなんといっても「1プレイ10分」という部分です。
以下、私が考える「TCGにおける対戦時間の短さ」のメリット。
・何度も回せる。カードショップの閉店時間前、最後に余った数分間でもあと1戦できる。
・対戦時間に余裕あり。初心者が戸惑いながらプレイしても、上級者が長考に長考を重ねてプレイしても大丈夫。
・大会進行テンポ良好。釈然としない時間切れ決着も、遅延云々時間稼ぎ云々の揉め事も無し。
これらは、私が今現在最も力を入れてプレイしているTCG「ヴィクトリースパーク」(こちらも1ゲーム10~15分の高速TCGです)について気に入っているポイントでもあります。
頭脳の優劣を競う戦略競技としてはともかく、楽しい時間を過ごすことが目的の娯楽としてTCGを見れば「対戦時間の短さ」は非常に強力な武器といえるだろう、と私は考えています。
(もちろん「お互い全うにプレイする前提で」短い対戦時間で楽しめるゲームっていいですよね、ということです。開幕1キルコンボで3分KOとかそういうのはダメです)
・世界観
力に目覚めるのは10代少女ということで、年齢1桁や20代以上がストライクゾーンな人は残念でした?
「(色の名前)の世界」。
何の真似ともいえないストレートで無難なネーミングとはいえ、TCGプレイヤー的にはやはり某「無料デッキ冊子配布の先駆け」TCGとの被りが気になります。
カードショップのデュエルスペースにはもう既に「『赤の世界』といえば『中国・九州』、『赤の世界のキャラ』といえば『天才軍師』!」という人も結構いそうなイメージなんですが、それは大丈夫なんですかね。
・商品展開
もはや定番になっている無料デッキ冊子配布はこのゲームにもあります。
冊子配布に続いて発売される商品スターターは54枚入り500円と大変安価。
54枚という半端な枚数はどういうことなんでしょう。
単に「50枚デッキ+デッキと入れ替えて使う調整用カード4枚」というだけの話でしょうか?
それとも「初期配置用(ルールの項目に「最初にコスト0のカード4枚を場に置いてゲームを始める」とある)カード4枚+メインデッキ50枚」、合計54枚で1デッキというルールなんでしょうか。
・ルール
肝心のルールですが、現段階では正直あまりいい印象がありません。
記事中でセールスポイントとして推されているシステムが「デッキをめくってアイコンチェック」という類のものばかりであるせいか、現状ではちょっと運要素強すぎかなぁという印象を受けます。
10分で終わるゲームにこのルールでは、ちょっとした運の偏りからガンガン戦力差が付いてあっという間に勝負が決まってしまいそう。
チェック・ザ・ドライブトリガー、ダメージキャンセル、手札のユニットを捨てて防御力アップ。どこかで見たようなシステムが並ぶルール解説です。
「これやるくらいなら既存のあのTCGをやればいいんじゃ?」感があるのが気になりますね。
運要素高めのゲームをワイワイ楽しみたいけど何らかの理由で既存TCGは嫌、という人向けなんでしょうか。
・で、始めるの?
体験会→無料冊子→スターター、とりあえずここまではついていってみようかなと思います。
その後の予定は不明。実際に遊んでみて考えます。
ブースター2弾以降のリリース予定も見てから。あまり発売ペースが速いとついていけませんからね。
登録タグ: 富士見書房/メディアファクトリー アンジュ・ヴィエルジュ
テーマ:その他TCG(新作等) | 投稿日時:2013/06/07 02:15 | |
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