もう思いっきりタイミングを逃してますが、昨年12月に更新されたVS総合ルール(ver.1.3.3)の内容について見ていきます。
2. カードの情報新ルール、サプライズについて。だいたいは公式HPの簡易解説ページに載っていた事前情報と同様の内容です。
2.14. 技効果
2.14.6. 【!】を持つ技の[ ]によってくくられた条件は、そのカードがサプライズ置場に裏向き状態で置かれている場合に表にするための条件を表します。
3. ゲームの領域
3.9.サプライズ置場
3.9.1. カードを裏向き状態で置く領域です。
この領域に【!】を持つカードが裏向き状態で置かれている場合に、その【!】を持つ技の条件を満たしたなら、表にすることによってその能力を解決領域に置くことができます。
3.9.2. サプライズ置場には1枚までのカードを置く事ができます。
3.9.3. サプライズ置場は非公開領域ですが、自身のサプライズ置場のカードの内容は自由に見ることができます。
他のプレイヤーのサプライズ置場のカードの内容を見ることはできません。
6. ゲームの進行
6.5. キャラフェイズ
6.5.1. 主としてターンプレイヤーがカードをフィールドやサプライズ置場に出すフェイズです。
6.5.1.2. ターンプレイヤーはキャラフェイズ中の、自分にプレイタイミングがあり、解決領域に何も無い時に、6.5.1.2.1から6.5.1.2.3までに規定された行動のいずれかを実行できます。
6.5.1.2.4. ターンプレイヤーは、カードが置かれていない自身のサプライズ置場に、手札の任意のカードを1枚裏向きに置くことができます。
この行動を行った場合、ターンプレイヤーはカードを1枚引きます。
6.5.1.2.4.1. 先攻プレイヤーの第一ターン目には6.5.1.2.4の行動を行うことはできません。
6.5.1.2.5. ターンプレイヤーは、自身のサプライズ置場のカードを控え室に置くことができます。
6.5.1.2.6. 6.5.1.2.4と6.5.1.2.5は、同一ターンのキャラフェイズ中には、どちらかの行動を合わせて1回しか行うことができません。
7. アタックフェイズ
7.1.6. アタック終了ステップ
7.1.6.1. 「アタックの終わりに」「パートナーアタックの終わりに」「アタック終了ステップに」で示されている誘発条件が発生し、使用されます。
ただし、7.1.5.2 でパートナーアタックが成立していない場合には「パートナーアタックの終わりに」で示されている誘発条件は誘発しません。
その後、チェックタイミングが発生します。
8. カードのプレイや能力の使用
8.1. 能力の種別
8.1.1.2.2. 【!】を持つ自動能力は、カード上では「【自】 [ ]→」と表記されています。
[ ]でくくられている条件は表にするための誘発条件であり、表にすることによって→以降の自動能力が解決領域に置かれます。
9. ルール処理
9.5. カードの重複処理
9.5.3. いずれかのサプライズ置場に複数のカードが置かれている場合、最も後で置かれたものを除くすべてのカードをそれぞれのオーナーの控え室に表向き状態で置きます。
これはルール処理です。
何らかの理由で、あるサプライズ置場に最も後で置かれたカードが複数ある場合、そのすべてのカードをそれぞれのオーナーの控え室に表向き状態で置きます。
9.7. サプライズ置場の不正処理
9.7.1. サプライズ置場のカードが表向き状態であり、そのカードによって誘発している自動能力が解決領域に無い場合、表向き状態のサプライズ置場のカードはそのカードのオーナーの控え室に移動します。
12. キーワード能力
12.3. サプライズ
12.3.1. 自動能力の中には技効果右側に【!】と言うアイコンが書かれているものがあります。
これはサプライズ置場に裏向きで置かれている時に[ ]でくくられている条件を満たした時に表にする事ができ、表にした場合→以降に書かれているテキストが誘発するという自動能力である事を示しています。
12.3.1.1. キャンセルされたり、実行されなかった【!】の技を持つカードは、表向きのままサプライズ置場に残ります。
「キャンセルされたサプライズは表向きで場に残り、次のルール処理で自壊」という点は簡易解説には載っていませんでしたね。
キャラフェイズの項目には「6.5.1.2.1から6.5.1.2.3までに規定された行動のいずれかを実行できます」とありますが、今回追加されたサプライズ関連ルールの項目番号は6.5.1.2.4.以降…
今キャラフェイズにサプライズの動作をすると「そんなルールはありません」とジャッジキルされる可能性が…?
まあ、普通に6.5.1.2.の記述の修正し忘れですね。一応公式サポートにも報告しておきました。
以前の記事でも触れたとおり「先攻1ターン目に行えない」と書かれているのは「手札を1枚サプライズ置場に置き1ドロー」の動作だけで、「サプライズ置場のカードを控え室に送る」動作については何も書かれていません。
何らかの効果などによって先攻第1ターン目のキャラフェイズまでに先攻プレイヤーのサプライズ置場にカードが置かれた場合、先攻プレイヤーはそのカードをそのターン中に控え室に送ることができるのかどうか。
昨年末に公式サポートへ質問メールを投げたんですが、いまだに応答がありません。
…「そのタイミングでサプライズを置ける効果のカードが実際に出てから質問しろ」?ごもっとも。
4. ゲームの基礎用語ベンチとエネルギーの配置状態に、表向き・裏向きについての項目が追加。
4.9. カードの配置状態
4.9.1. ベンチおよびエネルギー置場のカードは、以下の3つのうちのいずれかの配置状態を有します。各カードの配置状態は、各プレイヤーが把握できるように置いてください。
4.9.1.1. スタンド状態:カードを自身から見て正常な縦向きに置いた状態。カードをスタンド状態にすることを特に「スタンドする」と呼びます。
4.9.1.2. レスト状態:カードを横向きに置いた状態。スタンド状態のカードをレスト状態にする事を特に「レストする」と呼びます。コストの支払いでスタンド状態でないカードをレストする事はできません。
4.9.1.3. リバース状態:カードを自身から見て逆さまの縦向きに置いた状態。スタンド状態かレスト状態のカードをリバース状態にする事を特に「リバースする」と呼びます。コストの支払いでスタンド状態でないカードをリバースする事はできません。
4.9.1.5. 表向き状態:カードを、カードイラストの書かれている面が見えるように置いた状態。カードを表向き状態にすることを「表にする」といいます。
4.9.1.6. 裏向き状態:カードを、カードイラストの書かれている面が見えないように置いた状態。カードを裏向き状態にすることを「裏にする」といいます。
4.9.1.6.1. 裏向き状態のカードを公開することは裏向き状態のカードを表向き状態にはしません。
4.9.1.7. 表向き状態のカードを表にしたり、裏向き状態のカードを裏にするような行為が求められた場合、その行為自体が行われません。
今後ベンチを裏向きにしたり、エネルギーを(永続的に)表向きにする効果でも出るんでしょうか。
今気づきましたが、ここも「3つのうちのいずれか」なのに項目の数が5つ。
これも公式サポートに報告しておかないと。
8. カードのプレイや能力の使用「ベンチの《“織田信奈の野望”信奈》が除去などで控え室に送られた場合、控え室に送られたそのカードの〔ベンチ〕能力を(なぜか)控え室にいる状態で使える」ことに対しての理由付け。
8.1. 能力の種別
8.1.1.2. 自動能力とは、その能力に示された事象がゲーム中で発生することにより、自動的に使用される能力を指します。
8.1.1.2.1. 自動能力は、カード上では「〔領域〕(条件)した時、(効果)する」または「〔領域〕 (フェイズやステップ)の始めに、(効果)する」「〔領域〕(フェイズやステップ)の終わりに、(効果)する」と表記されています。
(条件)や(フェイズやステップ)の時点で示された事象を「誘発条件」と言い、自動能力の誘発条件が満たされていることを、「(その自動能力が)誘発している」と言います。
〔領域〕にそのカードが無い場合、その自動能力は誘発しません。
但し、自身の領域移動をともなう場合には移動前の〔領域〕も参照し誘発します。
主要な更新点はこれくらい。
残りは細かい記述の修正・追記なのでここではスルーします。
登録タグ: ヴィクトリースパーク VS総合ルール サプライズ “織田信奈の野望” 信奈/尾張のうつけ姫
テーマ:ヴィクトリースパーク:ルール | 投稿日時:2013/01/18 21:53 | |
TCGカテゴリ: ヴィクトリースパーク | ||
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