お久しぶりです、こんばんは。だれんです。
2/24に大阪のショップでファンミーティングがあったので、もちろん参加してきました。
都合が付かず参加できなかった方も、内容が知りたいと思うので、できるだけ詳しく纏めました。
おそらく他の方のどんな記事よりも詳しいレポートだと思います!(というかもはや議事録じゃないのかこれ・・・)
進行としては、開始1時間前くらいにブシロードの担当者様が来られて、機材等を準備してフリースペースに声かけするようなスタイルでした。
(店舗側には開始時間とスペース確保させてもらう旨だけ連絡があり、事前の準備などは何もしていないとのこと)
ミーティングがスタートすると、まずは自己紹介があり、その後にWS・Chaosともにどの店舗でも聞かれる質問1個づつだけ事前に回答があり、そのあとは挙手制でした。
メモはとっても大丈夫だが、録画、録音してのアップロードは禁止。そもそも録画録音すら禁止。
ブシロードの担当者様は3名で、以下のメンバーでした。
・関西方面営業担当 ヤコさん
・Chaos運営 吉村さん
・WS運営 ハタノさん
それでは、これ以上引っ張っても見たいのはこの下だと思うのでどうぞー。
Chaosの質問と回答
☆がついているのが私の質問です。(運営)は運営側からの質問です。
Q.(一番多い質問)レオン及びエクストラ登場しないエクストラキャラを作成した経緯について。
A.エクストラデッキは元々、「特別なデッキ」という認識で製作している。原作を再現するにあたって特別な要素を盛り込みたいので、特に単体エクストラではイベントCGを多用するなどを意識している。
エクストラデッキを使用済にして効果を発動するカードの初出はハロー起動だが、このときにハロー起動をイベントで再現することは困難だと考えた。そこで思いついたのがエクストラデッキで表になった、表にした効果処理システムになる。このシステムは、原作を再現することに更なる広がりを与えるため、今後も積極的に導入したい。レオンは作中でアイマスのキャラクター達にとっての目標であり、文字通り舞台が違う場所で活躍するトップアイドルである。それを表現するためにエクストラデッキで発動する効果(いわゆるレオンのMainテキスト)を最初に考えた。トップアイドルのレオンが登場することで場のキャラクター達が盛り上がり奮起する様子をうまく表現できたのではないかと考えている。
[自動]の効果については、ゲームセンターデートを意識したもので間違いない。前期の切り開く未来や早苗が猛威を奮ったように、早出しというものはChaosTCGにおいて非常に強力な効果であることは運営も認識している。そこで、ChaosTCGというカードゲームにおける全プール内で、ゲームセンターデートのような早だしに関するメタカードを最低1枚は用意したかったという意図で製作した。ただ、あまりにもメタの範囲の狭いピーキーすぎるメタになってしまったことについては反省している。
☆Q.レオンをはじめとしたエクストラデッキを公開するシステムについては、新しいシステムとして何ら不満はない。しかし、去年度に出たカードの中で一番インフレが進んだことを感じたのがレオンのエクストラだと自分は思っている。具体的には、キャラを裏から表にして1枚ドローというのは非常にありふれた効果であるが、既存の場合エクストラキャラの登場・レベルアップ時能力として付与されていることが多い。この場合「手札の該当カードを控えに送る+エクストラ登場権+エクストラデッキ1枚使用」または「控えの該当カードをバックヤードに送る+エクストラ登場権+エクストラデッキ1枚使用」という代償を支払って、この効果を得ていることに対し、レオンは「エクストラデッキ1枚使用」だけであるが、カードパワーの査定についてどのように考えているのか。
A.私たちの作成するカードゲームに査定は存在しない(ヴァイスを含む)。あくまで原作を再現することを意識して製作している。ただ、レオンを他のOSに同型再販することについては考えていない。それにレオンはエクストラデッキを圧迫するので、選択肢が狭まることも考慮して考えている。
☆Q.エクストラキャラの選択肢が狭まると言うが、いつでも使えるカードと、素材になっているキャラを引かないと使用できないカード、どちらのほうが汎用性が高いかはプレイヤーでなくとも想像がつくものだと考えるが、その点はどうか。また、エクストラデッキを圧迫するというが先ほどの例ではエクストラキャラ同士での話をしているのでその件については同じではないのか。
A.エクストラデッキ全体としての選択肢が狭まると考えている。
(これ以上言っても平行線で無駄だと思ってあきらめました。というか査定が存在しないとか目が点になること言われて説明する気失せました。)
Q.(運営)そもそもなんで禁止制限なんてものが存在して、それを改正しているか考えたことはあるか。
☆A.(ユーザー)環境が1色になるとユーザーが離れて、カードゲームの寿命を縮めるから。プレイして楽しい環境の構築のために考えていただいていると思っている。
(運営)概ね正しい。ただ弊社ではキャラクターTCGを展開している以上、強いから規制という意識で改正は行っていない。着目しているのはあくまで環境が1色に偏っていないかどうかである。基本的には好きな作品で遊んでもらいたい、そのための環境を作りたい。ひとつお伝えしたいのは「カードの強弱を決めているのは開発ではなく、最終的にプレイするユーザーだ」ということ。運営は強すぎるんじゃないか?と思って生み出したカードでも、全く評価されなかったカードというものは多く存在する。
Q.(運営)戦姫パック(1パックにRR全種とSRが入ってる当たりパック)ってどう感じましたか?3択挙手でお願いします。(うれしい・いらない・どっちでもいい)
A.(ユーザー)どっちでもいいが多数。
Q.レオンのような前向き(おそらくゲームに勝利する目的に直結するといった意味だと思う)な効果のカードについてはいいと思う。しかし、後向きな効果を持つカードが時々、特定OSにのみ収録されるのはどのような意図があるのか。具体的には蜂蜜水のことを言いたい。
A.セットカードを戻すパートナーや、いわゆる杉並互換と呼ばれるカードたちが人気なことはユーザーなら理解していると思う。それらを阻害するカードがChaosTCGのカードプール全体としてみたときにあってもよいのではないかといった意図で製作した。
Q.Lump of Sugarのブースターが発売したが、なぜ今回基本パーツと呼ばれるカードを再録しなかったのか。再録なしならなしで、エクストラブースターの再販をなぜしなかったのか。
A.単純に新規カードに枠を割きたかった。再販については、ユーザーの要望が多ければ検討するというスタンスが崩れることはない。ユーザーサポート・2ch・Twitter等ももちろんチェックしている。一番なのは、小売店からの要望なので、まずはお店に再販してほしいことを伝えてもらいたい。
Q.デッキを組もうとすると過去に配布されたPRが必須なこともあるが、PRは再販してもらえないのか。
A.PRの再販については要望が高ければ行いたいところだが「商品に付属していたもの」と「大会などで無料配布したもの」で難易度が異なる。例えば雑誌・ゲーム・パックのBOX等についていたPRカードというのは、販促の意味を込めて付けている。「○○のカードはすぐに再販されて販促にならない」と言われることに繋がるため基本的には再販は難しい。しかし、どうしてもそれがないとゲームにならないようなPRであれば、再販を検討する場合もある。
☆Q.先ほど再録の話が出たので、それについて。個人的に自分は再録反対派である。過去弾を持っている、持っていないに関わらず、再録するということはそれだけパック内の新規カードが失われるということ。去年出たタイトルで挙げるとゆずソフト。あれは汎用カードの再録の嵐によって2種目のブースターが出たにも関わらず攻守共にほぼ戦略が広がらなかったため売れなかった。あのパックのことを忘れずに再録は検討してもらいたい。具体的には、英雄戦記等のようにBOXプロモとしての再録や、少し古いがNavel2.0のシークレットレアのような再録方法を固定にしてもらえれば、一切文句は出ずに再録ができるように思う。
A.ご意見ありがとうございます。再録については本当に難しい問題なので検討します。
☆Q.タイトルカップの優勝楯をメダルにしたことで、後期のタイトルカップの参加人数を見れば明らかに減っていたことは分かると思う。タイトルカップの楯が欲しいからそのパックを買っていたユーザーは商品を買い控えるようになっているが、そのあたりも含めてどのように考えているのか。
A.まずはタイトルカップの優勝楯は、非常に難しい商品であることを理解してもらいたい。作品を象徴するようなデザインにならなければならないため、納得のいくデザインになるまで発注が行えず、過去には最長2年待たせて優勝者の手元に届いた楯もある。今回メダルに変更した一番の理由は、優勝者に贈与されるべき商品が当日に間に合わないといったことを防ぐ点を第一に考えてのことだった。しかし、結果を見ると優勝商品としては十分ではなかったのかもしれない、ユーザーからの声もそれなりに聞こえているので、今後検討したい。
Q.3月に制限改定があったが、なぜ全国大会で猛威を奮ったアイドルマスターが一切規制されなかったのか。
A.規制するにはデータが不十分だという結論になったため。全国決勝では10/18がアイドルマスターの何らかのパートナーを使用していたが、ぱれっとのジンポウアンも多かった。特にアイマスはパートナーが多少分散していたが、ぱれっとに関してはジンポウアンほぼ1色で、そういう意味ではそちらも規制を受けなかったといえる。また、次の公式大会が6月なので期間もあることから、追加タイトルの動向次第でアイドルマスター1色になることは考えづらいと思った。少なくとも運営陣は、今後出るタイトルによってアイドルマスターは減少する傾向にあると考えている。
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テーマ:レポート | 投稿日時:2015/02/25 22:55 | |
TCGカテゴリ: ChaosTCG ヴァイスシュヴァルツ | ||
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Ayame さん | [2015/02/26 03:13] |
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大変興味深い内容でした。纏めてくださってありがとうございます。 玲音単騎に関してはそういう意味でなら、と納得出来るような気もしますね。開発側のスタンスというのが思ったより一貫しているように見えて良かった。 査定は存在しないは爆弾発言ですけれど(笑 |
スパーダ さん | [2015/02/26 08:16] |
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初めまして、スパーダと申します&初カキコ失礼します。色々と参考になりました、ありがとうございました。来週自分のところであるので、だれんさんのレポートを元に参加予定の友人に声をかけます。 |
だれん@ニコ生凸待ち さん | [2015/02/26 17:50] |
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>Ayameさん コメントありがとうございます。そう言っていただけると頑張って書いた甲斐がありました。 原作再現大いに結構ですが、運営が査定は存在しない発言は終わってる気がしましたね。裏を返せば「原作再現するためだったらカードパワー無視したぶっ壊れカード出していくんでよろしく^^」ってことですから・・・。 ChaosTCG好きなので、長く遊んでいけるようにカードパワーのインフレについてはもう少し慎重になってもらいたいところです。 >スパーダさん はじめまして。コメント感謝です。 せっかくの機会なので、どんどん発言して自分たちのゲームをよくしていきましょう!!行動しないで文句ばっかり言うのでは生産性がありませんからねー。 |