千葉よ私は帰って来た！

【モンコレ】たとえばこんなレギュレーション――オープンでブロック対抗
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では順番に見ていきます。まずは壊れカードが多いと評判のアニバーサリー。
オープンでもここはスタン落ちした方が良いと言われることもあるブロックですが、単体として見てみるとどうでしょう。

対象になるのは下記４セット374種。ブロッコリーブロックの中では、アペンドが無い分少ないブロックです。

【対象セット】
神霊獣の咆哮(156種)
千年皇国の栄光(156種)
海皇神の王子(31種)
樹界霊の歌姫(31種)

唯一英雄のいないブロックで単体で強力なカードは多いですが、その分制限カードも多く、デック構築の枷になりそうです。

【制限カード】
《アーマーン抜刀隊／MA1-028》
《アーマーン伏兵隊／MA1-029》
《コアトル／MA1-083》
《デスブリンガー／MA1-104》
《虹のつまった指輪／MA1-144》
《トンネル／MA1-147》
《妖精の輪／MA1-151》
《聖炎の女神スケグル／MA2-091》
《虹を受ける聖杯／MA2-147》


ぱっと思いつくデックを挙げてみると

ライカハーピィ
ムーンライトダンサーがStage1なのが辛いですが、非英雄である種異常なダメージの出せるライカをメインにしたデックです。
水風にして、セイレーン＋ウィンドカッターコンボを入れたり、アイテムを混ぜてナーガ＋ポイズン・トードを混ぜたりが考えられます。アーマーンが制限になったものの、強さはなかなか。イニシアチブがそれほど出ないをどうするかがポイント。

吉野家
元祖吉野家。欲深き皇帝でイニシアチブを稼ぎチャージ付きユニットで力一杯殴る先攻デックの基本とも言うべきデックの１つです。ミダスなどのミノタウロスは基礎値もあり、絶対に先攻で無いとダメというわけでは無いのもポイント。白夜を混ぜた形もありました。

白夜ウルフ
地形ロックデックの基本。白夜の空で相手の対抗を妨害しつつ、高いイニシアチブの反面、後攻になるとあっけなく壊滅というわかりやすいデックです。
デックタイプとしては強いのですが、儀式が別ブロックだったり、素で抜かれかねないバードマンがいたりと、ブロック限定では厳しいかもしれません。

ソニアオーガ
神霊獣環境では、ソニアかライカかと言われるくらい人気のあったデックです。オーガの追加が多い豪天城の戦鬼が対象外なので、ほぼ神霊獣のみの構築になるのが難点。他の種族と手を組んで対抗を充実させるか、そこそこ高い基礎値を生かして同時風味に仕上げてみるか。自爆能力主体で即時ユニットが切れやすいので、一気に攻めていけないと辛いかもしれません。

水バランス
海皇神の王子をベースにしたデック。基礎値の高いポセイドンなどを中心に七つの海の王子などでサポートしていく、オーソドックスなバランスデックで、対抗力はかなりのものです。ラー＋ウォーターシェル、ポリモルフ＋滅びの粉塵など破棄コンボも充実。

歌姫
樹界霊の歌姫をベースにしたデック。エルフ・プラントを守る緑の風の王やインセクトを守る三熔蟲など戦闘スペルに高い耐性があるのは一部のデックには脅威的ですね。強スペルのグリンウィンド系も備えた重スペル型で、ブロック限定でもさほど痛手の無い感じのデックです。

エレクトラダークエルフ
クラウド・キル、クリティカル、リザレクション、ディスペルマジックなど強スペルの恩恵にもっともあやかれるデックです。制限とはいえデスブリンガーがうろついたり、地下墓地からアンデッドが沸いてきたりと怪しい動き満載。デッド・ホールが対象外のため、ややパワーダウンも、アニバーサリーブロックのパワーが十分に発揮できます。

アトラス重アイテム
個人的にはイチオシで、一時期良く使っていたデックタイプです。消耗品を握ったアトラス、ヨーウィなどが踏みしめる音で飛び交います。バラックが対象外なのが残念ですが、基本の３種の神器に加えてダメージ対抗のナイトシェイドの涙や超パワーアップの六門神酒、巻き込みダメージのモロトフ火炎瓶など面白い消耗品が目白押し。永い時の狭間で一方的に対抗するのも楽しいです。



とりあえず８デック挙げてみました。
様々なシナジーがブロックを跨ぐブロッコリー版の特性で、ハーピィデックが力を発揮し切れなかったり、トンネルの制限で白夜ウルフや吉野家がパワーダウンしていたりと、全体的にあと一歩足りない感じを受けました。
エレクトラが危険な空気を醸し出していますが、対ブランニューとしてもそこそこバランスは取れているのでは無いでしょうか。


と、こんな感じであと２回、考えられるデックなどを挙げながら考察していきます。突っ込み満載な内容だと思いますので、ご意見などいただければ嬉しいです。