猫使いの秘密兵器のようなもの

最初に大事な事を言います。

「キャンセルはファイアを止める物だけではない」

はい、本題。


Mt;Gでは青大好きのパーミッション人間でした。
アクエリでも青大好きのパーミッション人間でした。

でも正直なところ、VSのキャンセルは投入すればするほどデッキが弱くなると思うの。


キャンセルの効果自体は強いし、持ってると安心だという理屈はよーく判るのですが、ゲームとしての「勝手にリングインする」仕様から戦力外のキャラクターは増えれば増える程間違いなく弱くなります。

引ければ強い

そんなものは欺瞞です。引いた時は強い、引けなければ弱い。そんなものは一線で使うには間違った理論なのです。そういった意味では、アガットのような戦えるキャンセルというのは非常にゲームシステム的に理に適っていると思います。パーツ単位で優秀な赤毛まじ汚い。

単純な話、使いやすいテキストであればあるほど、基準値から数値が引かれていっています。かと言って技属性指定のキャンセルは、さすがに相手を限定し過ぎていて現状では付与しない限りはマトモに機能しません。

またそもそも、自動キャンセルが良いか、スパーク／キャンセル用キャンセルが良いか、という話がありますが…


…そもそも選択肢なんてないでしょ？ｗ


デッキタイプを選んだ時点で、積めるキャンセルというのは割と限定されるわけです。限定されないのはMTL/唯ぐらいかなと思いますが、あれはあれでありったけ積むタイプなので少し事情が違ってくるでしょう。

ただ経験上、起動キャンセルが必要となる場面は極めて少ないです。スパークはすべて自動技なので、この２種の違いとなると実質的に「キャンセルをキャンセル出来るか」と「スパークでない自動技をキャンセル出来るか」の２点に集約されるでしょう。


**キャンセルをキャンセル出来るか

これが必要なのは、結論から言うと「自分のスパークを何が何でも通したい時」だけです。そういう意味ではこれが欲しいのはロロナやマリア、ベン・トー全般なのですが、残念ながらこれらにはこのキャンセルがなかったりします。


**スパークでない自動技をキャンセル出来るか

個人的に、何故これが重要ではないと判断されるのかが非常に疑問だったりするのですが…

・シグルーンのアイシャサーチ
・シギュンのデルフィングリカバリ／デルフィングサーチ
・凜のハンデス／凜のPA禁止／夕菜のパンプ／和樹の疑似PA

現在のトップメタ３つに限っても、デッキの中核を構成しているのはすべてスパークではない自動技なのです。これらを止める事の出来るキャンセルが重要ではないと誰が言えるのだろうか。


*結論？

自分のスパークをゴリ押しして勝機に繋がる場面は、経験上あまりないです。そりゃまあ、10点目ヒールへのキャンセルに対するキャンセルとか、まったくないという訳ではないですけど。

そういった意味では、私は自動キャンセルを推したいところです。