目下、ベン・トーの中でも一番どうしようもないという烙印を押され気味なオルトロス。当然VSというゲームなので全く勝てないわけではないのですが、勝った時にも何故勝ったかという理由がイマイチ曖昧な、つまり勝つためのビジョンが見えてこないデッキタイプです。
特徴としては、構築の緩さ。基本的にリタイヤ置き場に《姉》と《妹》が居れば発動条件を満たします。枚数を要求される事はありますが、それによって不発するという事はありません。その為、<オルトロス>に縛られずに便利そうなキャラは投入していく事が可能です。
もっとも、<オルトロス>はリタイヤでは参照していませんが、リングやベンチで参照する事があるのであまり減らしすぎるのも問題です。特にヒールが枚数参照で<オルトロス>対象なので、下手に発動して《姉》と《妹》を崩す羽目になる事もあります。
下にだらだらと考察?書きますが、全般的に殴り手が居ないです。スパークが殴る事に作用するキャラがあまり居ないので、見た目に惑わされずにスパーク重視ではなくきっちりと守りながら攻める形にしないと、なかなか勝つのは難しいかなと思います。
初手は多くの場合、幼女妹から。姉でもいいですが、効果がターン中持続な幼女妹の方が効率がいい事が多いです。ただこの2人を4枚づつフル投入すると、それだけで防御4000が8枚入る事になります。バウンスも防御4000なので、これだけで12枚ですね。かなり脆いです。
相互に控え室から回収する望と決意は、PBするのに優秀なので枠が余れば入れておきたいです。しかし大抵は8枚も枠がないし、他のキャラから優秀そうなパーツを持ってくる方が便利なので、あまり投入される事は見かけません。
姉をあやすは+1500版ディステル。ただしスパークで自分のベンチを壊せるので、リングに居座る困ったちゃんになる事は滅多にありません。壊すと同時に自分の防御を上げるというのも好シナジー。ただ壊せる対象が<オルトロス>のみなので、悩む場面も多いかと思います。大抵は悩まずに壊した方が無難です。
そのパートナーである憤慨は、オルトロスで数少ないアタッカー。スパークで攻撃4500ですが、《姉》である為に幼女妹からサポートすればターン中5000となります。パートナーが自壊するのでPAする機会は少ないですが、投入しておかないと何気に打点が足りなくなる事が多い気がします。
ヒールとファイアは別にいいよね。参照条件が違う事だけ要注意。ヒールがレベル3ならもっと輝けた。
変装は2枚参照の単体除去なのですが、ベンチとリタイヤを参照するので大抵発動します。攻撃3500のアタックストップなので、ここから切り替えして殴る事も多いでしょう。何気にパートナーである見下ろすが《姉》と入れ替われるので、ベンチに居る機会が多いのも追い風です。
その見下ろすですが、4種類目の防御4000。ただ手札の姉と交換できるので割と目を瞑れます。が、実は手札から出して嬉しい《姉》が居ない。ターンもらう直前にベンチ開いてるなら幼女姉にするか、変装や双子狼を握っておいて交換するぐらいしかありません。
謝るはVSでは珍しい、プレイヤーに作用するPB不可スパークです。スパークした直後に倒されたとしても、次の自分のターンで相手はPBできません。計算を狂わせる割と有用なスパークなので、むしろスタンで採用しようか悩んでるカードであります。パートナーのタイムするは、単体除去と同じ条件のバウンス。しかし3500/5000という変則ステから減算されてるので使いづらい。
以上、需要があるのか判らない適当なオルトロス考察のようなものでした!
登録タグ: コラム ヴィクトリースパーク
テーマ:雑記 | 投稿日時:2012/03/22 23:50 | |
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