【コラム】デザインミスカード達
今回は考察でもなんでもなく歴史を振りかえる記事になります。
まあ時間つぶし程度に見ていただければ。
ヴァイスシュヴァルツも11年目を迎えましたが、この11年の間に少なからず存在したデザイナー陣営の「やらかし」。
今回はそれについて語ってみようと思います。
また、一部デッキユーザーに冷や水をかけるような言葉も出ますがあらかじめご了承ください。
☆デザインミスカードの定義
ヴァイスにおいてのデザインミスカードというのは「査定上は問題ないけど、使用する上で大問題となったカード(以下理由A)」と「デメリットが対価として得た緩和要素と明らかに見合っていないカード(理由B)」を指します。
☆中ボス 理由B
実質0コストで1点回復、1点バーン、リフレッシュ。踏み倒したコストは驚異の6コスト。
デメリットは山札が5枚以下の時のみ発動!
もう何も言う事ないですねw
☆休憩! 理由B
黎明期のヴァイスを知る人なら誰もが知るやらかしの典型ですね。
「木琴占いがレベル3になったので1コスト安くします!」
この考え自体は査定上問題ないですが、よりによって2点回復カードでやったのが大問題でした。
安定の永久BAN枠。
☆色褪せた世界 理由B
所謂かけ仲がデメリットを帯びて1コストになりましたが、休憩と同じで付随するデメリットが-1コストに見合わないという理由で個人的にデザインミス認定してます。
wikiなどにも記述がありますが、このカード自体のテキストが現環境では「手札を2枚増やしつつ盤面上でも1:1交換をしている」とほぼ同義のため、禁止になった当時よりも踏み倒しているコストが多くなっており、本来設定されたデメリットがメリット化してしまっているのが最大の問題点です。今春発売のスニーカー文庫で団長持ちの単レス集中や構築レベルの後列が出ようものなら、より一層凶悪になります。
最近でもゆらぎ荘やミクに軽いコストでハンドアドを取るカードが存在しますが、これらはどちらも不確定サーチであり相応のデメリットが課せられていると思っています。ただこのカードは控え室から任意の2枚回収。強さが段違いです。
よく「ハルヒはもう環境にいないのだから色褪せ返して欲しい」という発言を耳にしますが一生無理です。諦めてください。そもそもこのカードが選抜復帰した際の選抜内容が「使うならねこみみみくる以外のレベル3禁止」という非常に重い代償だった事を考えてもこのカードも永久BAN枠です。
☆屋根下 理由A
2018年の未来から7年の時を越えてタイムスリップしてきてしまった未来のカード。
MTGには「未来で作られそうなカード」というコンセプトデザインのカードがかつて存在しましたが、このカードもわりかしそんな感じです。生まれてくる時代が早すぎた。
ヒールとCXコンボをもちいらない殺傷の組み合わせの中でも最強クラスの組み合わせであり、19年現在でも同型互換は1種類のみ(しかもチェンジできないので実質下位互換)。全解除されたのが去年初頭である事から、自分達の間では上述のように未来から来たカードなんて言ってますw
屋根下レベルで7年て事は、後述するあの子は何年後の未来から来たんでしょうね?
☆虚無ルイズ 理由B
中ボスとほぼ同じですね。
実質1コストで2点回復、レベル3早出し、リフレッシュ。踏み倒したコストは驚異の7!
なんで擬似リフが確定チェンジできるのか・・・
☆隼鷹 理由A
誰もが知るクソゲーメーカー。
アイマスにも双子限定の同型カードが存在しましたが、あちらはサブ特徴を見ているため範囲が狭かったからよかったもののこちらはメイン特徴の永続全体ソウルパンプ。頭が悪い事この上ない。
盤面で勝つとダメージレースで優位に立てるというヴァイスの魅力をぶっ壊したのは大問題でした。
これを返してくれという人が未だにいるのが信じられない・・・安定の永久BAN枠です。
☆暁 理由B
おそらく禁止制限を経験していないカードの中で一番存在してはいけないカード。
色褪せが実質2コストの踏み倒しをしていますが、このカードはそれを上回る踏み倒し性能を誇っており、使用レベル-1とコスト-1でデメリットなしという驚異のコストパフォーマンス。しかもキャラなので気軽に回収できるおまけつき。
結果として現在では手札に加えられるカードの制限が重くなったり、あるいは控え室発動になったりと相応のパワーダウンを受ける事になりました。それでも一部タイトルではその調整版が選抜制限入りしていたりするので純正のカードがいかに強力かが伺えますね。
☆乙女心万理花 理由A
原作者の元にとる熱烈なファンからとんでもない贈り物が届く事で有名な万理花ですが、まさかヴァイスでも同じ事が起こるなんて思いもしませんでした。これも千葉県のYさんの成せる業!?
条件付きとはいえノーコスト1点バーンに、ストック消費の薄いリバース再スタンド。CXコンボ?ねえよそんな表記という恐るべき殺傷能力。
公式が規制発表時の声明にてミスを認めた過去類を見ないイカレカードであり、今現在1枚使えるのも不思議なくらいのカードです。海外では発禁でしたし。
上述のように公式がデザインミスカードと公に認めている以上、このカードが制限緩和される事はほぼないと思います。仮に無制限になる時がきたら、このカードもまた遥か未来からやってきたカードという事になりますねw
☆ホラーが大好き小梅 理由B
純正暁と同レベル、あるいはそれ以上のやらかしカードですね。なんで刷られたの?w
山を削る事自体はノーコストなのでCXが見えても見えなくてもデメリットなし。見えた場合のコストが手札1枚。CX確定サーチが1/1のイベントな事を加味してもありえないくらい緩和査定がガバガバです。
☆キラキラ香澄 理由B
この中だと一番真っ当なデザインミスカードじゃないでしょうか。というかこのカードがなかったらバンドリ自体(初弾の時点で)産廃だった事を考えると2017年タイトルのデフレっぷりに辟易しますね。
踏み倒しているコスト自体は1コストではあるのですが、その代償がこのキャラ単体では機能しない事も指定カードが2種類とも指定されたカードという事を踏まえても釣り合ってないですね。MTGでもそうですが、コンボデッキの主要コンボパーツを確定でサーチできるというのは非常に問題です。
☆
「論理者の話をするとしよう」
特定のカードを組み合わせる事でコストを緩和している合体というシステムになんでおまけで確定サーチを与えてしまうんでしょうかw
一番やばい夕子と組み合わせられなくなっただけで、多面合体を容易にしてしまうこのカードはやはり壊れてると思います。今後のひなろじの活躍次第ではキラキラのように禁止になる可能性も否定できません。
長々と書いてきましたが、こんな感じで。
「こいつはデザインミスじゃないんかい」というカードがありましたらコメントで個別に対応させていただきますのでお気軽に。
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テーマ: | 投稿日時:2019/01/19 07:46 | |
TCGカテゴリ: ヴァイスシュヴァルツ | ||
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