FumbleguyのTCGあれこれブログ

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ドレッドノート・ステップアップV3:13

Festa福岡の受付は1/3まで、ドレッドノート・ステップアップV3第十三回。
クラスタ分析編も山場となる七回目、赤黄編。
脚光を浴びる建国おじさんだけではない、ということを念頭に行ってみよう。

◆【赤黄】
アタックダメージ総合一位、Acコードダメージ一位、アビリティダメージ二位の赤。先攻時ボーナス一位、Acコードダメージ二位、アビリティダメージ一位の黄。
これら二つが合わさることで「先攻取って火力で焼いて、後は殴って勝つ」というアグレッシブな動きのクラスタとなる。
ただし防御の薄さは合体事故レベル。アタック・ブロックに使えるコンバットトリックコードが《神通力 金剛》と《ラクシュミの蓮の花》以上終わりという有様。
アタックは打点の高さで補い、ブロックはリアクション連鎖という戦術レベルではなく、ユニットの頭数という戦略レベルでの対策が必須となる。

▼赤黄建国コントロール
赤黄の顔役《オオクニヌシ》のアビリティ『建国』でバーストを増やし、重量級コードを連打することでバトルエリアを更地にすることを狙うデッキ。
具体的な目標は「先攻取って《神通力 烈風》《アグニの浄化》《インドラの矢》を合計2回プレイし、その間《ヴィシュヌの天眼》か《プロテクション》を構える」という動きを実現できるバースト10~13枚。
そこまで単純計算で5ターンほどかかるため、それを耐え抜くためのユニット・コードが必要となる。単なる防御ではなく、ある程度の攻撃性も必要だ。敵軍ユニットを減らすことで防御とするのである。
加えて《オオクニヌシ》が『建国』で手札を投げ捨て『天ノ詔琴』で自分の山札を削り続けるので、捨て札を除外するアビリティも入れておきたい。
この壮大なプランを実現させるのは難しい。
まずSサイズにはバースト加速要員《シータ》、S単独でSサイズをブレイクできる見込みのある《サヴィトリ》《ナラ》に『波紋』担当《ガンガーダラ》、足りない打点を補う《飛騨》《山姥》《カルティケーヤ》などが採用候補。特に《シータ》は4枚必須と言っていい。
Mサイズは《オオクニヌシ》の他はかなり悩むところ。《サヴィトリ》《ナラ》と併用するなら《カーマ》が有用。《ナラ》の自爆を阻止できる上に火力も上がり、自身もアビリティダメージ発生源。
打点を求めるなら《カミオオイチヒメ》《飛騨 弐》を投入し牛頭ビートの動きができるようにしておこう。この場合は《シータ》以外は《オオクニヌシ》も含めて「牛頭」に統一できるため、牛頭覚醒の《丹波》が使えるのが利点。
コードは《サラスヴァティの琴の音》でバーストを加速させつつ、各種コンバットトリックと火力コードを入れて《ヴィシュヌの天眼》を入れるともう余裕がない。ロマンを求めて《神通力 鳴神》もいいかもしれないが、結局はロマン枠。
キャスターの内、赤は《蝶矢 ツバキ》で決まり……と思いきや、『神門開放』が火力型・打点型の両方で有用な《旭 レイジ(Chapter3)》という手もある。
黄は先攻のために《岳田 リツコ》と言いたいが、ここは《小林 マラティ》か《華岡 ヒトミ》のどちらか。手札を消費しやすい上にゴッドドローをほぼ0に抑える必要があるため、どうにか手札補充手段が欲しいからだ。

▼赤黄ナーガ
Chapter1から細々と存在している赤黄ナーガデッキ。要するに《アナンタ》+《ヤマタノオロチ》のドラゴンデッキだ。Chapter2の頃の構築はこんな感じだった。
Chapter3での収穫は大きく、デッキ中のユニットのタイプをすべて「ドラゴン」で統一する関係上《ツチノコ》が安定するのがうれしい。特に《ツチノコ 弐》は、《アナンタ》と《ヤマタノオロチ》以外に頼れるMサイズがいなかったため、名脇役として期待がかかる。
「ドラゴン」以外では、ログコストの消費が激しい《アナンタ》を支えてくれる《シータ》が採用候補。
コードカードを見ると、《神通力 鎌鼬》《アグニの浄火》のVersion2が非常に大きな恩恵をもたらしてくれる。というのも、《アナンタ》の『龍眼』はコードダメージも増やすことができるからだ。手札のユニットカードすべてがコードダメージ増加に使えるとなれば、《神通力 鎌鼬》でもMサイズをブレイクできる可能性が大きく上がる。ログコストと手札の消費が激しいことには注意。
キャスターはかなり悩むことになった。赤は《豊秋 キチョウ》で決まりとしても、黄のキャスターは先攻を取るために《岳田 リツコ》か、手札補充のために《華岡 ヒトミ》か、先攻をうまく取れるようにSサイズを増やしコードを減らしたうえで《小林 マラティ》か、はたまた《アナンタ》の防御力を高める《常盤 シャンティ》か。
いずれにせよ先攻型デッキであることに変わりはない、という点に注意すること。必要なら《雷鬼》も投入しよう。
弱点は《アナンタ》のログコストと手札消費の激しさだけではない。先攻を取らないと《アナンタ》が十分に実力を発揮できない後攻時の弱さ、それを補うためのコード枚数の減少もかなり大きな弱みである。
必要最低限のコードだけを厳選しなければならず、《神通力 烈風》さえ投入を控えなければならないほどコード枚数には余裕がない。『俊足』が追加され、SPのアルファベットが同じでは安心できなくなったChapter3環境では、コード20枚でも多いくらいだ。

▼赤黄ヴァナラ
Chapter3で登場した黄の主要タイプ「ヴァナラ」のポテンシャルを最大限に引き出すことを狙ったデッキ。もっと言えば『猿暴れ』バーンである。
「ヴァナラ」特有の火力アビリティ『猿暴れ』は「敵軍ユニット1体に[自身の現在のBP]アビリティダメージ。効果適用後、自身に[自身の本来のBP]アビリティダメージ」という変わったもの。
これをそのまま使うと、敵軍ユニットもろとも自爆し、結果を見れば「自分のノーマル状態のユニットを失い、相手のユニットが1体減っていて、相手の手番になっている」という状況であり、これは「自分が単騎アタックした後相手が手札消費もログコスト消費もなくコードを使って自軍ヴァナラをブレイクし、互いにユニットを1体失って自分がパスした」のと同じ状況。要するに絶大なディスアドバンテージを生み出す自滅技であり、一工夫しないと話にならない。
では工夫してやろう。《ナラ》系統および《ハヌマーン》の『猿暴れ』で自滅しないためには「自身へ与えるアビリティダメージを軽減する」「自身のBPを増やす」このどちらかの手段を取ればいい。
前者の手段は《ターラー》の『結界』が担当してくれる。というか、他に『結界』持ちが黒の《ギュールテル》、青の《メーデイア》、青黒の《カムペー》しかいないので、自然と同じ黄の《ターラー》にお呼びがかかる。『大暴れ』亜種の『猿王撃』を持つ《ヴァーリン》が「ヴァナラ」を参照するので、《ヴァーリン》《ターラー》はセットでの採用となる。
後者の手段は、黄単なら『応援』持ちの《サティ》系に頼ればいいのだが、混色デッキで『応援』持ちは《カーマ》しかいない。
自分の『霊威』で完結できる《ハヌマーン》はともかく、《ナラ》系は自力ではどうにもならない。そこで登場するのが《ウカノミタマ》。手札消費こそあるが、『お守り』で《ナラ》系に「強化」をエンチャントして『猿暴れ』で敵軍ユニットをブレイクすれば『龍脈』で自身のBPも上げられる。捨て札にしたコードカードは《旭 レイジ》の『神門開放』で有効活用しよう。もう一回遊べるドン!
《オンコット》はこのデッキの場合、『猿暴れ』持ちが引けなかった時の場繋ぎとして有用。『神速』持ちで固めるデッキでも一応仕事はできるのだが、それよりは序盤のログコストを温存したいときに頑張ってもらう方がいいだろう。《ヴァーリン》で投げ捨てることもできるし。
『猿暴れ』を有効活用する場合、『波紋』持ちは使わない。それよりはBPを上げた方が威力も上がって自滅も防げて一石二鳥、というか『波紋』のために使えるユニットスロットの余裕がない。同じ理由で《スグリーヴァ》も若干苦しいところがある。こいつの場合はBP130と『波紋【+20】』相当な分があるので採用圏内に留まるが、その手の利点がない《ガンガーダラ》は使えない。
《神通力 金剛》と各種FREE覚醒が攻防一体の役目を担う。ついでに《スーリヤの太陽の輝き》は、敵軍へのダメージ増加も自滅ダメージ軽減も両方できる、5枚目以降の《神通力 金剛》として使用可能なカードだ。
強みは「強化」のおかげでBP面で優位に立ちつつ、アタックでもアビリティでも攻められる点。相手の弱点を突く戦い方が可能だ。
弱点は事故率。「強化」エンチャント手段がない《ナラ》系は火力としては頼りなく、《神通力 金剛》か《スーリヤの太陽の輝き》のどちらかが必須。そのどちらもなければただのバニラだ。
《ターラー》を採用している場合はそこまで気にならないが、「衰弱」への弱さも洒落にならない。特にChapter3環境の赤黒は毎ターン当たり前の様に「衰弱」をエンチャントできるので、これで『猿暴れ』持ちをバニラ以下の存在にされる可能性もある。「強化」も剥がしてしまう《ラートリの夜の闇》は『猿暴れ』持ちに使うとひどいことになるため「衰弱」対策にならないのも頭が痛い。

◆アームズ
赤黄のアームズは《生太刀&生弓矢》。生命を宿した武器である生太刀(いくたち)と生弓矢(いくゆみ)は、本来はスサノヲの持ち物。スセリヒメの助けを借りながら、スサノヲの試練という名の嫌がらせを潜り抜けて生太刀、生弓矢、天ノ詔琴を手に入れ、スサノヲから認められた男がオオクニヌシ。
アビリティ2『連携撃』は《オオクニヌシ》と合わせて使えと言わんばかりのログコスト。アームズのエンチャントに②必要だというのに、キャスターのチェックに加え最大⑥コストまで要求する。
その効果はと言えば、ログコスト⓪だと100アビリティダメージ、ログコスト①ごとに10ダメージずつ増えて、⑥コストだと160アビリティダメージ。
軽減されにくいアビリティダメージと言えど、実質コスト⑨で160ダメージはかなりしょぼい。基本的には、全力でコストを増やすのではなく、必要最低限のダメージだけ出して《神通力 破魔》や《スーリヤの太陽の輝き》でサポートする……と見せかけて、それらの存在をブラフにリアクションを諦めさせる、または実際にこれらのコードを使ってリアクションを徒労に終わらせる運用となる。
Ac火力に優れる【赤黄】の長所を切り出したようなアームズだが、大抵のデッキには火力の過積載となりかねない。『加護』ついでに、アクションフェイズ終わり際の火力が飛ぶかもしれない程度に考えておこう。
なお赤黄デッキでは、キャスターのチェックコストつきアビリティが重要なことがかなり多い。《岳田 リツコ》や《豊秋 キチョウ》以外にエンチャントする際は注意すること。

登録タグ: Dステップアップ  ドレッドノート 

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テーマ:ドレッドノート投稿日時:2015/12/07 21:41
TCGカテゴリ: ドレッドノート  
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