【カードレビュー/ドレノC3】決戦型超ド級ホイシュレッケ サルガタナス
ドレッドノート ネザーワールド カードプレビュー第5回《決戦型超ド級ホイシュレッケ サルガタナス》 カード名決戦型超ド級ホイシュレッケ サルガタナスカード種類ユニットクラスタ黒タイプホイシュレッケ/魔王構築条件黒黒ログコスト2SizeM(▼▼▽)SPB+BP120イラスト猫えモンアビリティ 魔蝗の雲【-20... |
ついに発売が明日に迫ったドレッドノートChapter3「ネザーワールド」カードプレビュー第五回。
黒の期待の星となれるかどうか、新規「ホイシュレッケ」にして新たな黒単ダミーの中核《サルガタナス》が登場。
本体性能はログコスト②でBP120、SPがB+でサブエフェクトなし。
Chapter3でよくある「サブエフェクトを代償して強くなる」ことで得た本体性能は、まあまあ悪くないといったところ。
ログコスト②で素のBP120は悪くないし、タイプ覚醒も《ベリトの闇の鎧》もある黒ではそれなりにしぶとい。
アビリティ1は『魔蝗の雲』。自軍の「ホイシュレッケ」とダミーを、コードダメージとアビリティダメージから守ってくれる。しかも《サルガタナス》1体で20点軽減と、影響力は結構大きい。
今まで黒単ダミーと言えば《神通力 烈風》か《神通力 迦具土》を「ホイシュレッケ」に食らうと一気に追い詰められるという分かりやすい弱点があった。
それを補うという意味では便利な能力であり、タイプ覚醒を持つ「ホイシュレッケ」を《アグニの浄火 Version2》や《ポセイドンの怒涛》の他、BP分ダメージのアビリティから守れるのは悪くない。
アビリティ2は『影刃』。自軍にダミーが1体でもいればアタックダメージが160に増える。
黒の打点お化けといえば《ゴモリー》のBP150、《フォラス》の後攻限定160の2体だが、《サルガタナス》は先攻でも160ダメージを叩き出せる。
これは多くのコンバットトリックを乗り越えて敵軍Mサイズを撃破できるダメージ量。
今まで黒単ダミーの強いアタックと言えば、BP100か110のダミーをアタックさせて《フルーレティの影悪魔》で無理やり敵軍Mサイズを突破する動きだった。
だが《サルガタナス》と《ゲシュペンスト》が合わされば、コードの支援なしに「《ゲシュペンスト》が110打点でアタックしてダミーになり、次のアタックで《サルガタナス》が160アタック」という動きができるようになる。
黒単ダミーに足りていなかった打点を見事に補ってくれるのが、《ゲシュペンスト》系と《サルガタナス》というわけだ。
だが問題がある。元々黒単ダミーは《ドゥンケルハイト II》と《ネビロス》の『潜影』を使って、ダミーを強力にして《フルーレティの影悪魔》の力を借りつつぶん殴り、生き残った相手は《アスタロトの魂の契約》でダミーを投げつけて始末し、更地のバトルエリアを殴り抜けるデッキだった。
この《サルガタナス》は『潜影』がない。と言うか、今まで黒単ダミーで通用していた戦術が通用しなくなる。
コードを28枚程度に増やして後攻を取るならダミーがいなくても打点が高い分《フォラス》でいいや、ということになり、先攻を取るならBP70止まりのダミーでは信頼性が低い。
そのため《ゲシュペンスト》で打点を上げつつダミーを用意する、《ドゥンケルハイト》を採用して先攻の可能性を上げつつダミーの性能を上げる、《ベリトの闇の鎧》を機能させるための衰弱付与手段を用意するなど、今までの黒単ダミーではあまり取られなかった選択をすることになる。
《ゲシュペンスト》と《サルガタナス》の参入により、黒単ダミーは大きな転換点を迎えつつある。
なおどう転んでも《アバドン》の出番はない模様。
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テーマ:ドレッドノート | 投稿日時:2015/11/25 22:38 | |
TCGカテゴリ: ドレッドノート | ||
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