これからドレッドノートを始める人へ:6
これからドレッドノートを始めようという人向けのあれこれ第六回、今回はプレイングについて。
デッキリストは色々出したけど、さて実際に遊んでみるとなると色々と分からないことが出てくる。
どういうところに気を付けてプレイしていけばドレッドノートというゲームを楽しめるのか?
そんなプレイングのコツや大事なところを解説していく。
7:ドレッドノート、プレイング初級編
●ギアチェンジはいざという時に
『甲殻』持ちだらけのデッキで後攻取らなきゃ戦力ガタ落ちとか言うのでもない限り、ギアチェンジは毎ターンやるものではない。
ひとまず序盤はスピードカードで出たカードをそのまま使って先攻後攻を決めよう。
ゲームに慣れるまでは、中盤に「手札が足りなくなってきたから後攻が欲しい」とか、終盤に「ここで先攻取って《神通力 烈風》撃たないと殴られて負ける」とか、そういう状況でもない限りはギアチェンジしなくても大丈夫だ。
手札が足りない時にはゴッドドローもある。
●ユニットスロットは全部埋めよう
ドレッドノートの基本はユニット同士の殴り合い。
他のゲームに慣れていると戸惑うかも知れないが、このゲームでは「アタックしてチェック状態(横向き)になったユニットでもブロックできる」「アタックしたユニットは返り討ちにならず、アタック側が一方的にダメージを与える」というルール。
そして「ブロックするユニット・キャスターは、アタックされた側が選ぶことができる」という点が重要。
アタック先のバトルエリアはアタック側が選ぶが、そのバトルエリア中のどこにダメージを与えるかはブロック側が選ぶのだ。
基本的に、キャスターがアタックダメージを受けるとHPがブレイクしてしまい、両方のキャスターのHPが0になると負ける。
つまり、キャスターでブロックしないでユニットでブロックすることが、負けないために必要なわけだ。
ひとつのバトルエリアに1体しかユニットが存在しない場合、ユニットでブロックできる回数=キャスターを守れる回数は1回だけ。
その上アタックボーナス(アタックダメージでユニットが全滅すると、HPが1枚ブレイクするルール)もあるので、ユニット1体ではあまりキャスターを守れない。
キャスターを守るためにも、ユニットスロットにはSサイズとMサイズを揃える様にしよう。
ちなみに、キャスターのHPが既に0になっている場合もユニットスロットは埋めておくべきだ。
HPが0のキャスターはブロックを行えない。HPが0のバトルエリアは放置されがちだが、だからと言ってユニットを1体だけにしておくと、一回アタックされただけで、確実にそのユニットをブロックに回すことになる。つまりブレイクされる。
本命のユニットの盾になるので、やっぱりユニットスロットは埋めておこう。この際ダミーでも構わない。ないよりマシだ。
●アクションフェイズ初手の定石はSSアタック
先攻を取ったなら、アクションフェイズではSサイズユニット2体でアタックするところから始めよう。
Sサイズ2体でアタックすれば、アタックダメージは最低でも140。大抵のMサイズユニットがブレイクできる値だ。
敵軍はこれでMサイズを失ってはたまらない、とSサイズでブロックするはず。
もしSサイズ1体でアタックしても、Mサイズユニットがブロックして生き残り、手番を無駄に消費するだけになってしまう。
せっかくの先攻を無駄にしないように、「相手のMサイズのBPよりも高いアタックダメージが出せるアタック=相手のユニットかHPを確実にブレイクできるアタック」を心がけよう。
●後手はSMアタック
後攻では、先攻のSSアタックによって自軍Sサイズが1体ブレイクしていることが大半だ。
そこで、異なるバトルエリアにいるSサイズとMサイズを使って2体でアタックすることになる。
アタックダメージは170程度となり、これは敵軍Mサイズを余裕でブレイクできる値だ。
当然、相手は攻撃を終えたSサイズユニットを用済みだと言いつつブロックしブレイクさせることになるだろう。
後攻側には、チェック状態のMサイズがいるバトルエリアと、チェック状態のSサイズとノーマル状態のMサイズが並んでいるバトルエリアが残る。
先攻側がどちらのバトルエリアにアタックしてきても、チェック状態のユニットでブロックすることができる。
●チェック状態のユニットでブロックしよう
先攻でも後攻でも同じことだが、ノーマル状態のユニットでブロックするのはリスクが大きい。もしブレイクされたら、アタックするためのユニットを1体失うことになるためだ。
攻めの手数を失わないためにも、ブロックはチェック状態のユニットを使うのが基本となる。
●ログコストはキャスターから支払おう
ログコストの支払い方は、キャスターをチェック状態にするか、バーストをチェック状態にするかの二種類。
キャスターが「Ac」ないし「Re」能力を持っているのでなければ、ログコストの支払いはキャスターから先に行おう。
キャスターはチェック状態になっても特にデメリットは無いが、バーストがチェック状態になると「そのバーストはゴッドドローできない」というデメリットがある。
スターターデッキのキャスターが持つ『魂の絆』のような《Trigger》能力持ちのキャスターなら、迷わず最初にログコストの支払いに使っていこう。
●無駄を削っていけば勝利は近い
ドレッドノートでは、一回のアクション・リアクションの価値が非常に大きい。
相性的には互角のデッキでも、一回のプレイミスで簡単に負けてしまう、なんてことはザラだ。
「あのアタックは単独じゃなくて2体で確実にブレイクを狙えばよかった」
「あの除去コードを、確実にブレイクできるSサイズに撃てばよかった」
「《ディスペル》を撃つコードは除去ではなくコンバットトリックが正しかった」
等、自分のプレイングを後から見直して、無駄だった部分・ミスした部分を修正していけば、勝利はどんどん近づいていく。
ターンの流れを比較的追跡しやすいゲームなので、対戦した後はできるだけ感想戦をしてみよう。
自分のレベルアップを実感できれば、ドレッドノートの楽しさは倍増するはずだ。
今回は初級編として、スターターデッキから始めても通用する、基本的な部分だけをピックアップしてみた。
次回からは、より実践的あるいは理屈めいた話になっていく予定。
これから始めるなら、とりあえずスターターデッキ買って始めよう。TwitterでもSkype対戦募集が定期的に立つし、対戦相手がいないってことは無いはずだ。
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テーマ:ドレッドノート | 投稿日時:2015/08/31 23:10 | |
TCGカテゴリ: ドレッドノート | ||
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