これからドレッドノートを始める人へ:3
Chapter2が発売されて、ドレッドノートを始めるなら今!
ということで、今回はスターターを元にして組めるデッキについて。
これから全三回にわたって、【赤単】【青単】【赤青】について、それぞれ「Chapter1からあるデッキのChapter2対応版」「Chapter2の新要素を軸にしたデッキ」を紹介していく。
これらの記事を読めば、ドレッドノートのデッキ構築のコツやデッキの幅広さをなんとなく理解してもらえるはず。
今回は赤単。
4:デッキ実践【赤単】編
●Chapter1環境デッキ編
スターターデッキ『紅蓮ノ剱』2個から始めるChapter1環境おすすめのデッキは、何と言っても【赤単迦具土】。
180点ダメージを敵軍ユニット1~4体に割り振って与える、Chapter1最強の殲滅力を誇るコード《神通力 迦具土》を切り札にしたコンボ寄りのコントロールデッキだ。
《アメノウズメ》が持っていた『反響』は、敵軍ユニットに与えられるコードダメージを追加する効果を持つ。
この『反響』と《神通力 迦具土》を組み合わせると、「[180+『反響』の値]点のダメージを割り振る」のではなく、「180点のダメージを割り振った後、割り振ったダメージがそれぞれ『反響』の値分追加される」。
例えば《アメノウズメ》が2体出ている状態で《神通力 迦具土》をプレイすると、敵軍1体に撃ち込めば『反響』40で220ダメージ。
もし敵軍ユニット3体に30、70、80と割り振れば、これらのダメージが全て40増加して70、110、120ダメージとなる。
この圧倒的な破壊力で敵軍ユニットスロットを更地にした後、キャスターを殴り飛ばしてHPを0にするのがメインプランである。
更に『反響』持ちユニットを多く採用することで、本来は80点火力の《神通力 鎌鼬》でMサイズユニットをブレイクできる可能性が高く、『反響』が機能し始めれば手数の面でアドバンテージを大量に稼ぎ出すことができる。
Chapter1環境では、その爆発力は認められていたものの、《神通力 迦具土》が通らないとそのまま負けるという不安定さが無視できないデメリットであり、いいとこTier2止まりだった。
Chapter2環境に合わせて、この【赤単迦具土】を調整してみた。デッキリストは以下の通り。
○はChapter1でスターターデッキに入っていないカード、※はChapter2のカードだ。
・キャスター
《恵比寿 ユイ》
《旭 レイジ》
・ユニット
S18
《クシナダヒメ》2○
《鞍馬》4○
《葛城》4○
《愛宕》4※
《丹波》4※
M12
《アメノウズメ》4
《スサノヲ》4
《飛騨 弐》4
コード20
《神通力 金剛》4
《神通力 烈風》4
《神通力 鎌鼬》2
《神通力 迦具土》4○
《神通力 水鏡》3○
《神通力 雷獣》2※
《ディスペル》1
Sサイズユニットがごっそり入れ替わっているが、Mサイズとコードはそれなりに据え置き。
爆発力はそのままに、Chapter2の新要素「タイプ覚醒」を持つ《愛宕》《丹波》を入れ、雑な防御をそれなりに補強した形。
コードは《神通力 雷火》ではなく、火力コードがない時の《スサノヲ》や《飛騨 弐》にも嬉しい《神通力 雷獣》に変更した。
できるだけゴッドドローは控えめに序盤をしのぎ、《アメノウズメ》と《鞍馬》で『反響』が合計30以上(欲を言えば50)に届いた瞬間、先攻を取って《神通力 迦具土》を叩きつけよう。
先攻を取るべく《クシナダヒメ》の代わりに「SP:A+++」である《近江》を入れるのもいい。
《神通力 水鏡》は『反響』持ちユニットをアタックから守るための究極の手段だ。キャスターでブロックして《神通力 水鏡》をプレイすると、ダメージ50につき1枚ブレイクしていたHPが、ダメージ100につき1枚ブレイクするようになる。
つまりアタックダメージ190まではHP1枚で凌ぐ、ということだ。《神通力 迦具土》のためならHPさえ潰していこう。
●Chapter2新要素デッキ編
既に【赤単迦具土】でも使用したが、Chapter2のテーマのひとつは「タイプのシナジー」だ。
そこで、今まで若干扱いにくかった【赤単鬼武者】を、この「タイプのシナジー」を全面に押し出した【赤単牛頭】としてリファインしてみよう。
【赤単鬼武者】は《スサノヲ》のアビリティ『鬼武者』をフル活用することを主軸にしたデッキ。
Sサイズユニットのアタックで《スサノヲ》を大きくし、その高いBPを攻防の要とするデッキだ。
《スサノヲ》をキャストした後は殴れば殴るほど強くなるという、力とパワーとストレングスで戦うのが唯一の戦略である。
今回は「牛頭」シナジーを持ったカードを利用して、以下の【赤単牛頭】を作ってみた。
こちらも○はChapter1収録でスターターデッキに入っていないカード、※はChapter2収録のカードである。
・キャスター
《旭 レイジ》
《瀬古 ツナデ》※
・ユニット
S20
《クシナダヒメ》2○
《飛騨》4
《松阪》4
《イシコリドメ》2※
《丹波》4※
《近江》4※
M12
《スサノヲ》4
《飛騨 弐》4
《カミオオイチヒメ》4※
コード18
《神通力 金剛》4
《神通力 烈風》4
《神通力 陽炎》2
《神通力 水鏡》3○
《神通力 破魔》3※
《神通力 砕波》2※
THE 脳筋。ひたすら殴ることしか考えてないデッキの出来上がり。
しかし、Sサイズユニットでも平然とアタックダメージ100を叩き出すことさえあるこのデッキでは、ただ殴るだけでもテンポアドバンテージを稼ぐことができる。
このゲームにおけるビートダウンは、いかに効率よく敵をぶん殴るか思案し続けるデッキなのだ。
Chapter2からは同じ色のデッキでも様々な戦略が組めるようになっている。
環境が広がっていく今こそ、これからドレッドノートを始めるのに最適の時期だ。ぜひとも始めよう。
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テーマ:ドレッドノート | 投稿日時:2015/08/28 22:29 | |
TCGカテゴリ: ドレッドノート | ||
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