FumbleguyのTCGあれこれブログ

ついに発売日のドレッドノートChapter2トワイライト・ハウリングのカードプレビュー第六回、《ヤマトタケル》。
《ケルベロス》と共にメインビジュアルを飾り、Chapter2の新要素を山ほど搭載した一枚。
トップレア候補のひとつではなかろうかと注目している。

本体性能はSサイズでログコスト②、BP80のSP：Aと、ネームドSサイズとしては十分。《神通力　鎌鼬》などをFREE覚醒で凌げるBPが80なのが大事。
遊撃型ということで焼きアビリティを持っているが、そのアビリティもBP参照するので、BP80であることの影響は大きい。

アビリティ1は『女装』。《Fast》で手札の「レジェンド」を捨てると、自身に「強化」と「衰弱」を1枚ずつエンチャントする。
「自軍に「衰弱」をエンチャントするアビリティ」であり、「手札の「レジェンド」を捨てるアビリティ」であり、「同時に「強化」と「衰弱」を扱うカード」であり、「【赤】で「衰弱」を扱うカード」と新要素大量搭載のアビリティ。
これだけではBPが差引変化0で何もしないのだが、こいつはアビリティ2の準備段階である。

アビリティ2は『草薙ノ剣』。ログコスト①で自分にエンチャントされている「衰弱」をすべて捨札にし、対象に自身のBP分ダメージ。
宴に女装して入り込み、剣を振るってクマソタケルを討ったという逸話通り、『女装』してから使うというデザイン。
『女装』込みで使えば、手札「レジェンド」1枚とログコスト①で100ダメージ。【赤】の定番コード《神通力　金剛》で30点追加もできる。
強力な「衰弱」対策アビリティでもあり、ヤマトタケルが即死しない程度の「衰弱」は全て80点火力の弾になる。
遊撃型のアビリティでありながら、チェックコストを含まないため、アタック前だろうがアタック後だろうが「衰弱」＝火力である。《ベルゼブブの魔風》でアタックを阻止されたら、ひとまず80点火力を1発は確保したということに。
当然、相手は《ヤマトタケル》に「衰弱」をエンチャントする時は即死させられる時だけになるだろう。

自身が「レジェンド」なので、Chapter2の新要素「レジェンドとビーストのシナジー」もばっちり受ける。
同じくメインビジュアル組の《ケルベロス》と組めば、《ケルベロス》が「衰弱」させた敵を《ヤマトタケル》が斬るという動きも可能。
敵軍のSサイズを着実に始末していけば、HPを削るのも一気に容易になる。
ただしChapter2になってユニットの打点が上がりやすくなっているので、Sサイズの《ヤマトタケル》自身が死にやすいのは注意。