Shangri-La

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【考察】2012年3月施行 遊戯王 新制限リスト

帝です。

21日のVジャンプ発売に伴い、遊戯王の新たな制限リストが正式に発表されました。
各種カードと共に、個人的な感想を踏まえつつメモ感覚で書いていきたいと思います。

●新禁止
《氷結界の龍 トリシューラ/Trishula,Dragon of the Ice Barrier》
《ダスト・シュート/Trap Dustshoot》
《スポーア/Spore》
《グローアップ・バルブ/Glow-Up Bulb》

以上のカードが新たに禁止カードへ追加。

・氷結界の龍 トリシューラ
新規ユーザーの所持率が低い事を嘆き、初心者大会でも何度か賞品として用意したシンクロです。
インフェルニティ全盛期にこのカードを三枚集められなかったので、一枚で済む旋風BFを使っていたのは
いい思い出です。

カードとしては、多大なるアドバンテージと高い攻撃力をもってそのまま相手を制圧する事もあれば、
逆に、自分に強いられる劣勢を逆転できるカードとして、トップメタ及びその対抗馬どちらのデッキも
使用されていて非常に人気の高いカードでした。

「遊戯王はトリシューラからデッキを作る」と言われる程にまで構築の出発点を築いていたカードですが、
次のカード「ダスト・シュート」とも共通点を持ったカードと言えます。

・ダスト・シュート
最強の使用率を誇った、「先攻の優位性」をわかりやすく主張する大変強力なカードです。
トリシューラとの共通点は、どのデッキにも入り、さらには本来見えない(非公開情報である)手札に
干渉できるカードであった事です。

これら二枚が失われる事で、特にコンボデッキは恩恵を受けるようになるのではないでしょうか。

・スポーア
・グローアップ・バルブ
フォーミュラ・シンクロンが本当に扱いにくくなります。
また、アドバンテージを得ながらシンクロが可能となるチューナーであったため、それが出来なくなる事で、
相手の罠を踏んでしまうとシンクロ召喚によって背負う負担が大変大きくなるだろうと予測できます。


●新制限
《神秘の代行者 アース/The Agent of Mystery-Earth》
《TG ストライカー/T.G. Striker》

デッキタイプとしては「TG代行」からのみ、パーツが規制されました。

・神秘の代行者 アース
ストラクチャーデッキのカードで初めて規制がかかったカードかもしれません。
「チューナーである」「出すだけで、カードが1枚増える」「名称:代行者」など、
非常に優秀な要素が多くあった一枚です。
特に大きいのは、「名称:代行者」が減るため、マスター・ヒュペリオンが
間接的に使いにくくなることではないでしょうか。

・TG ストライカー
「TG代行」のワンキルパターンに必ず含まれていた一枚です。
「TG」の起点となるカードで、召喚権を消費することなしに展開パターンが増えるため
大変強力なカードでした。

●準制限
《マシュマロン/Marshmallon》
《ライトロード・サモナー ルミナス/Lumina, Lightsworn Summoner》
《緊急テレポート/Emergency Teleport》
《紫炎の狼煙/Shien's Smoke Signal》
《レベル制限B地区/Level Limit-Area B》
《Reborn Tengu》
《激流葬/Torrential Tribute》
《血の代償/Ultimate Offering》

準制限カードが大変多く並びます。

・激流葬
リストの中で最も重要な緩和と言えます。
特に大切なのは、「二枚使える」ことではなく「相手に二枚目を使われる可能性がある」という事。
二回の激流葬を意識する必要が出てくるため、デュエル中に頭が締め付けられるような思いをする場面が
増えてくるのではないでしょうか。

・マシュマロン
・レベル制限B地区
初心者大会ではバーンデッキが支持されてたなぁ、と思い出が蘇るカードたちです。

・ライトロード・サモナー ルミナス
ライトロードの緩和は確実に来ると思っていたので予想通りの一枚です。
その根拠は、「現状複数デッキタイプが存在する中、ライトロードと旋風BFだけが存在しないから
復権させる必要がある」と考えたからです。
とはいえ、ルミナスと裁きがいてもなお強くないのが今のライトロードなので、
まぁ良いんじゃないでしょうか。

・血の代償
それに反して、「代償ガジェ」に対して規制がかかっています。
確かに二枚でデッキのモンスターを全て引き切りながらエクシーズモンスターをばしばし
出していけるカードで、今も十分危険であるにも関わらず今以上に危険なカードに化ける要素が
あるため順当な規制と言えます。
ただ、「代償ガジェ」が減りつつあるし対抗馬の「代行天使」にも規制をかけたなら
触らなくても良かったんじゃないかな、と個人的な感想を持ってます。

・緊急テレポート
・紫炎の狼煙
ファンが多いドローサポートたち。
緊急テレポートが現役だった時と異なり今は強欲で謙虚な壺もあるため、よりデッキが
回しやすくなってると思います。
デッキは作りやすいカードですね。
特に今モンスターが強いので、六武衆には頑張って欲しいです。

・Reborn Tengu
そんなカード知りません。

●制限解除
《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》

制限解除は一枚のみ。まさかのリビングデッドの呼び声です。
いま思うと、激流葬二枚・リビングデッドの呼び声三枚の遊戯王は久々な気がします。

登録タグ: 遊戯王  カード考察  新制限  ルール改訂 

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テーマ:日記投稿日時:2012/02/26 22:25
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