水曜日は魔法使い

辺境の地、徳島の片隅にて毎週行われるTCG対戦会の記録

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Burn My Dread

MTGプレイヤにはゼクスを、
ゼクスプレイヤにはMTGを触ってもらいたい。
もうそうなってるよって人には先攻を譲りたい。

前回に引き続き、今度はMTGで焼き切れなかった話。

赤単マッドネスデッキを使用してフリープレイを行った。
マッドネスとは手札から捨てる時にそのカードを唱えてよいよ、という能力。
なんらかのコストとして手札を捨てるよう要求されたとき、
本来ならただ捨てられるだけのカードを有効利用できるというわけだ。
しかもマッドネスで唱えたほうが、本来のコストより安く済んだりする。得。
ゼクスで例えるなら…エヴォルシードが少し近いメカニズムか?

デッキの主役になるマッドネス・カードは《癇しゃく/Fiery Temper》。
通常は3マナで3点のダメージを飛ばす非効率なインスタント呪文だが、
マッドネスを経由することでダメージはそのまま、コストは1マナにダウンする。
1マナ3点といえば、古の超優秀火力呪文《稲妻/Lightning Bolt》そのもの。強い。

マッドネスというメカニズムも、《癇しゃく/Fiery Temper》というカードも、
過去に発売されたセットから今回再録された既存のメカニズム、既存のカードだ。
これらの初出は、2002年の2月に発売されたセット《トーメント》。
オデッセイ・ブロックの1番目の小型エキスパンションで、意味は「苦痛」。
…だそうである。Wikiは本当に便利で助かる。

2002年!オデッセイ・ブロックがもうそんなに昔。
世間的にはFIFAワールドカップの年で、ポルノが《Mugen》を歌っていて。
プレステ2で《キングダムハーツ》が発売されたりしている。
このあたりが日本MTGの最盛期、そして低迷が始まった時期だったような…。
何はともあれ、あの頃も自分は赤いデッキで《癇しゃく/Fiery Temper》を手札から捨て、
2016年の今も、捨てた《癇しゃく/Fiery Temper》をマッドネスで唱えている。
1マナで3点。昔と同じ、速くて熱い一撃を放って敵を焦がすのだ。

…フリーの結果は大敗だったわけですけど。
前回のゼクスといい今回のMTGといい、主役のカードは活躍してくれるのだけど残念。
赤緑ランプが相手だったため、全体火力にクリーチャーを焼き払われて投了。
火力を減らしクリーチャーの層を厚くして、序盤の打点を上げるのが今後の課題か。
赤単で全体除去から生き物を守ってあげる方法は、ちょっと思いつかない。
マッドネス《癇しゃく/Fiery Temper》の快感は健在だったので満足。

次回の対戦会では、
MTGは赤単を引き続き調整、新しく青単のデッキを試験運用する予定。
ゼクスはヴェスパローゼを使用したデッキと対戦予定、こちらもなにか新デッキの用意を。


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テーマ:水曜対戦会投稿日時:2016/05/21 01:50
TCGカテゴリ: Magic: The Gathering   Z/X -Zillions of enemy X-  
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