更新日 | TCGタイトル | デッキ名 |
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2015/01/06 | ChaosTCG | お手軽ゆゆこ |
前回→http://tocage.jp/blog/10845/1419735701.html
今回は番外編という事で、トライアルデッキとコモン、アンコモンを中心に構築した安価デッキを紹介します。とりあえずTDだけ買って遊んでみたけどそれでは物足りなくなったという方や、ブースターを買ったは良いがネット上のレシピはレアが何十枚も入っていて参考にならないと思った方向けのデッキです。
ここでは<妖々篇>TDの幽々子をパートナーにしたデッキを紹介します。TDのパートナーで最優秀とされる美鈴ではなく幽々子を選んだのは中の人が美鈴より幽々子の方が好きだからです(((
…というのも嘘ではないですが、プレイングが少し難しいというのが幽々子を選んだ一番の理由です。
ChaosTCGではこの幽々子のような能力を持つパートナーを総称して「ゴヴニュ嫁」と呼びます。この「ゴヴニュ嫁」をパートナーに据えたデッキは性質上、なるべく多くのキャラでアタックする必要があります。ですが、何の考えもなしに全てのキャラでアタックしてもダメです。もちろん、アタックする順番も非常に大切です。こうしたアタックするかしないかの選択やアタックの順番といった要素は混沌符上達に必須のプレイングです。
◇構築の縛り
このデッキは
・TDは1個のみ
・混沌符ネオスタンダードで構築する
・レアは出来るだけ複数投入を避ける
という条件のもと構築しました。
他ゲーの安価デッキのレシピを見ると安価なレアを活用している場合が多いです。しかし、混沌符はシングル買いが困難なので他ゲーのようにショップで安価レアを漁ってデッキを構築するという訳にはなかなかいきません。大半の方が最初はブースターから引き当てたカードでデッキを構築する事になるでしょう。ですので、レアはなるべく使わず、投入しても1枚か2枚に抑えました。
このような縛りに従って構築したので、このデッキには改良の余地が相当あります。このレシピに入れていない高額なレアを入れたり枚数を妥協したレア、TDのカードを増やしたりすれば当然より強いデッキになります。ですが、コモン、アンコモン、TDだけでももっと強くできると思いますので自分なりに改良してみてください。
◇各カードの投入理由とか
キャラ
・妖夢
セット装備するだけで貫通がつくのは偉い。TD産なので入手も容易。耐久力が低いのが玉に疵。
・紫
U:復帰しつつ単騎エクストラにつなげる。
R:貴重な貫通持ちでそのままアタッカーとして機能するがU3枚に変えてもOK。
・藍
TDでも良いが縛りの関係上携帯が2枚のみなのでその代わりとしてイベント回収の方を採用。
・橙
C:初手で出してもドロソとして機能する上控えに藍が落ちているだけでこれ1枚からエクストラに繋げられるのは優秀。
TD:橙ネームは全てCにしたいところだが復帰もスペースも足りないのでやむなく枠を2:2で分割しこちらを投入。
・メルラン
復帰要員&エクストラ素材。
・リリカ&ルナサ
貴重な低レアリティのアタッカー。能力で崩しを補助出来るのも偉い。メルランで拾えるので2枚あれば十分。
・魔理沙
携帯や京人形の効果をもう一回使える。相手のセットでも戻せるためこのデッキが苦手とする通信機や焼きメタセットを一時的に除去する事も可能。
・咲夜
TD:エクストラ素材。妖夢が能力でセットを要求するためこのデッキとの相性も良い。
R:コストは重いが大抵の場面で役立つ。たまに相手のアリーナが焦土と化す。縛りの関係上1枚だが出来ればTD咲夜を1~2枚削ってこちらを増やしたい。
イベント
・凹む&獄神剣
主に焼きメタやなかなか焼き切れないスキル無効を処理する。獄神剣は2個目のTDを買ったら凹むに代えるべし。
・鬼符
1回でも多く殴りたいこのデッキにとって躊躇無く全軍突撃出来るようになるのは非常にありがたい。本当はもっと入れたいので追加のTDを買ったら増やすべし。
・時符
基本的に自分のキャラがほとんどレストの状態でターンを渡すので鬼符と同じくらい必須。単騎エクストラ紫をスタンドすると強い。
・霜符
他のデッキ程必須ではないけど1枚あるだけで安心する。混沌符はワントップ型のデッキが多いので特に。無くても平気かもしれない。
・桜符
毎ターン確実に全キャラを表にしたいデッキだがキャラの能力だけでは復帰しきれない時が多々あるため。登場権を復帰要員に使いたくない時にも便利。
・方符
霜符と同じく、これも他のデッキ程必須ではない。他に優先したいカードがあればさっさと入れ替えた方が良い。
・うたたね
相手のパートナーがレベル4になったら使う。レベル3の場合でも決着をつけるターンなのであれば使ってOK。本当は2枚入れたいので手に入ったら増やすべし。
・結界
このデッキにおいて崩しの基本となるカード。Cなのも偉い。枚数は要調整。
セット
・携帯
これだけは流石に1枚で妥協出来なかったので2枚。ほとんどの場面で役に立つ。
・京人形
序盤の崩し用。魔理沙を使えば4点飛ばせるし、終盤は他の焼きの補助として有用。
・エアマット
妖夢に持たせると強い。Rな上、他のセットに比べ優先度が低いので1枚。
エクストラ
・藍&橙
復帰要員。紫が主要なアタッカーであるためドロー能力も無駄にならない。
・橙
1、2枚のキャラが多いので回収は必須。妖夢が引けない時にも。
・藍
アタッカー。
・紫
同上。
・魔理沙&橙
崩し要員。攻撃力も十分。
・咲夜&メルラン
何度も使える崩し要員。妖夢と同じくらい重要。
・藍&紫
最強の崩し要員。ピン6と合わせればパートナーだって焼ける。
◇基本的な動き
・序盤(~2ターン目)
初手のキープ基準は妖夢がいるかどうかです。妖夢がいればよほど酷い手札でない限りキープしてOKです。出来れば1ターン目、遅くとも2ターン目には妖夢を登場させましょう。2ターン目からダメージを通していくためにも小型キャラはどんどんエクストラキャラにしましょう。バトルフェイズは妖夢からアタックしてください。
・中盤(3~4ターン目)
アリーナが埋まりだすこの辺りが勝負どころです。イベントカードやエクストラキャラの能力でフレンドを全てガード出来ない状態にして全キャラで攻撃し、相手のデッキを吹き飛ばしましょう。焼き系の効果を組み合わせてパートナーを裏にできたらチャンスです。一気に勝負をつけましょう。妖夢からアタックするのは変わりませんが、この辺りはアタックの順番によって叩き込めるダメージの量が大きく変わってくるのでよく考えてアタックしてください。鬼符はこの辺りで使っても構いません。
防御札は最低限しか入っていません。闇雲に使わずどうしても必要な時だけ使いましょう。
・終盤(5ターン目以降)
相手のパートナーがレベル4になったら次の自分のターンに決着をつけましょう。フレンドを退かして相手のパートナーにうたたねを使えば勝利は目前です。
◇改良案
このデッキの強化に使えるカードを紹介します。縛りの関係で採用できなかったRが中心となりますが、U、Cもいくつかあります。上記のデッキを弄る際の参考になれば幸いです。
・剣術を扱う半人半霊「魂魄 妖夢」
TD妖夢の上位互換とでも言うべき存在。地味に回収効果持ちのカードが多いので能力は誘発しやすいと思います。高パワー貫通+タッチレストでパートナーでのガードを強要出来るのが強い。
・マリオネットパラル「アリス・マーガトロイド」
・エクスターミネーション「博麗 霊夢」
ネームが霊夢で復帰登場な点がエクストラ素材として優秀。このデッキでは殴れない置物は邪魔なだけなので能力はあまり使わない。
・“東方妖々夢”「霧雨 魔理沙」
これ一枚で最大10点分の攻撃力を上乗せ出来るパワーカード。
・セット破壊
スペースの関係で入らなかったものの、焼きメタセットが怖いので。
・妖々夢 ~ Snow or Cherry Petal「博麗 霊夢」
霊夢を採用する理由になるカード。霊夢登場→エクストラ→レベルアップで最大3体のキャラを復帰出来る。
・春風の夢「霧雨 魔理沙」
手札消費0で焼ける。京人形などの他のカードと組み合わせれば容易にパートナーを裏に出来る。エクストラ→レベルアップで10点飛ばす動きを頻繁にするため、入れる場合は最低2枚が基本。
・“東方妖々夢”天空の花の都「リリーホワイト」&「プリズムリバー三姉妹」
崩しとアタックを同時にこなせるのでデッキとの相性は良い。ただし咲夜&メルランと共存出来ない上、デッキと相性の良いリリーがない。
・Stage4 雲の上の桜花結界「霧雨 魔理沙」&「リリカ」
少しでも多くのダメージを与えたいこのデッキにとっては1点の直ダメでもありがたい。
・“東方妖々夢”Perfect Cherry Blossom.
最終ターンだけど十分に焼けないという場合に役立つ。混沌符では15/10貫通でも十分強力。元々の能力は消えるので注意。そして飛んでくる懇願
・“東方妖々夢”剣客ふたり「十六夜 咲夜」&「魂魄 妖夢」
咲夜&メルランを採用せずにこちらを採用するのもアリ。エクストラなので大型の妖夢よりも出しやすく、しかも攻撃力は大型キャラ並みで貫通持ちという出来る子。これを採用する場合、妖夢は獄界剣?二百由旬の一閃「魂魄 妖夢」がオススメ。
いかがだったでしょうか。このように、混沌符は安価なカードだけでもそれなりのデッキを構築出来るという事が分かっていただけたと思います。もちろんRの強力なカードが揃っているに越したことはないですが…
このような安いデッキはカードがあまりない時期だけではなく、2個目以降のデッキを増やしたくなった時にも役立つので混沌符に慣れた後でも何かと便利です。デッキが2個あれば一人で対戦出来るようになって便利ですし。
予定より大幅に遅れてしまいましたが、次回はいよいよ最終回です。主にChaosTCGネオスタンダードについて書く予定です。
第5回は1月末頃の予定です。
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テーマ:東方混沌符入門 | 投稿日時:2015/01/06 23:49 | |
TCGカテゴリ: ChaosTCG | ||
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